受験生の2学期がこんなに忙しいものだとは知らなかったです。
娘が通っている塾は、それなりに合格実績のある塾ではありますが、やはり、その実績に応じたカリキュラムが組まれていると思うことがあります。
というのは、簡単にいうと、何もすることが無いという暇がないのです。
常に、宿題や課題に追われていて、さらに、模試テストなどが頻繁にあります。
もちろん、学校が始まっていますので、学校の授業で放課後までは時間が取れないですし、学校からの宿題や課題もあります。
もうすぐしたら定期テストも始まります。
そんななかで、しっかりと付いていかないと完全に置いて行かれますし、一度、課題が溜まってしまうと、消化する前に次の課題が出てくるので、全部をこなすはかなり難しくなります。
私自身が中学生のころはそんなに勉強したことは無かったので、娘を見ていると、こんなに勉強するものなのかなとちょっと驚きがあります。
とはいえ、これくらいの勉強量は同じ塾に通っている人で、上位の高校を狙っている人はみんなやっています。
言ってしまえば、やる子がいる限り、自分は脱落すると、追いつけなくなるということです。
公立トップ高校の先生が、先日に学校説明会に行った時に言われたことが、「あの塾に通っていたらハッスルしているでしょ?」って言葉です。
この塾に通っている生徒はそれだけの勉強をやってきているということでしょう。
といっても、その高校の合格者全員がその塾出身ではないので、他の塾生でもしっかりと勉強している人はしているということです。
逆にいうと、これだけハッスルしているような塾に通っていても、合格できない可能性が十分にあるということです。
なので、これだけ課題を出して、勉強させているってことでしょうね。
ここ最近、これが分かったことです。
■宿題や課題に追われる日々
2学期になって通常授業になっています。
通常授業は、週に4日あり、全部で7コマです。
なので、これらのコマの宿題があります。
2年生や1学期まではこれだけの宿題をこなすだけで良かったのですが、2学期になると、これらに加えて、補講という形で授業が入っています。
さらに、日曜日に日曜特訓というのもあり、これらの授業にも宿題があります。
したがって、授業コマ数が増えていることで、宿題が増えているのと同時に、授業を受けることで宿題をやる時間が減っているということです。
加えて、模試テストが毎月1回はあります。
名前を変えてあるのですが、公開テストや合格判定テストなど、とりあえず偏差値や合格判定がされるテストが毎月あるのです。
これの準備もしないと、点数が取れなければ、テストを受けている意味がありませんし、テスト勉強するからこそ実力が付くわけですから、しっかりと準備したいところです。
なので、勉強時間が圧倒的に足りないという感じがあります。
■平日最低6時間、休日14時間は捻出したい
とはいえ、受験生ですから、毎日勉強していても全く不思議ではありません。
勉強するか、しないか、ではなく、毎日どれだけの勉強時間を取るかという話だということです。
一般的に、中学受験の場合、1日6時間くらい勉強するように言われますし、大学受験生でも1日8時間は最低限勉強するように言われます。
小学生の場合は放課後は早いので6時間の勉強時間は取れますが、高校生の場合は授業終了の時間が遅いので、隙間時間を上手く利用して細切れ時間を大切にしなければならないですし、中には内職と言って授業時間に問題集をやるなどして時間を捻出するということが必要になってきます。
高校受験の場合はどうするのか?って話ですが、中学生は内申点があるので、なかなか内職は難しい部分があります。
けれども、2学期になると、部活動も終わっていますから、16時頃からは勉強時間を取れるようになってきます。
6時間だと短く、8時間までは取れないかもしれませんが、最低6時間以上は勉強したいところです。
その場合、休日にどれだけ勉強できるかどうかですが、12時間だとちょっと短いと思います。
24時間で12時間勉強だと、睡眠と食事・風呂と自由時間で12時間ですから、これは長いです。
7~8時間寝たとしても、食事や風呂は長くても2時間以内に抑えて、14時間は勉強したいところです。
これができるかどうかで決まってくるのではないかと考えます。
勉強するには、目標が大切です。
大学受験生や大人であれば、入試からの逆算ができるのかもしれませんが、中学生となると、どの逆算はなかなか難しいです。
なので、いかに用意されている課題をこなしていくかで、実力を付けていく必要があると思っています。
もちろん模試テストで点数を取っていくことを目標にすることになりますが、その前には授業の宿題や課題などで基礎固めをしっかりとやる必要があります。
自分で参考書を探して、自分で計画的に実行するのって結構難易度が高いので、中学生の場合は塾のカリキュラムを利用していくのがやり易い方法だと思われます。