中1の娘が通っている馬渕教室の公開テストの結果が返ってきました。
今回は5月に実施された第2回公開テストの結果です。
中1なので、まだ半分くらいは小学校の範囲も出題されていますが、かなり中学の範囲になってきました。
今回の第2回と、次回の第3回の結果によって、夏期講習前にクラス分けが実施されます。
また、今回の第2回は非常に重要な回だと思っています。
その理由は、中学での方向性を左右するからです。
始めが良ければ、その流れに乗ることができます。
また、勉強量の判断材料にもなりますし、ここまで準備すれば良いという指標になります。
何よりも成績がよければ、自分の自信にもつながりますし、中学生活の学習を良い方向に導けます。
逆に、ここで成績が思わしくなければ、どれだけ勉強すれば良いのか、周りの人がどれだけやっているのか、その辺りが結局は手探りとなるうえ、なかなか自信がもてないので、夏期講習くらいまで辛いかもしれません。
ここで成績上位層に入っておくことは、非常に重要なことだと思うのです。
私の感覚では、馬渕教室でいうSSSの基準である、偏差値58は一つのラインだと思っていました。
偏差値58以上あれば、自信をもって1年間過ごせると思ったからです。
そのうえで、去年から続いているコロナ禍で、GWなどは外出できない生徒が多かったことからも、平均点は高くなって、偏差値が伸びにくいと思っていました。
いつもより良い点数でないと偏差値58以上は難しいのではないかと考えていました。
それでは、結果と考察を記載していきます。
■中1第2回公開テストの結果
早速ですが、結果を公開します。
中学1年第2回公開テスト、各教科の点数と偏差値と順位です。
- 英語 94点、64.7、252位/7083人
- 数学 80点、63.8、428位/7089人
- 国語 58点、51.9、2955位/7089人
- 理科 93点、64.5、319位/7088人
- 3科 232点、62.6、702位/7083人
- 4科 325点、64.2、493位/7082人
結果は驚きの偏差値64超でした。
偏差値64というと、馬渕教室ではSSSクラスの上位クラスのSSSTの基準もクリアをなります。
国語の成績が悪いというのは分かっていたので、4科ではここまで偏差値があがらないと思っていましたが、意外と高くて驚きでした。
各教科の考察は別の記事で書こうと思いますが、今回は、総合的な所見を書いていきます。
■国語でしくじっても4科で偏差値64超
何より国語の点数が伸びず、偏差値が悪かったのですが、3科や4科の偏差値が60を超えていて、4科では64をクリアしているのですから驚きました。
この結果からも、1教科だけをしくじっても、他の教科がそれなりによければ、総合得点として悪くないという結果になるということです。
逆にいうと、周りの生徒も得意な教科と不得意な教科がしっかりと分かれていて、2教科は点が良いけれど、2教科は点が悪いなどになっているということです。
頭の良い生徒は全体的に高得点というのはあるのだと思いますが、それでも勝ち負けの教科があるということだと思います。
娘の場合、国語の成績が良ければ、かなり偏差値を上げることができたということです。
国語の偏差値51はかなりもったいないですが、これだけ間違えて、偏差値が50を下回らなったのは助かったと思うしかないです。
■1問の重み
各教科上位100位、4科では上位400位がリストに掲載されるのですが、今回は残念ながら載りませんでした。
けれども、あと4点高かったら4科で上位400位になっていたようです。
4点というと、ちょっと難しめの問題が1問正解すれば良いだけのこと。
実は、理科と英語でケアレスミスをやらかしていて、分かっているのに勘違いという問題がありました。
特に理科の場合は、記号の見間違えです。
それがなければ4点上がって、400位以内に入っていました。
逆に恐ろしいなと思うのは、その1問の正解/不正解で、順位が100番も変わるということです。
4点で100人が入っているのですから、1問の重みはとても重要です。
入試でもそのようなことがあるわけですから、1問を落とさないようなケアレスミスを無くすことも大切な心構えであります。
■席替えとクラス替え
次回は7月の第1週に、第3回の公開テストがあります。
学校の定期テストが中間と期末の両方が終わってからの公開テストです。
学校の定期テスト後ですから、中学生の基礎基本レベルは完璧になっているはずです。
そのうえで、馬渕特有の応用レベルの問題が解けるかどうかで、点数が変わってきます。
第3回が終わると、今回の点数を含めてクラス替えがありますから、非常に重要なテストになります。
ただ、今回の成績結果から、早々に席替えは行われるようです。
娘は席が後ろに行けそうなので喜んでいました。
馬渕教室のクラス替えと席替えは賛否両論あるようですが、競争性によって負けず嫌いな子にとっては非常に効率の良いシステムです。
同じクラスの人を抜かしたいという気持ちと、クラス落ちしたくない、クラスを上げたいという気持ちが、なかなか勉強に向かえない思春期な子を奮い立たせていると思います。
学校の定期テスト2連発に加え、馬渕の第3回公開テストと、気が抜けない2ヵ月超になりますが、勉強スタイルを身に付けるうえ、良い流れに乗り続けるためにも、乗り越えてほしいです。