中学生の娘は、英検準1級の合格を目指しています。
小学生の時に2級に合格してから、準1級合格を目指して取り組んでいますが、なかなか合格までに到達しないのが現状です。
年に3回ほど受験していますが、成績もバラつくので合格スコアまで少し距離がある時もあれば、もう一歩という時もあり、あと3~4問正解していれば合格できたという回も数回ありました。
できれば中学生の間に準1級に合格したいと思っているのですが、中学3年になり受験シーズンになると、英検受験どころの話ではなくなっています。
英検を受けに行くにも数時間かかるので、半日取られてしまします。
半日あれば学習を進めるのには十分な時間なので、英検を受ける時間があれば、他のことをやりたいという想いが娘にはあるみたいです。
仕方ないので、受験が終わるまでは英検受験は一旦停止にしようかと思っています。
英検は2024年から形式が大きく変更になります。
主にはライティングが2問になるのですが、今の形式の方が良いと思える人は2023年の間に受験をした方が良いです。
私個人的な感覚としては、ライティングが2問に増えることでリーディングが数問減るので、そちらの方が娘にとっては有利ではないかと感じる部分はあります。
けれども、ライティングの採点は基準が良く分からない部分もあるので、2024年の形式にならないと本当のところは分かりません。
ライティングの採点によるスコアが変わってくると、もしかすると、2024年になって急激に難関になるかもしれませんので。
結局は個人的な相性の部分もあると思います。
■高校受験に使えるなら大きなメリット
中学生の間に英検に合格するメリットって、もちろん、高校受験で利用できる制度があれば、それは大きなメリットです。
地域にもよりますが、公立や私立に関わらず英検合格による得点の振替というものがあります。
高校受験(中学生レベル)だと準1級は、100%換算とか、80%換算という入試が多いです。
これも受験校の難易度によって変わる部分が多く、中堅校だと100%換算ですし、難関校だと80%換算というところもあります。
一見、80%って聞くと、準1級にまで合格して80%なのか・・・と思うかもしれませんが、そのような高校って、入試で80点を取るのも難しい学校が多いです。
せいぜい、合格者平均が60点付近のところが多いので、そうなると、80点確定でそこで20点分のアドバンテージを貰えるというのは、大きなメリットになります。
■英語の目標にするメリット
英検受験のもう一つのメリットは、合否が出る試験で目標が明確になるということでしょうか。
先日、英検の準2級と2級の間に新設級が誕生するという話題がありましたが、これによって、高校生の時の目標が明確になります。
一般的に、5級~3級は中学生レベルになっていますが、3つの級があるので、1年に1つ合格するのを目標に学習を進めることができます。
高校生の場合、準2級と2級の2つの級が目標になるので、これが受験生サイドからすると、もう一つ級があればという感じだったみたいです。
特に、準2級と2級の壁が厚いという話が出ていました。
準2級までは合格できるけれど、2級になると急に難易度が上がるという話がありました。
その真意は分かりかねますが、2級を何度も挑戦して合格できないとなると、高校生(大学受験生)にとっては辛いのかなと思います。
確かに、娘も2級には苦労した覚えがあります。
もちろん、小学生ということもありますが、一次試験がギリギリで合格していたので、二次試験が合格できなかったです。
準2級までは二次試験で苦労した覚えがないので、2級になると急に二次試験が難しくなった感じがしました。
一次試験でギリギリ合格しても、二次試験ではきっちりと落とされるということです。
この辺りは、スピーキングに弱い今の日本の高校生だと厳しいところなのかもしれません。
中学生の間に準1級に合格できれば良かったのですが、まずは高校受験を優先するということで、英検は一休みということにしたいと思います。
もちろん、受験が終われば、2月の後半や3月にはS-CBTの英検を受験しに行くつもりです。
その時にはすでにライティングは2問になっていますので、少し練習はしていかないといけないかなと思います。
まあ、大学受験に使えるといっても、過去2年縛りがあったりするのが普通なので、実は中学生の間に準1級を合格するメリットで受験利用に関してはあまりないんです。
けれども、英検も継続して受験すると、苦なく取り組めると思っています。
少しでも期間が空いてしまうと、英検に慣れるのも時間がかかりますので、ここは合格、不合格に関係なく、受験は継続しようかなと考えています。