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【冠模試の結果】公立トップ校の模試結果が返ってきて、内申点のインパクトを再実感した話

中3の娘は、塾で実施された公立トップ校の合格判定模試を受け、結果が返ってきました。

これまでは一つの高校に限定した模試テストではなく、高校受験全体の模試であったり、公立高校トップ3校の模試だったりしたのですが、今回だけ特別な公立トップ校に限定した模試になります。

塾側としては、過去問を分析して、似通った形式の模試を作ってくれたのだと思いますが、といってもまだ8月、9月の段階なので、娘としては過去問には手を付けていません。

なので、過去問の形式というのが分かっていない状況で模試を受けたことになります。

本来なら過去問をやってから冠模試は受けた方が良いと思うのですが、中学生の場合、範囲学習もままならない状況ですし、定期テストもある上に、基礎基本を定着させていない段階で過去問ばかりやっても本末転倒になります。

したがって、今回は完全に実力で受けるということになりました。

一応、その後に通常の模試テストがあるので、その勉強はやっていたのですが、合格判定模試に特化した準備はしていなかったというのが実際です。

■公立トップ校冠模試の結果

さて、とりあえず結果を示したいと思います。

5教科のテストに加えて、公立トップ校は小論文のテストもあるので、計6教科になります。

また英数国は100点満点ですが、理社は50点満点のテストになります。

小論文は25点満点です。

そして、合否判定は、内申点(評定)も計算に入っています。

まだ2学期の結果がでていないので、中1と中2の成績から、中3ではおそらくこうなるだろうという予測から計算されています。

評定は135点満点ですが、実際には、公立トップ校の受験では100点換算されるので、その換算も計算されています。

英語 71点/100点
数学 64点/100点
国語 49点/100点
理科 24点/50点
社会 21点/50点
小論 15点/25点

この結果だけだと何とも言えない点数だと思います。

点数も見なくてはいけませんが、結局は問題のレベルにもよるので、周りとの対比になります。

平均点と順位も記載すると下記のようになります。

英語 71点/100点(52.1点)52位/457人
数学 64点/100点(46.8点)83位/457人
国語 49点/100点(47.0点)191位/457人
理科 24点/50点(27.4点)289位/457人
社会 21点/50点(21.1点)215位/457人
小論 15点/25点(11.4点)65位/457人
合計 244点/425点、206.0点、95位/456人

合計も入れてみましたが、全体的に見て言えることは、やらかした教科が無かったということです。

理科が唯一平均点以下ですが、それでも200位台だったので、下位層にいる教科はなかったです。

この冠模試は結構本気で高校受験は上位校を狙っている人が受験するので、ちょっとやらかしてしまうと、400位台になることだってあり得ます。

以前、トップ3校用の模試テストを受けたのですが、理科が大いにやらかしてしまったので、ほぼ最下位に近い点数でした。

その時は、英数で稼いでいたので、何とか持ちこたえましたが、今回も英数で稼ぎながらも、全ての教科でやらかしは無かったことが良かった点です。

とはいえ、やはり国理社がまだまだ上げることができる3教科になっているのは変わりません。

英数は成績上昇に時間がかかるので、理社で課題があるのは克服しやすく良いのですが、やはり以前から言っている国語です。

国語は今回平均点以上だったので、200位を上回りましたが、もう少し上位を狙って欲しいものです。

贅沢をいっても仕方ないのですが、目標を持つことは大切だと思います。

■内申点を加味した合否判定結果

合否判定に関しては、思いもしなかったA判定でした。

自己採点の結果からはB判定かと思っていましたが、内申点の点数を加味すると、テストだけの順位は95位ですが、受験を想定した順位だと68位に上がるらしくA判定をもらっていました。

これは嬉しい判定だと思います。

私は以前から100位以上、できれば50位以内を目指して受験してほしいと言っていました。

というのは、高校に行ってからも、旧帝大などを狙う場合には50位以上でないと厳しいからです。

高校受験がゴールでは無いですので、大学までを考えた場合には、上位合格することには意味があります。

他の模試ではボーダー付近だったので、ちょっと悩ましい結果であったのですが、今回冠模試でA判定が貰えるのは大きいと思います。

モチベーションの点はこの上ない結果だったと思います。

このような判定の結果を見ると、内申点というのは結構影響が大きいなと思います。

トップ校の受験となると、内申点よりも本番点の方が重要になりますし、実際に配点比率からも本番で点を取らないと勝てませんが、やはり内申点は底上げになりますし、受験前からアドバンテージを貰っていることにもなりますから、日頃の通知表でオール5を狙うのは必要なことだと思います。

他の受験生よりも内申点が高いことが自信になれば、やらかしてもカバーしてくれますし、やらかさずに堪えた結果でも、内申点によりボーナス的に上位生を抜くことができるのは大きいと思います。

なので、受験前に点数でアドバンテージが貰える内申点はできるだけ上げた方が良いです。

このような冠模試を受けて、再度、毎日の学校生活の大切さを感じました。