中学3年の娘が通っている馬渕教室で行われた第4回公開テストの結果が返ってきました。
結論から言うと、とてもやらかしています。
珍しく5教科全てがやらかしているので、合否判定も過去最低になっています。
直前に行われた公立トップ校の合否判定がA判定だったので、この落差が凄いのですが、A判定までの差は27点なので、5教科で割ると1教科あたり5.4点になります。
数学でいうと、1問正解するかどうかの差、他の教科でも2問ないし3問の差になります。
1教科あたりで考えると、少ない差ではありますが、それが積み重なると合格範囲から不合格領域に下がるので、入試本番でも怖い部分ではあります。
私の分析では、娘自身、やらかしたくない、少しでも良い点が欲しいという想いが強いような気がしてなりません。
というのは、過去問4年分を家で解いているのですが、過去問の結果よりも全て悪くなっています。
過去問はあくまで過去問だと考える人もいますが、私が見るに、過去問へ取り組む姿勢と本番で解いている姿勢が違うような気がしてなりません。
簡単にいうと、気持ちが高ぶっているということです。
人間ある程度緊張した方が力は発揮されると私は思っているのですが、娘の場合、緊張しやすい性格なのか、気楽に解いた方が成績は良いみたいなのです。
公立トップ校の試験は、元々、点数が取れなくて当たり前だから自分の実力を出し切ろうという気持ちで挑んでいるので、変な緊張がなく、他の子よりも実力が出ているみたいです。
もちろん、冠模試の方が点数は落ちるのですが、その落ち方が他の子に比べて少ないということです。
テスト形式が自分に合っているとも言えますが、その辺りの感覚の違いというのは個人でバラバラだと思うので、入試本番までに気持ち面もいろいろ探っていきたいと思っています。
当然、勉強はしなければならないですけどね。
■中学3年第4回公開テスト結果
前提が長くなりましたが、結果を示します。
テストの点数とカッコ書きで偏差値を記しています。
- 英語 69点(56.5)
- 数学 70点(59.3)
- 国語 46点(43.7)
- 理科 62点(58.0)
- 社会 62点(55.9)
- 5科 309点(55.9)
こんな英語の偏差値は初めて見ました。
英語は最低でも60キープはしており、通常は60台後半の偏差値なのですが、偏差値56というのはかなり低いです。
一つに点数が69点ということは、自分自身の勉強量が少なかったというのがあると思いますが、もう一つに、私が感じているのが、周りの子の点数が上がってきているのでは?ということです。
以前に、大阪府の英検利用の記事を書いたことがありますが、大阪で公立トップ3校に合格しようとするのなら、英検2級合格は必須条件になりつつあります。
トップ校になると、英検2級以上が95%いますから、娘の英検2級レベルというのは珍しいものではありません。
テストの点数としてやらかしている部分と、周りが上がってきている部分の両方があると思っています。
数学もあと1問合わせる必要がありましたし、国語なんて偏差値43なので低すぎます。
理社に関しても偏差値60以上にしなければならないので、あと2~3問程度は合わせたいところ。
正答率表を見ていても、正答率が高い問題も落としているので、その辺りを正解しないと上がってこないわけです。
結局のところ、緊張しすぎ?って思ってしまうわけです。
■過去最低の合否判定
合否判定に関しては公立トップ校がD判定、2番手校がA判定、3番手校がB判定でした。
3番手校は理系寄りの点数配分なので、その辺りが影響してB判定になっていると思いますが、A判定まであと2点のところなので、結局は点数が取れてないってことです。
私立に関しても、トップ校は久々にE判定で、滑り止めとしようとしている高校もB判定ということでしたが、ここもあと1点でA判定だったようです。
この結果、過去一悪いかもしれません。
公立トップ校がE判定にならなかったのが救いという感じがしますが、これまでA判定をもらっていた公立3番手校や私立の滑り止め校もB判定だったので、この結果は娘にとってはショックなものでしょう。
まあ、模試の結果は結果なので、これで気落ちする必要は無いと思っています。
というのは、5教科合計で27点の差によって、A判定からD判定に落ちるのが試験です。
27点差というのは、テスト本番で1教科でも大きくやらかしてしまうと、それを引きずって連鎖的に落ち込んでしまうことは大いにあり得ると思っています。
これまでA判定連発の生徒でも本番で落ちるというのはそういうことでしょう。
本番でいつもの力が出せるようにどうすればよいか、その辺りのケアも必要なことだと感じます。
一気に2つの模試、公立トップ校の冠模試と通常の公開テストの結果が返ってきました。
結局のところ、A判定とD判定ということで、実力が安定していないということに加え、本人のメンタルによってAでもDでもなり得るということです。
本人は勉強する以外やることはないですが、親として何が必要かを考えさせられる結果でした。