昨日の投資関連記事で債券について書きました。
保有している株式資産を守るのと同時に、今から訪れると思われる利下げ局面とそれに伴う逆業績相場で、債券投資でちょっと儲けてみようかなという淡い考えです。
もう一つ、将来に向けたアセットアロケーションの練習で、老後には資産を守るために、株式と現金の比率だけでなく、株式と債券と現金のアセットアロケーションも自分の一つの手法として持っておかないといけないと思っています。
やはり、YouTubeで知識を仕入れることや、データを見たりするよりも、自分自身で体験してみるのが一番身に付くので、まずは債券を買ってみようと思っています。
じゃ何を買うのか?って話なんですが、債券ってETFが多いんすよね。
ETFでも良いのですが、株式投資も投資信託でやっているので、できれば債券も投資信託で行きたいなと思って、いろいろ調べていますが、それがなかなか良いものが無いです。
TLTと呼ばれる米国債20年超ETFは、S&P500と逆相関する傾向にあるみたいで、両方持つと良いみたいなのですが、TLTの投資信託って無いんですよね。
投資信託は、金額買付ができますし、積立設定して放置しておけば良いので、そっちの方が助かります。
いろいろ探した結果、ようやく見つけたのが、「SBI・iシェアーズ・米国総合債券・インデックス・ファンド(愛称:サクッと米国総合債券)」というものが良いかなと思いました。
■債券の投資信託って高いものが多い
債券の投資信託って結構手数料が高いものが多いです。
信託報酬の欄をみて毎回驚くのですが、普通に0.9%とか1.0%などと書かれているので、ビックリします。
こんなに高いのならETFにしようかなと思ってしまうのですが、やっぱり投資信託は外せないですね。
ETFだと自分で買付をしていかなくてはいけないのですが、投資信託なら設定して放置できますからね。
債券なので、一発で購入するのも一つの方法だと思いますが、株式の時に毎日積立に慣れてしまったので、債券も同じようにしたいと思っています。
利下げの可能性があるっていっても、いつからになるか分かりませんからね。
実際、2022年の後半に一度、そのような利下げ思惑から債券利回りが下がりだしたことがあったらしいのですが、結局のところ、インフレが止まらず、利上げも継続され、2023年はさらに債券利回りが上がり、債券価格が下がってるみたいなので、金額積立していくのも意味があると思っています。
購入しようと思っている「SBI・iシェアーズ・米国総合債券・インデックス・ファンド(愛称:サクッと米国総合債券)」は、米国ブラックロック社のiシェアーズ商品を買付するファンドのようです。
ブラックロック社はインデックスファンドの最大手ですからね、ここの商品であれば安心です。
ティッカーシンボルはAGGになります。
AGGというと、債券投資をやっている人であれば、かなり有名なようですが、私の場合、株式運用しかしたことが無かったので、ティッカーは覚えていなかったです。
というより、AGGの商品詳細も分かりませんけどね。
■SBI・iシェアーズなら信託報酬は安い
AGGは国債が40%ちょっとで、あとは社債などが複数含まれているようです。
使用格付はAAが最も多いのですが、AもBBBもそれなりに含まれているようで、名称のとおり総合債券という感じです。
そのAGGは経費率が0.03%で非常に安いのですが、これを買おうと思うと、米ドルで直接ETFを購入しなければなりません。
なので、今回紹介したファンドを買い付けることで、AGGとファンド経由で買うことができます。
SBI・iシェアーズ・米国総合債券・インデックス・ファンドは、SBIアセットマネジメントが設定したのですが、実は設定日が2023年6月8日で、まだ1年経過していないんですね。
信託報酬は、AGG経費の0.03%を含めて0.0938%程度となっていますが、1年経過していないので、隠れコストも実質コストも分からない状態です。
でもまあ、SBIアセットマネジメントは、他にもETFを買い付ける商品は出していますので、そこまで手数料が高くなるような運用はしないと思っています。
この辺りは来年の夏頃にならないと判明しませんが、この商品には興味があるので、とりあえず買い付けを始めてみようと思います。
いくらやろうか、迷いますが、2024年の中旬頃には利下げが始まるのではないかという予測が出ていますから、少額でやっても本当に雀の涙程度にしかならなくなります。
初めてなので難しく、積立金額には悩みましたが、とりあえずは毎日株式積立しているのと同額にしようかと思いました。
株式と債券を50:50で積み立てることになるのですが、この債券の積立は利下げにより債券価格が上がってきたら積立を停止するか金額を減らす可能性があります。
そして、金利の値下げがピークになったら、もしかすると売却するかもしれないです。
先まではまだ分かりませんが、状況によっては長期投資にならないかもしれないので、とりあえずは多めの積立金額をやって債券資産をある程度積み上げておきたいと思います。
あ、それと、債券単独は新NISAが使えないと思いますから、特定口座になりますね。