投資信託の収益は円安効果で過去最高益を更新しました。
とはいえ、株価指数は下がっているので、レバナスETFは下落しており、プラスマイナスゼロという感じになっています。
米国株投資を円建てでやっている限り、為替の影響からは避けられません。
指数が下がっても円安で上がることもありますが、指数が上がっても円高で下がることだってあります。
ダブルで上昇することもあれば、ダブルで下落することもあるので、本当に何とも言えません。
長期投資の場合、為替の影響は小さいので気にしない方が良いという話は良く聞くことですが、それでも、1日の値動きで一喜一憂してしまう個人投資家にとっては、為替を無視することは難しいと思っています。
無視するのではなく、上手に付き合うことが大切かなと思いますね。
月曜日の米国相場は、今週に開催されるFOMCやCPI指標の発表、ブロードコムの決算発表がありますから、それを見極めたいという感じで様子見になっている感じがします。
結局のところ、利下げはいつから行われるのかが争点なので、その時期を見極めたいだけですよね。
なので、株価は底堅いと思いますし、あとは米国債利回り上昇との関係だけかなと思います。
企業の業績が悪ければ、それは逆業績相場になってしまいますが、今のハイテク企業はAIブームで決算の見通しが良いばかりですからね。
多少、銘柄によっては浮き沈みがあると思いますが、相場全体としては、AIブームと利下げ期待で進んでいると思います。
とはいえ、ここからの追撃入金は非常に難しい判断です。
相場が悲観ムードの時の方が、これからの反発・上昇に期待して追撃しやすいのですが、相場が好調な時ほど追撃は慎重にしなければなりません。
持たざるリスクがある時ほど、追撃入金はリスクが高いということです。
■相変わらず最高益更新中
ひとまず、投資信託の収益について示します。
過去最高益更新中ですが、何にせよ、今週はFOMC、CPI経済指標、ブロードコムの決算発表ですから、一喜一憂しても仕方ありません。
水曜から木曜にかけてはボラティリティが高いと予想していますから、振り落とされないように、しっかりと気持ちを引き締めて相場を見たいと思います。
上がる可能性もあれば、下がる可能性もある、全ては利下げの時期の見極めです。
そして、ブロードコムの決算発表で、エヌビディアを追従できる企業であるかの結果になります。
私は、新NISAでFANG+インデックスに積立投資していますから、構成銘柄の10社の決算には敏感です。
決算を受けて、トレードをするわけではないですが、しっかりと状況を確認しておく必要があると思っています。
まずは火曜日までは様子見、水曜日からはCPI経済指標があって、FOMC後のパウエル議長の会見、ドットプロット、そして、ブロードコムの決算発表という流れになります。
水曜日の場中、そして、引け後のアフター、ここはかなり値動きがあると思いますから、要注意だと思います。
■エヌビディア10分割の影響はあった?
昨日の米国市場は、エヌビディアが10分割後の最初の取引日なので、どうなるかな?って興味があったのですが、相場が開いた直後はマイナス圏になっていました。
分割後は上がるという期待感で買われていた部分もあると思いますから、噂で買って事実で売るという相場の格言どおりになったような気がします。
SOX指数が好調だったので、エヌビディアだけがマイナスというのは不思議でした。
とはいえ、そのマイナス圏もいつまでも続かなかったです。
指数全体がプラスとなり、それと同じようにエヌビディアもプラ転して、引けは結局プラスで終わりました。
利確勢や買いたい勢の攻防になるかな?と思ったのですが、それはあまり値動きとしては大きな影響は無かったように感じますが、一応、分割後の売りは一巡したようにも思えますので、ここからは10分割後の取引がきちんと始まりそうな気がします。
それにしても、エヌビディアのNYダウ平均への採用がかなり本格的に噂になってきていますね。
10分割にしたのは、その意図もあるでしょうから、噂が立っても変ではありません。
大きな指数に採用されるということは、その指数による影響も大きく受けることになります。
逆にエヌビディアがNYダウを引っ張る可能性もあるので、本当に採用されると、ちょっとNYダウ平均が楽しい指標になりそうな予感がします。