今年も全国学力調査はあるみたいですね。
娘がちょうど中学3年なので該当学年になります。
昨年の結果では、ネットニュースで騒ぎになっていました。
私も記事で取り上げさせてもらいましたが、なぜか決まった県が上位に来るという不思議な結果だったのです。
その県から東大生が大量に出ているのであれば不思議でもなんでもないのですが、それほど優秀な県でもないのにも関わらず、なぜそれらの複数の県が上位を占めているのかが不思議だったのです。
結局、同じようなことを感じているところが、教育委員会に問い合わせがあり、事前にテスト対策をしていることが判明しました。
授業中に過去問をさせるとか、宿題で過去問を解かせるとか、そのような特別な活動をやっていたので突出して成績が良かったということです。
その時の記事でも書きましたが、勉強しているので別に悪いことをしているわけではないと思いますが、先生が特別に準備をして、特に関心がない生徒も必然的に点数が上がるのは調査の意味をなさないですね。
先生という職業上、生徒に良い点を取ってもらいたいと思う人もいるでしょうし、調査を勝負だと勘違いして他の学校や県よりも高い成績を残したいという先生もいるでしょう。
最終的には生徒個人のためにはなっているので良いとは思うのですが、先生が準備してしまうと平等性というか公平性に欠けますよね。
生徒自らが過去問にアクセスして自学自習で勉強するスタイルと取らないといけないですね。
■自学自習で過去問対策
全国学力調査の過去問をやること自体は悪いことではないです。
実際、文部科学省のホームページには過去問が何年分も掲載されているので、やりたい人がいればやれば良いということになります。
その動機付けが自らであるか、他人からの半強制的であるか、の違いです。
私の場合は娘には良い点を取ってほしいですし、勉強そのものは悪いことでは無いので、1年分は過去問をさせようと思っています。
やはり過去問を知っている、知っていない、の差は非常に大きいです。
何も分からない不安な状態で受けるものほど怖いものはありません。
どのレベルの問題が出るのか、時間配分はどうするのか、その辺りのアテは付けておいてほしいです。
まあ、全国学力調査レベルなので、そんなに難しい問題は出ていないと思いますけどね。
■今年は英語が追加？
全国学力調査の教科ですが、毎年必ずあるのが、数学と国語です。
3年に一度は理科と英語があるようで、理科の年の翌年が英語になっています。
去年が理科だったので、おそらく今年は英語がありそうです。
一応、文部科学省のホームページでは公表されていたので、間違いないかな？と思っています。
というのは、コロナで3年前の英語は実施されなかったのかな？と思っているからです。
過去問を確認しても出てこなかったので、リスニングやスピーキングは感染対策で実施されなかったのではないかと推測しています。
今年はもう大丈夫かなと思いますので、そのまま予定どおり実施されそうです。
数学と国語に関しては昨年の過去問、英語に関しては平成31年の過去問になるのですが、一応やってもらおうかなと思っています。
■学校の評定には本当に加味されない？
全国学力調査の結果はおそらく通知表の評定には加味されないでしょう。
2年生まで実施していた市内統一テストでも事前に評価には入れないと先生は公言されていたそうです。
けれども、私は加味されないといいながら、影響は受けると思っています。
それは印象点です。
やはり先生からの印象って大事で、先生も人間なので、印象の良い生徒と悪い生徒では評価の土台が違うと思っています。
なので、印象を良くした方が成績を良く付けてもらえる可能性が高くなると考えています。
このような調査テストで良い点数を取っていれば、常に勉強しているんだなという印象が強くなると思っており、そのためも点数を取ることが必要だと思います。
特に、年度替わりになって、教科担当の先生の異動もありました。
もちろん、昨年までの評価を見られていると思いますが、このようなテストで実際に点数が良ければ印象は良いと思います。
このようなチャンスは必ず結果を出しておくべきかと考えています。
今年度は、昨年の影響で先生も感覚的には放置をする傾向にあるでしょう。
これまで何かしらしていたとしても、さらに躊躇する可能性は高いと思っています。
したがって、より自ら勉強している人の方が、点数は際立つ可能性が高くなるので、準備はできる限りやった方が良いかなと考えています。
とはいえ、2週間後に塾の模試テストを控えていますから、全国学力調査に全力を出すわけにはいかないので、そのあたりは上手く調整しながら準備してもらおうと思います。
