新型コロナの感染拡大により、中学生の娘の学校のクラスが学級閉鎖になりました。
登校したのですが、その日は全教科の荷物を持たされて、帰宅ということになったようです。
学校からの連絡の前に、先に娘から電話がかかってきたので驚いたのですが、とりあえずは平日で4日間ほど学級閉鎖ということになったそうです。
まあコロナ感染も、学級閉鎖も仕方ないとはいえ、ちょっと準備が遅いんじゃないかと思えることがありましたので、その件を書きたいと思います。
■学級閉鎖の開始
学級閉鎖はクラス内にコロナ感染が確認されたことで起こったのですが、実は学級閉鎖をする前から、かなりの人数は登校していなかったようです。
その理由は、兄弟のクラスが学級閉鎖になると、一緒に休まなければならないというルールがあるからです。
もう学級閉鎖は全く珍しいものではなく、ほとんどの学校で起きているのではないでしょうか。
学級閉鎖をすることでどこまで感染が食い止められるか分かりませんが、クラスターを防止するには仕方のない処置だと思います。
他にも、自主的に登校しないという家庭もあるようなので、学校があったとしても1/3くらいの人数は休んでいるそうです。
そのような人たちからすると、学級閉鎖の方が良かったのかもしれません。
どこまで学校の授業を重視しているか分かりませんが、普通に休んでいるだけだと、欠席扱いですが、学級閉鎖になると振替授業がありますからね。
けれども、学校の体制はかなり遅かったです。
■4日目にしてようやくオンライン授業
コロナ対策ということで、前々からタブレット端末を全生徒に配布されていました。
授業でも使っているようですが、やはりコロナでオンライン授業する必要がある場合には、この端末を全員持って帰って、家で授業を受けます。
そのために、端末のユーザーログインやオンライン授業用のアプリの予備練習までされていました。
けれども、そのような練習をしたのにも関わらず、学校の体制は非常に遅かったです。
4日間の学級閉鎖で、オンライン授業が行われるのが、4日目にしてようやくです。
1~3日目は自分で家庭学習をするように促され、何も課題すら出てきませんでした。
まあ、学校の宿題なんていらないのですが、それにしても3日間も放置するというのはいかがなものかなと思えてなりません。
いくらなんでも、次の日くらいにはオンライン授業が始められるような体制を整えておくべきだと思うのです。
これまで、かなりの時間があったのにも関わらず、すぐにオンライン授業を始められないというのは、学校の体制の脆さが浮き彫りになったのではないでしょうか。
■通塾もできずアーカイブ動画
塾からも電話がかかってきて、通塾も学校の学級閉鎖と同じルールにしているのだそうです。
ということで、4日間のうち、塾に通う日が2日間ありましたので、この2日間は欠席です。
塾の場合はアーカイブで授業動画が上がっていますので、それを見て勉強するしかありません。
授業はオンラインがあるのでそれで良いのですが、実は塾にかよっている大きな理由があります。
それが、小テストや復習テストのアウトプットです。
オンライン動画は便利ではあるのですが、小テストなどの問題を配布されるわけではありません。
したがって、テスト勉強もしなくなりますし、そもそもテストすら郵送されるわけではありませんから、様々な点で遅れが生じてしまいます。
それが一番の残念ポイントかもしれませんね。
とはいえ、授業に関しては、自分の都合の良い時に見れますから、娘はさっそく、学校のオンライン授業も無いので、塾の動画を見て勉強していました。
本当の日程よりも早く見ているので、その時間を有効に使って、テスト勉強に役立てたいと思います。
■自学自習・自調自考で自己コントロール
コロナ禍による学級閉鎖は冬休みの延長的な感じになりました。
学校から課題もなく、オンライン授業もすぐに開始されないということは、中学生は暇で仕方ありません。
結局、友達同士で会ったり、コロナ感染が心配なので、インスタ電話でグループ会話をしたりしているそうです。
コロナ禍なので、会ったり、遊んだりするのはどうかと思いますので、インスタ電話くらいはおおめに見ようかと思っています。
私が仕事で不在なのを良いことに、インスタ電話で盛り上がっているようなので、今の時代の学生はこのような感じなのかなと痛感しました。
まあ、勉強する時間と休憩する時間をきっちり決めて、自分の決めたノルマを達成できるようになると自己制御ができているので、良い事だと思います。
今のところ、学習スケジュール等は立ててはいませんが、状況によっては、毎日きちんと立てなければならないかなとも思っています。
でも、自分で時間をコントロールする能力も必須です。
自学自習、自調自考が出来ない人は、このコロナ禍でも成長できないと思いますので、是非との積極的に取り組んで欲しいなと願っています。