なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【生命保険って必要?】70歳未満の死亡率を知ると、生命保険って資産運用ではハイリスク?

最近、貯蓄をしてネット証券を使って資産運用をしていると、銀行や保険商品って、基本的に手数料で人から搾取している商品がいかに多いのかというのを感じることがあります。

そこで働いている人達は仕事なので、たとえ消費者が損をしていても、会社が儲からない商品は推奨できないでしょう。

私が感じているのは、世の中に溢れている商品のほとんどは手数料がバカ高く、お金を失う可能性が高いものでるということです。

自分にとって必要なもので、最低限の手数料で賄っていこうとするのなら、自分で調べて、自分で動き、自分で契約するようにしていく必要があるということです。

素人の私には知識がないから、窓口や営業マンに任せるという姿勢は、お金を使うことはあっても、貯まることはないでしょうね。

もちろん、資産家のような大金持ちは良いと思いますよ。

動かしているお金が桁違いなので、手数料なんてしれています。

小さい割合の手数料で、人を動かして、自分は別のことができるのですから、効率が良いってものです。

けれども、資産が少ない人は、自分で動いて手数料をケチらなければ、お金を右から左に動かすだけで手数料や税金でお金を失います。

そして、手数料は確実にマイナスになるものという認識がないと、手数料の搾取にあうわけです。

優しい営業マンや優しい窓口の女性は、あなたに興味があるのではなく、あなたの持っているお金に興味があるだけです。

■60歳以下で亡くなる確率は?

最近とても感じるのが、資産運用でアセットアロケーションを調査すると、貯金、株式などのアセットと同列に保険というものがあります。

日本人は運用より保険が好きな人が多いという傾向があるようで、他の国のアセットと比べると保険の比率が大きい傾向にあります。

保険ってもの、そんなに必要なのかな?って思えてなりません。

日本って公的医療制度が良くできていて、高額医療制度があるので、大きな手術をしてもたいして自己負担がかかりません。

さらに、公的医療費の削減や、医療の進歩によって、長い期間の入院も減って、短期間で家に帰されることが増えています。

そうなると、医療保険ってそんなに高額のものが必要なのかな?って思えるのです。

さらに、生命保険となると、そんなに人って簡単に死ぬものなのか?と感じます。

調べてみると、男性が70歳までに無くなる確率って1%程度で、女性にいたっては0.6%程度なんですよね。

なので、100人いても、1人以下なんですよ。

そして、持病を持っている人や健康診断で引っかかる人などは保険に入ることはできません。

健康な人でないと保険に入ることができないのでが、生命保険です。

そして、さらに、年齢と共に保険金がどんどん上がっていきます。

せっかく保険料を払っていたのだから勿体ないというサンクコストをくすぐる仕組みにしているのです。

だったら、最初から入らずに、そのお金を運用したらそれなりにまとまった金額になるのでは?というのが私の発想です。

■生命保険に入るよりもハイリスク商品を買う方がリスクが低い?

生命保険は掛け捨てなのか、終身なのか養老なのかによって、掛け金が全く異なってくるので比較が難しいのも事実です。

それに、本当に自分自身に何か不幸があった時に、生命保険によって残された者への悪影響を軽減させるのも目的になります。

誰かが、「生命保険は不幸の宝くじ」だと絶妙なネーミングをしていましたが、まさしくその通りで、生命保険が支払われるということは、60歳以下の働き盛りの場合には、1%以下の不幸の宝くじに当たったということになってしまいます。

宝くじといったら、還元率が最も低いギャンブルで、買っている人が多いみたいですが、そこらのギャンブルよりも悪いお金の使い方です。

資産運用を真剣にやっている人は、宝くじなんて買わないと思います。

宝くじを買うくらいなら、ハイリスクの投資に全額投入した方が、まだリターンの期待値が高いくらいですからね。

半分冗談ですが、私だったら宝くじを買うなら、半導体関連のSOX指数商品に入れますね。

それくらい宝くじは無駄な商品ですし、それに近い生命保険に入るというのは、保険金をほぼ捨てているものだと言えます。

まあ、生命保険をお守り代わりと考えているのなら別ですけどね。

それであったとしても、毎月保険金として支払っている金額を運用した方が、万が一の時に周りの人にお金は残せると考えます。

■保険も資産運用と考えるべき

私自身は、どうしているかというと、掛け金の低い共済に月2,000円で入っているだけです。

この共済は若い時に入って、何十年もやっているので、そのまま継続しているだけで、今さら新たに生命保険なんかに入る気は全くありません。

そんなお金があるなら、iDeCoやNISAに入れて、非課税枠で運用してリターンを稼ぐ方が貯蓄と運用という意味で、資産が増えると考えていますし、その資産がそのまま遺産となると考えているからです。

老後になると、生命保険なんて高額過ぎて止めていく人が多いですし、そうなると、これまで入っていたお金はほとんど消えて無くなってしまいます。

仕方なかったと思うしかないですし、お守りだったからと正当化する人が大半だと思いますが、そんな慰めにもならない言葉よりも、しっかりとお金を手にすべきだと思いますけどね。

この生命保険に対する考え、これはあくまで自分の勝手な考えです。

保険も資産運用の一つですし、アセットアロケーションを考えると、資産に含まれるのが保険です。

なので、しっかりと自分の資産を考えて、お金の使い方を考えるべきかと思います。

何も考えずに、営業の人の言いなりになっている人は、損をしても文句は言えないですね。