英検準2級の結果詳細が返ってきました。今回は残念ながら不合格でしたが、結果を見ておきます。
次回は来年度の秋頃のテストに受験予定なので、そこに向けて準備していきます。
春ごろにも第1回のテストがあるようですが、この時期は学校で集団受験をしないので、第2回に向けて準備していきます。
まあ、それくらいの方が良いです。春だと準備が短くてちょっとしんどいですから。
結果を見ると、(娘には失礼だけど)面白いほど得意/不得意が分かれています。
マークシートなのに、ここまでハッキリと分かるものだとは思いませんでした。
■準2級の技能別・要素別問題数
英検準2級のテストは下記のようになっています。
- リーディング 37問
- リスニング 30問
- ライティング 16点
問題数や得点が異なりますが、各技能毎に600点満点のスコア化されますので、問題数は関係ありません。
どちらかというと、ライティングの1点に対するウェートが大きいですので、ライティングは手を抜けません。
逆に、ライティングは採点方式のため、心象的に16点満点もなかなか与えてくれるものではないと思うので、6割程度を狙っていくのが戦略だと思います。
それぞれの技能での要素の問題数は下記のとおりです。
リーディング
- 短文の語句空所補充 20問
- 会話文の文空所補充 5問
- 長文の語句空所補充 5問
- 長文の内容一致 7問
リスニング
- 会話の応答文選択 10問
- 会話の内容一致選択 10問
- 文の内容一致選択 10問
ライティング
- 内容 4点
- 構成 4点
- 語い 4点
- 文法 4点
■リーディングは文法の勉強につきる
まず、リーディングに関しては、娘は『短文の語句空所補充』が苦手です。
おそらく、一般の中高生はここは一番点が取れるところだと思いますが、文法を知らない娘は本当に苦手なようで、時制が関係する問題などは意味が分かっていないようです。
逆に、長文系の問題は得意だと言っていました。
というのは、「長文はサラッと読んで、だいたいコレかな?って感じで回答している」と言っていました。
今回の娘の正答数ですが、
- 短文の語句空所補充 1問/20問
- 会話文の文空所補充 3問/5問
- 長文の語句空所補充 3問/5問
- 長文の内容一致 2問/7問
1.短文の語句空所補充は、1問しか正解しなかったようです。
適当にマークしても、3~4問程度当たりそうなものですが、逆に1問には驚きました。
一生懸命やりすぎて、引っかけ選択肢に本当に引っかかっているのかもしれませんね。
2.会話文の文空所補充と3.長文の語句空所補充は簡単だったと言っていました。
なので、やはり5問中3点と、ラッキーもあるのかもしれませんが、正答率が高いのだということは好きな問題なのだと思います。
4.長文の内容一致は時間が無かったらしいです。
まあ、この37問をライティングと合わせて75分ですから、小学生にしては少し長いテストなのかも知れませんね。
私が3級の時に、「ライティングを先にやらないと、ライティングが書けずに0点なら、他が満点でも不合格」だと教えたので、ライティングからやったようです。
これも戦略なので、それで良いと思います。
私の感覚では、4.長文の内容一致よりも、1.短文の語句空所補充で10問、半分正解を目指してほしいと思っています。
準2級の文法と単語は難しくなっていますが、ここから半年間の勉強で、伸ばしていきたいと思います。
■ライティングは練習あるのみ
続いて、ライティングの得点結果です。
- 内容 2点/4点
- 構成 2点/4点
- 語い 2点/4点
- 文法 2点/4点
全ての要素で2点でした。おそらく、可もなく不可もない文章だったのでしょうね。
娘は3級のライティングの勉強しかしていないので、レベルとしては3級です。
それも、英語ができない私がほとんど指導したものなので、英検協会のネットで公開している手法の書き方です。
今になってから、公開されている書き方を見てみると、考え→理由1・2→結論という流れを推奨されています。
何も知らない娘にしては、一生懸命書いて、全て2点を取ってきたのだと思います。
これから練習すれば、あと2~3つの要素で3点を取れれば良いと思っています。
これも何度も書いて、知らない単語のスペルを覚えるしかないです。
文法は私ではなく、もっと英語ができる先生に見てもらった方が良いのだろうと感じました。
■リスニングがここまで出来ていることに驚き
最後にリスニングの結果です。
- 会話の応答文選択 7問/10問
- 会話の内容一致選択 7問/10問
- 文の内容一致選択 6問/10問
リスニングは本当に得意なようです。この結果には驚きました。
恥ずかしながら、今になって過去問題を確認すると、準2級からは問題は1回だけの放送なのですね。
3級では2回読んでくれる問題もあったので、2回聞くと分かるということもあったようですが、1回だけだとかなり厳しいです。
さらに、選択肢が英文になっているものが多いのも準2級へのレベルアップの特徴かと思います。
3級のときは、単語が選択肢だったことが多かったです。
ここまでレベルアップしていても、この正解数なのは驚きました。
秋に3級を受けてから、この数ヶ月でさらにリスニングと英文の能力が上がっているように感じました。
■来年度のテストに向けて
テストの正答詳細を見てみると、やはり娘が弱点にしているところがそのまま結果に表れているように感じます。
準2級レベルの文法とライティング能力をつけることで合格が見えてくるような気がします。
1:2の個別指導で教えてくれている先生が、「スコアでリーディング50点とライティング50点は勉強すれば上がってくる」と娘に言ったようで、娘はやる気になっています。
来年度の小学4年生での準2級合格に向けて、勉強するのみです!
小学生用のテキストを買いました。3級の文法の復習からスタートする予定です。