今日6/18は、大阪中心に大きな地震がありました。
朝の8時頃、会社にいた時に地震にあったので、かなりビックリしました。
こういう時こそ冷静に対応しなくてはいけませんが、日頃の地震避難訓練が役立っているのか?と不思議に思うこともチラホラ。
ニュースも気になりますが、やはり最初は身の安全を守らないといけないので、屋外に出ることが必須なわけですが、建屋から出ない人も多かったです。
余震の怖さを知らないのだな…と私は不思議に思っていました。
あまり地震のことは書きたくありませんが、少しだけ感じたことを書きたいと思います。
■非常時の行動がその人の素質
このような非常時に、冷静に行動できる人ってすごいなと感心します。
通常業務の時は強気なことを言っている人も、この非常時には何もできない人もいました。
結局は自分のことしか考えない人は、非常時も自分のことしか考えず、自分の業務をするだけで、復旧確認などの非常時の作業は全く無関心な人もいます。
今日思ったのは、非常時マニュアルというのがあっても、本当に起きた時にはあまり役に立たないなと感じました。
結局は、指揮を取れる人が冷静になって、判断、指示、報告、整理ができることが重要で、臨機応変な行動がものを言います。
そして、常に安否確認と余震に備えることが重要だということです。
今日は、簡易な対策本部っぽい場所を臨時で作って対応しましたが、意外に効果的だなと感じます。
情報は一つの場所に集めて、常にメンバーの安否確認をしながら余震に備えながら、復旧活動をするということです。
こんな経験はあまりないと思いたいですが、こういう活動は頭のなかに残しておきたいと思います。
■非常食を食べた娘
娘は学校に到着していたのですが、避難訓練と同じように避難をして、徐々に帰宅していきました。
交通網はやられていたので、なかなか学校から出られなかったみたいです。
昼過ぎまで学校にいることになったのですが、給食が無かったので、非常食を食べたらしいです。
非常食のご飯は、水で1時間かけて元に戻すようです。
「え?1時間も待ってたの?」って聞いたら、「宿題しながら1時間待ってた…」と言っていました。
すごい経験をしたなと思います。
学校には緊急用電話を持参することを許されています。
学校に居るので電話してはいけないかなと思いましたが、こんな時だから緊急用電話の役割だよなと思い、昼前に娘に電話してみました。
その時は、体育館に避難しているときでしたが、電話で話せて、安心できたようでした。
後から聞くと、学校の友達も親から電話がかかってきている子が多かったようです。
■短いメールは誤解の原因
私は、会社に居た時に地震にあったので、家の建物の状況が気になって仕方ありませんでした。
電話は全く繋がりませんでしたが、LINE(ライン)は問題なく繋がりました。
妻に「大丈夫やった?」と送ったら、妻から「今、外に出た」とメールがきたので、会社の外に避難したのだなと思っていました。
後から聞いたら、地震の時は家に居て、何も被害が無かったから、会社に向かったということです。
「今、外に出た」というのは、会社の外に避難したという意味ではなく、会社に向かって外に出たという意味だったそうです。
昼過ぎに妻に電話したときに、「会社の復旧作業をしているけれど、家が心配やわ」と妻に言ったら、「え?家は大丈夫やったで」と言われ、先ほどの流れを説明されました。
私も早とちりしたのもいけませんが、メールの言葉は誤解されるものだなと思います。
短いメールは誤解があるので、きちんと伝えた方がいいですね。
■まだまだ被害
夜になっても、交通網が復旧していない地域もあるので、会社や学校から帰ることができない人も多いようです。
月曜日から、とても大変な災害になってしまいました。
哀しい被害もあり、とても残念でならないのですが、もう一度、避難や連絡手段を再確認しなくてはと感じます。