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【大阪府高校入試「英語」外部検定活用】実益もあるが英語学力向上が最大のメリット

英語の学習をどのように進めていくかについて、何をやったらいいのか分からない、自分の実力がついているのか分からない、そのような声があるようです。

確かに英語の学力を測るのは難しいのかもしれません。

大学入試が目前に迫っている場合であれば、大学の過去問を解けるようになっていればOKという指標がありますが、高校1年生とか中学生などになると、そもそも大学入試の過去問なんて解けないですから、あまりにも目標が遠くにありすぎるかもしれません。

中学生の場合、基礎固めを確実にやっていくべきかと思いますが、とはいっても、単語・熟語・文法だけをひたすら暗記しているだけでは飽きてしまいます。

目標が無いと力が入りにくいということもあると思います。

私個人的には、英語を多方面から勉強するために、オンライン英会話と英検受験は意味があると思っており、それを取り入れています。

調べてみると、都道府県のなかには、英語資格により、高校受験の英語の点数が確定するなど、非常に恵まれている地域もあるのだなと思い、それについて書きたいと思います。

■英語の外部試験による読み替え

今回取り上げるのは、大阪府の公立高校入学者選抜の英語に関してです。

大阪府では、外部機関が認証した英語力判定テストのスコアを活用することができ、具体的にはスコアや合格級によって、読み替え率が決められています。

現在は、TOEFL iBT、IELTS、英検の3つです。

中学生にとって最も身近なのは英検だと思いますが、留学生などは、TOEFLやIELTSの方が馴染みはあるようです。

YouTubeでもモリテツ先生などは、留学ではTOEFLやIELTSのスコアの方が必要だから、これらの点数を取れる学習アドバイスをされていました。

この活用でお得だと思えるのは、大阪府の英語の入試問題は、基礎的問題、標準的問題、発展的問題の3種類に分かれており、各学校でどの問題を採用するのかは変わってきます。

そして、例えば、英検2級の合格により読み替え率が80%となるのですが、発展的問題の最も難しいものでも、読み替えしてくれるのがとてもラッキーだと思えるのです。

仮に準1級を取得すると、読み替え率100%となり、入試の英語が受験する前から満点確定です。

それぞれテストの読み替え率を引用しておきます。

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(引用:大阪府公立高等学校入学者選抜における学力検査「英語」、入学者選抜における英語資格(外部検定)の活用について)

■準1級は難しいけど2級ならいけると思う

我が家ではTOEFLやIELTSを受験したことがないですので、これらのスコアを取る難易度が分かりません。

ただ、英検は受験していますので、2級や準1級が、どの程度の難易度かはおおよそ判断できます。

感覚としては、2級であれば、たとえ文法を知らなくて、英文が読めなかったとしても、リスニングとライティングの対策をすれば、一次試験は突破できると思います。

二次試験がちょっと大変かもしれませんが、練習をしまくって、型を覚えてしまえば、何とかなります。

なので、私の感覚では2級までは中学生の間に十分可能だと思えます。

準1級となると、大学受験生でも厳しいので、中学生だとかなり対策をしなければ大変だと思います。

我が娘も、そこそこリスニング能力がありますが、それでもリスニングで点数が取れないです。

ライティングが一番点は取りやすいので、上手にかければ、難しい文法や単語を知らなくても、それなりの得点はもらえます。

したがって、リスニングで点が稼げれば、可能性はあるような気がしますが、映画やニュースが英語である程度聞けるくらいでも厳しいので、相当練習が必要なような気がします。

■進学校受験では英検合格が当たり前

大阪府の公立高校の受験では、発展的問題にも読み替えしてもらえるので、進学校を目指す生徒は、英検合格を狙っているようです。

有名な北野高校では、準1級の読み替え率100%が19名、2級の読み替え率80%が317名だったようです。(2021年度入試)

さすが北野高校に受験する人だなと思います。準1級が19名もいるのですから、このくらいの能力があれば、大学受験も英語を武器にできるでしょうね。

■大阪府在籍学生は英語が得意になれそう

私が、この大阪府の制度の何が羨ましいかというと、このような仕組みを作ってくれることで、英検合格への情熱が高まるということです。

英検合格はあくまで、入試前に読み替え率80%、100%を貰えるメリットから受験する目的になっていますが、それが副作用として、英語能力アップにつながるからです。

英検合格を目指すにはそれなりの勉強が必要です。

たとえ準1級は難しくても、2級の合格ができれば、高校卒業程度と言われていますし、何よりも英語にアレルギーがなくなります。

英語が得意教科になる可能性を秘めていると思えるのです。

都道府県・市町村によって、これだけの教育差が起きていることに、私は非常に気になります。

中学生の段階で、中学カリキュラムの勉強だけをするのか、はたまた必死になって英検2級以上の合格を狙いにいくのか、その違いは高校受験でなく、大学受験で大きな差になっているような気がします。

我が娘の場合は、全く英検合格によるメリットはありませんが、大阪府の在籍学生がこれだけ頑張っている以上、娘も準1級合格に向けて頑張ってほしいなと思います。