なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

教育投資の収益率は7%程度だと言われているが、教育の時期が大切で、できるだけ早く!!

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子どもへの投資の利回りは7%程度だと言われています。

以前の記事から7%ということは書いてきましたが、利回りという言い方は少し変かもしれませんね。

「教育投資の収益率」と言った方がいいかもしれませんね

でも、この収益率はマネーの投資と違って、現物に見えにくいものですから、どの程度が頃合いなのかというのが問題視されることが多いです。

本日は教育投資のなかで、年齢別の話を書きたいと思います。

■教育と運用は何もしなければリターンは無い

家庭における教育は非常に難しい問題です。

一番の問題で、最も興味関心があることと言えば、やはり教育資金でしょう。

世帯収入と子どもの数にもよりますが、お金のかけ過ぎを問題視されることが多いです。

確かに、投資対効果が見えにくい上に、親としては子どものためだということで、上限無く投入してしまう可能性があるので、制御の意味を込めて提言されているのだと感じます。

ただ、私の感覚としては、まずは生活が出来て、貯蓄が一定以上可能になっていたら、子どもへの投資はある程度無理をしてでもかけた方が良いと思っています。

自分自身が経験したことからは、教育にお金をかけてくれない親は、子どもからすると何故だと思うこともありました。

やる気のない子どもに多額のお金をかけるほど無駄なことはないですが、子どもにとっては親によって、できること、できないことが決まってくるので、やはり子どもが将来において辛くならないように親は家計を考えなくてはいけませんよね。

結局は、親の収入によって子どもへの投資額が決まってくるのは事実ではあるのですが、世帯収入を上げることと、支出を抑えて、貯蓄や教育にお金を回すことは、家系にとっても重要だと思います。

私自身、父親の職業が不安定だったことから、最も子どもにお金がかかる時期にリタイアしていました。

かといって、母親もまともに働くわけではなかったので、世帯収入としても不安定ですし、世帯環境そのものが不安定だった記憶しかないです。

でも、それを引きずって、自分の子どもにも同じ教育環境を与えてしまうと、変わっていかないと思うのです。

すでに年齢も高く、働いてしまっている自分への投資をやってもリターンは見込みにくいと思いますが、子どもに投資をすることで、子どもの世代、さらにその子どもの世代と家系への良い影響を与える可能性があると感じるのです。

しかしながら、それは絶対ではなりません。

お金をかけたからといって、子どもが優秀に育って、豊かに暮らし、さらにその子どもに良い影響を与えるという好循環は確定ではないということです。

それは、株式投資などによる運用のリターンと同じですね。

子どもに資金を投入したからといって、必ずリターンがあるわけではありません。

ただ、何もしなければリターンもないわけです。

子どもであっても、ある程度の投資は必要だと言わざるを得ないと思います。

■年齢の若い時期の教育が収益率が高い

投資の時期はいつが良いのか?

私自身が子育てをしてきて、周りの家庭や親を見ていると、ちょっと遅いのではないか?と思えることが多いです。

急に中学受験を志して塾にいれたり、学校で英語の授業が始まってから英語教室に通いだしたり、何だか遅い気がします。

その訳は、おそらく、周りの人の影響を受け過ぎているからです。

周りの親たちが子どもにお金をかけ始めて、自分の家庭も同じようにと焦り出すのです。

でも、なぜか、幼児期や小学生の時は、焦りが少ないです。

一番の理由は、小さい時は勉強しても・・・という考えです。

しかしながら、その考えは長く続かず、中学生手前の中学受験時期や、中学校に行ってから高校受験などになると急に焦り出すのです。

私からすると、遅いと感じます。

それほど遅くに急にお金をかけても、費用対効果は限られると思っています。

自分自身が子どもの時のことを考えても、小さい時に始めたことは何よりも効果があったはずなのに、それが大人になっても教訓として生かされていないということです。

ある研究によると、年齢の若い時期が最も教育投資に対する収益率が高く、年齢と共に下がっていくという研究結果があります。

このように結果は、別に研究内容の詳細を見なくても、自分自身で体験していることなので、自分の子どもには教訓を生かせば良いだけなのに、何故かできない親が多いということです。

■英語は少しでも早い方が良い、その訳は

我が家では英語に力を入れて教育をしていますが、私も妻も一切英語ができない家庭です。

実際、娘は私よりも英語ができるようになっていますが、上には上がいるもので、英語に力を入れている家庭はもっとすごく、子どもは娘よりも英語が上手です。

でも、少し環境を外して眺めてみると、全く英語をやっていない子も多いのも分かります。

必ずしも英語が全てではありませんし、注力する分野が家庭によって異なって当然なので、英語に特化するべきではありません。

ただ、我が家で英語をやっているからということで、近所の子の親が急に焦り出したということを聞きました。

きっかけは何なのかな?と思うと、学校で英語の授業が始まって成績がつくからということです。

私からすると、始める年齢が遅すぎます。

何もやらないよりもやった方が成績は上がると思いますが、ただそれは、学校の成績が他の子よりもちょっと優れている程度しかなりません。

お金をかけても効果は大きくないです。

お金をかける親も大変ですし、勉強する子も大変です。

急に焦るのではなく、もっと先を見て、子育て・教育をした方が良いのにな・・・と感じます。

といっても、私自身も完璧ではないですし、かけられるお金も限られていますから、当然ながら、取捨選択していますし、教育方針は当然あるわけですけど。