なんでも道しるべ

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【受験戦略は重要】第一志望校よりも滑り止め校を考えるのが親の仕事と言える

娘は現在中学2年なのですが、少し早いけれど、そろそろ受験戦略を考えないといけないかなと感じています。

本人と話をして、目指している高校は公立トップ校ではありますが、親の私の本音としては、本当に公立高校で良いのか?と考えさせられることがあります。

なぜなら、今は多様化の時代で、私としては学力や学歴重視の部分は好きな面はありますが、一方で、私自身の経験からも学歴より実績面を見てほしいと思うこともありますし、実際に、自分自身も学歴より経験で仕事しているところもあります。

そうなると、世の中、勉強だけではないとも思えますし、学歴だけが全てではないと思えるのです。

また、学力に関して、脳科学的には、先天的な部分と後天的な部分が50:50だと言われており、遺伝子と努力は半々と言われます。

その点からも、自分の子が超難関大学に進学できそうな確率ってことを考えると、それは五分五分かなと思えるのです。

やはり遺伝子的には弱い部分は否めませんし、それを努力でカバーするとなると相当な努力が必要になるのは目に見えているからです。

そして、社会人や会社員の感覚からいうと、今は昔ほど学歴や学力を重視させなくなっているのも事実で、頭脳よりもコミュニケーション力やプレゼンテーション力などを重視される風潮にもあります。

最終的には結果を出したものが勝利となりますが、そのためのプロセスとして、もちろん頭脳が良いのはメリットではありますが、チームで動く時などはそれだけでは上手くいかないケースも多々あります。

そのようなことを総合的に考えると、必ずしも、無理をしてまで、超難関校に進学しなくても良いのではないかという考えにもなるということです。

改めていうと、もちろん学歴が高いことに越したことはないので、進学できるのであれば有名な大学に行くべきでしょうが、それに対する努力との兼ね合いということですね。

■大学付属校も嫌いではない

進学先のことを考えると、公立トップ校に合格できたら、それは必ずしも喜びではなく、「さあ、超難関大学へ向けてのスタートライン立ったな」という感じになります。

いばらの道に入ったなという感じです。

対して、私立の大学付属校に進学したら、そうはなりません。

直系の大学、もしくは、指定校推薦(学校推薦型)を使っての進学が基本となるからです。

もちろん、私立に通いながらも、超難関大学への進学を目指している学生もいますが、それは公立トップ校の人数に比べると圧倒的に少ないですし、それに、周りの環境的には指定校へ流れてしまうでしょうね。

それが悪いことだとは思えません。

高校3年間で好きなことを見つけて、それを叶えるための学部を選択できるというのは、それはそれで良いことだと思うからです。

一番中途半端なのが、公立トップ校に進学できていながら、学校内で落ちこぼれてしまって、結局は一般受験で私立大学に留まってしまうことです。

それなら、指定校のある高校に進学しておいた方が気分的に楽だったのにと思えるからです。

まあ、こればかりは、結果論ですから、今の時点で選択した道が本当に正しいのかどうかなんて分からないんですけどね。

■高校受験パターン

けれども、親としてはしっかりとパターンを考えておかなければなりません。

ここ数日、この受験パターンをいくつか考えたなかで、今の出した結論としては下記になっています。

  • 私立第一日程:有名私大付属校(そのまま大学に進学)
  • 私立第二日程:中堅私大付属校(指定校で大学を変えるか、そのまま上がってもブランド的には困らない)
  • 公立第一日程:公立トップ校の特進コース
  • 公立第二日程:公立トップ校の普通コース

学校の難易度順としては、公立トップ校>有名私大付属校>中堅私大付属校の順になります。

なので、私立の受験で、2つの高校ともに合格できていれば一番良いですが、どちらか1校でも合格できていれば良いという考えです。

一応、そこそこの私大の付属校なので、倍率も受験者層も高く、もしかすると2校とも不合格になる可能性も考えておかなくてはなりません。

その場合は、公立の第二日程の受験で、滑り止めの公立高校を第二希望で書いておく必要があります。

これは、本当に最後の最後の状態であり、どうしてもどこかには合格をもらわなければならないので、こうなったら相当偏差値の低い高校を書くことになるでしょうね。

■私大付属校って魅力的

実際の受験はまだ1年後ではありますが、3年生になってから考えていると、ちょっと遅れるかもしれないと思い、今の段階で受験方法を考えました。

まあ、実際には来年にならないと各学校の募集要項が確定しないのでどうしようもないのですが、何も考えないよりは、今の段階で受験するのならどの組み合わせにするのか、将来のプランとの兼ね合いも考えたということです。

何よりも難しいのは、私立の付属校を念頭におきだすと、いま一生懸命やっている公立トップ校への勉強熱が若干落ちるなという感じです。

やっぱ、魅力的なんですよね、私大の付属校って。

親としては、大学受験までドキドキしなくて良いので、本当ならこれであっさりと決めてほしいというのも心の中にはあります。

けれども、それによって、超難関大学への進学をかなりの確率で諦めなくてはいけないのも事実なので、難しい選択です。