今年、中学1年になる娘がいます。
英語の実力は、小学生の時に英検2級に合格しています。
中学生のうちに準1級に合格できるように、4技能をレベルアップできるように取り組んでいます。
こんな話をすると、「英語ができる環境の子どもは伸びるよね」とか「どうせ親が英語は得意とか、海外赴任があるとかじゃないのか」と思われるかもしれませんが、私は全く英語ができません。
英語ができないというよりは、英語が嫌いです。
どのくらい苦手かというと、高校の時は赤点を取り10段階で2をとりましたし、大学院入試では英語の点数は最下位でした。
一般的な人に比べると、かなり英語が苦手だったと思います。
そんな親であったとしても、子どもは小学生の時に英検2級のレベルに到達させることができます。
別に、親が英語は不得意でも関係ありません。
幼児教育の英語というのはそういうものだと確信を得ていますし、実際に証明しています。
そんな私が、子どもの英語への取り組みについて、アドバイスをしたいと思います。
本日は、『小さな演習の継続』という話です。
実体験を元に書いていきます。
■インプットは低年齢から
インプットに関しては、幼少期のできるだけ小さい時期から開始した方が良いです。
6歳よりも4歳、4歳よりも2歳、2歳よりも0歳、このように、できるだけ開始年齢は低い方が良いに決まっています。
インプットは別の記事でも書きましたが、ただただ、DVDや動画コンテンツをかけ流しするのみです。
幼児期のインプットはそれで良いのですが、小学生になるなどの学生になるとやることを変えなければなりません。
インプットはかけ流しと同様ですが、観るものを変えるなど、子どもが興味をもって、さらに内容まで英語で理解できるものを見せてあげる方が良いです。
インプットは常に継続しながら、対象物に変化をつけていくことで、飽きがこないようにしなければなりませんし、さらにレベルアップも図る必要があります。
また、小学生になると、アウトプットも少しずつ考えなくてはいけません。
■小学生からのアウトプット
まず、小学生になってからのアウトプットですが、時間にして30分を意識したいです。
1日30分を継続してアウトプットすることにより、英語を使った環境にしていきます。
1日だけ30分というのは誰でもできますが、それを毎日、365日続けるには相当な根気がいります。
しかしながら、英語は語学なので、1日でもサボると一気に後退してしまいます。
それに、感覚が鈍りますし、毎日やらない習慣になると、継続性はなかなか難しくなります。
したがって、どんな状況でも30分はアウトプットするという癖をつけたいものです。
どんな状況でもというのは、正月でも、運動会の当日でも、旅行に行っている最中でもです。
そこまでストイックに継続する癖が、子どもの時に必要なことです。
内容は勉強まで高度にする必要はありませんし、楽しく英語を学ぶという意識で構いませんが、毎日実施する癖をつけましょう。
■アウトプットのお勧めはアプリ教材
やるべきアウトプットの内容ですが、これは特別に英語の問題集などを買わなくても良いです。
できれば机に向かってやるものよりも、どこでもできるようなスマホやタブレットのアプリを利用する方が良いと思います。
我が家の場合は、英語のアウトプット用の教材アプリを使用していましたが、これはどこが出しているものでも良いと思います。
現状の一番のお勧めはZ会のアステリア(Asteria)です。
これだと、1ヵ月に2800円程度しかかかりませんし、4技能を全て学べる仕組みになっています。
またAIの機能で、自分に一番合ったレッスンを選択してくれますから、親が準備する必要もないです。
これを使って地道にアウトプットをやっていくのがお勧めです。
できれば、テスト機能などがあって、目標が明確になっていたり、チェック機能があったりすれば言うことありませんが、とりあえずは何でも良いので30分を継続することだと思います。
■小学生は「質よりも量」
我が家の場合、娘は、毎日30分以上やることを決めて、タブレットを使って学習していました。
だんだん慣れてくると、30分の英語学習をしながら、宿題をやるなどの二刀流もしていましたが、それだけタブレットの学習アプリが簡単だったのだと思います。
簡単な教材がダメかというとそんなことは無く、小学生が英語教材で学習するのであれば、できるだけ簡単なもので、毎日30分を継続できるようにしてあげた方が良いです。
小学生の場合は「質より量」を取るべきかと思います。
質を重視するのは、中学生になってからの勉強で十分であり、今でもZ会のアステリアで学習していますが、アステリアをやっている時は、それ1つしかやっていません。
アステリア内のレベルを上げているからだと思いますが、何か別のことをやりながらは出来ないくらい難易度が高いのだと思っています。
質にこだわるのは中学生になってからでも十分間に合います。
まずは、英語を好きになってもらい、英語を躊躇せずに聞いて、反応できるようになれば、自ずと英語が得意になってくると思われます。