中学1年になった娘の1学期の三者懇談に行ってきました。
中学になると変わるのが、子どもが一緒に懇談をすること、そして、成績の評価や評定を見ながら話をすることです。
まだまだ中1ではありますが、この成績が基礎にもなります。
中1の1学期中間テストが3年間の成績を左右するのと同じように、中1の1学期の評定は3年間の基礎となってきます。
ここで低い評定だと、挽回するのを頑張るのと同時に、次に向けての勉強もしなければならず、成績優秀層に遅れを取ります。
良い成績であれば、苦手な部分だけを復習し、先取り学習もすることができます。
このようなことから、中1の1学期の評定は非常に大切です。
公立高校に進学の場合は、評定が内申点になるという意味でも大切であることは言うまでもありませんけどね。
■9教科の評価と評定
さて、早速ですが、各教科の評価と評定について開示がありました。
2021年度から評価は3観点になったのが注意点です。
評価はA・B・Cとなります。
順に「知識・技能」「思考・判断・表現力」「主体的に学習に取り組む態度」で示します。
評定は5・4・3・2・1ですが、評価がAAAとなっても5確定ではありません。
AAAの場合は評定4となり、その中で「特に程度が高いもの」が評定5となります。
達成度の方が分かりやすいのかもしれませんが、達成度75%でA評価となり、3観点全てがA評価でさらに達成度が90%を超える場合は評定が5になるという仕組みのようです。
最終的には75%なのか、90%なのかは先生次第ではありますが、5教科の場合は定期テストの点数で明確ですから、評定5が欲しいのなら90点以上を取らないといけないというのは、それが理由ということです。
結果は下記のとおりでした。
- 英語 AAA 5
- 数学 AAA 5
- 国語 AAA 5
- 理科 AAA 5
- 社会 AAA 5
- 音楽 BAA 4
- 美術 AAA 5
- 体育 AAA 4
- 技家 AAB 4
5教科はオール5となりましたが、副教科は美術だけが5で、あとは4の評定でした。
特に、B評価になっているものが面談の焦点です。
■B評価の理由
担任の先生も、私と会って話をするのが初めてですから、私の考えを分かっていません。
私はB評価になっている理由を聞きたいのですが、聞いても明確な回答は無かったです。
音楽の知識・技能、技家の主体的に学習に取り組む態度が気になっています。
4だから良いというわけではなく、A評価になるように頑張らなくてはいけません。
「副教科に関しては積み上げ教科なので、これから評価が付いてくると思います」というのが先生の回答でしたら。
かなり曖昧なので、少し釈然としませんが、私の性格を知らないので、次からは明確な回答を用意していると思います。
それよりも、評価でBを取るなという話ですけどね。
■主要5教科はオール5
評定42はトップクラスですと先生は話していましたが、当たり前ですが45でないということは改善ポイントがあるということです。
AAA評価の体育は仕方ないにしても、音楽と技家は何かが不足しているということ。
それを意識して2学期を過ごす必要があるということです。
主要5教科がオール5であったことは喜ばしいことです。
この成績が1教科でも4があると、取り戻し学習をしなければなりません。
それをしなくても良いということは非常に意味のあることです。
国語に関しては4を覚悟していました。
定期テストも中間・期末の平均が89.5点だったので、ギリギリ90点を下回っています。
それでも、テスト自体が難しかったということで、平均点や最高点が低かったということでした。
私は「おまけ」だなと思っていますが、先生はかなり優秀だと褒めてくれていました。
■トップ校の受験めやすは42
受験学区のトップ校にいくためには、評定42がめやすとされています。
別に40以下でも当日の点が高ければ合格できるそうですが、それでも、どの教科が5で、どの教科が4であるかは重要だと思います。
受験は主要5教科のテストですから、副教科で評定を稼いでいると、当日のテストでボロボロになる可能性もあり、非常に危険です。
受験時期によっては、副教科が2倍になる処置がありますから、副教科をないがしろにできないのは事実ですが、それでも、5教科で苦手教科があるとしんどいです。
そういう意味では、5教科がオール5であったことは喜ばしいことです。
維持するものは維持する、伸ばすものは意識して取り組む、このような姿勢が2学期からは重要なことだと思っています。
評定4であったとしても、4→5→5になる可能性も残っていますから。
副教科にとっては2学期が勝負となりそうです。