中1になった娘が、初めての定期テストの1学期中間テストにむけての勉強をしています。
英語をやっていると中学は楽できるだろうと思っていましたが、やはりそれを実感します。
小学校での英語の授業がスタートし、2021年度から学習指導要領が改定されています。
これまでの中学生レベルから一歩上昇すると聞いており、1学期中間テストのレベルは、例年の1学期期末テストくらいまで網羅されているという噂です。
まあ、そこまでは難しくないと思いますが、1つ半くらいは進んでいるように思えます。
小学校までとちがって、中学校の定期テストの勉強の大変さは、5教科を一気に対策しなければならないところです。
教科がバラバラの日程であれば、1つの教科に集中できるのですが、5教科一気にあるので、スケジュールが非常に難しい。
その中で、英語という教科は積み重ねの教科なので、地道な勉強が必要です。
すでに英検2級レベルのアドバンテージがある娘はどのような準備をするのかな?と思っていたのですが、なかなか凄いなと親でも思うレベルの勉強法を実践しています。
英語初学者では難しいことかもしれませんが、英検2級合格者であれば、この程度は簡単なようです。
■英語ができる人の定期テスト対策は
本題から書くと、娘の場合は、「教科書の例文を全て暗記」していました。
それも、日本語を聞いて英文に直すという暗記ではなく、スクリプトを全て暗記し、何もないところから全文ライティング練習をしていました。
日本語訳の文章があって、それを英文に直していくのであれば、ある程度覚えていればできることだと思いますが、何もない空白状態から英文を全て記載するのには驚きました。
これは、英文を英語の流れで覚えていないと難しいことだと思っており、日本語⇒英語という学習方法でなく、英語⇔英語で理解できる人でないとできないのではないかと感じました。
中学1年レベルの英文なので、超簡単な文法であり、英単語を覚えていれば、それなりに書けるとは思いますが、それを中学1年がやるのでるから感心です。
テストでは、空白から書くということは無く、日本語訳を英文にというもの一番難しいと思います。
少し簡単にすれば、並び替え問題となると思います。
ただ、このように英文を全て暗記して行ったら、英訳というレベルでは無いような気がします。
まあ、中学1年レベルだからできることかもしれませんが、ちょっと驚きの勉強法だったので、ご紹介しました。
■英語ができると他の教科に時間が割り当てれる
娘は、初めての5教科の定期テストのため、勉強スケジュールと実行に苦労しているように見えます。
なかなか予定どおりにワークが進まなかったり、意外と手こずる問題があって時間を消費してしまったり、急に提出課題が増えてしまったり、と初めて体験でなかなか大変そうです。
それでも、英語の教科にかけている時間は、他の教科に比べて断然少ないように見えます。
一番時間をかけているのが、理科と社会で、暗記ものであるうえに、ワークのページ数が多いということもあって、時間がかかっているようです。
数学はまだそれほど難しい単元ではないので、計算ミスや考え方を間違えなければ対応できるようですし、日々、塾で小テストを繰り返してきたので、知らず知らずのうちに力がついているようです。
国語は、そもそも教科書準拠のワークが少ないですね。
理科・社会⇒国語⇒数学⇒英語という時間配分のように見えます。
自分の中学時代を思い返してみると、やはり英語と数学に時間を割かれていましたから、理科と社会で自分が得意な(好きな)教科は少ない勉強量でもそれなりに点数がとれていましたが、不得意な教科は悪かったような記憶です。
したがって、英数よりも理社に時間を割けるというのは羨ましい限りです。
■英語のアドバンテージ
予想はしていましたが、想定以上に英語学習の効果が出ていると思っています。
英語を英語として学習していると、ちょっとした英文であれば、日本語訳は無くても覚えることができます。
これは大きなアドバンテージであり、英作文に苦労している学生が多い中で、少ない時間で対策を取ることができます。
他の教科の準備にも時間が割り当てれることから、5教科を総合しても点数が上がることになりやすいと思います。
初めての定期テストは各教科が何点になるか分かりませんが、大崩れはしなさそうな気がします。
あとは気を抜かずに基礎基本は徹底して落とさないようにすべきかと思っています。