学校から年間予定表が出てこないので、スケジュールで結構戸惑っています。
先日、全国学力調査というものがようやく終わったのですが、前日に娘は過去問をやっていました。
記述問題は解答例とは違うことがあったようですが、選択問題は全て正解していたということで、娘の中では全国学力調査よりも週末に行われる塾の公開テストの方が頭にあるようです。
公開テストって点数もそうですが、偏差値も出て、さらに合否判定や入試想定順位まで出るので、娘にとってはかなり過激なテスト結果になるみたいですね。
偏差値をできるだけ上げるには、英数国をしっかり対策して、娘の場合は国語を中心に、国数の対策が必要なのですが、こればかりに目がいっていると、理社で足元をすくわれます。
テスト直前は理社の詰め込みが最も有効なので、今週末に迫っているこの状況で、何を優先して勉強していくのか、という点が娘の悩みどころみたいですね。
自分である程度の方向性や筋道を立てているようなので、私はあまり口を出さないようにしています。
やはり結果が出るものであり、結果がものを言うので、結果を出す、出さないは本人の意思と頑張りが大事だと思っています。
私が筋道を立てると「いいわけ」を作ることになると考えており、出来る限り、自分自身で勉強方針を立ててほしいを思っています。
これが大学入試の長期戦になった時には重要だと感じており、専門外の親ではどうしようもできないところです。
今は中学内容なので娘も許容ができる範囲だと思いますが、高校範囲になると膨大すぎますし、入試形式や傾向までを考えると、どう考えてもプロに頼るしかありません。
そのプロが塾の先生であり、塾の方向性だと思っています。
いまも、娘の中では、自分のやりたいことと、塾の方向性で、試行錯誤することを意識しているみたいです。
私自身は、親として、娘の勉強の進捗を確認しているくらいで、方針や方向性まで口を出さないように心がけています。
親であり大人なので、どうしても口を出してしまいがちなのですが、ここは本人を信じる、塾の先生を信じるってことも重要かなと思っています。
■朝読書の時間は内職
娘の話を聞いていると、過去問は4年分用意していますが、とりあえず、社会の2年分を除いては過去問を解き終えたみたいです。
社会は暗記中心なので、直前にやる方が効果的であるのは前から言っていました。
先にやっても忘れてしまうと言いますか、実際には忘れないですけど、直前に詰め込む方が点数が上がるみたいですね。
内容もどんどん難しくなっているので、一問一答では対応できなくなってきていますが、思考力の問題であっても知識がなければ解けませんから、直前に詰め込むというのは意味があるみたいです。
残りの社会の過去問をやりたい、英語は文法や例文を確認したい、数学は最高水準問題を解いておきたい、国語は漢字を確認したい、そのような想いがあるようですが、今は塾の先生から配られた理科のテスト対策プリントをとりあえず終わらせたいと言っています。
家では塾の通常授業の宿題や予習や小テストの勉強があって時間が取りにくいので、学校でやっているみたいです。
いつの時間に?って思ったのですが、今は、朝読書の時間を使って内職をしているようです。
まだ、新学年で授業も初期なので、授業中の内職はやりにくいみたいです。
■課題はさっさと終わらせたい
自分のやりたいことよりも、とりあえずは課題を終わらせていく、それが娘のポリシーです。
中学生になってからずっとですが、学校や塾から出される課題はとりあえず早めに終わらせていくというのが娘の中にあるようで、早く終わらせないと落ち着かないと言っていました。
まあ、分からなくもないですが、その課題の終わらせ方が尋常ではないので、ちょっと驚くこともありますけどね。
夏休みや冬休みの長期連休の時は、数日前には冊子などが配られていますが、長期連休に入った時にはもう終わりかけているという感じのスピードです。
今回も、理科のテスト対策プリントの量が多すぎて、とっとと終わらせたいというのは娘が朝読書中にやろうとおもったきっかけみたいです。
内容が基礎基本の確認みたいで、あまり難しくないみたいなのですが、とりあえず量が多すぎて困るって言っていました。
■何をしたら良いのか不明な状態にならないように
このような課題に追われるという状況も、ある意味、塾に通っているメリットかと思っています。
何をしたらよいか分からないというのが一番怖いことです。
塾や学校からの課題をしていくことで、自分が何をすべきかというのを考えるきっかけにもなります。
どんな問題を解けば実力が上がってくるのか、テストで良い点が取れるようになってくるのか、それが大切なことです。
塾に通うと、とりあえず課題が出されて、それをこなすことで学力が上がっていくのですが、それだと平均的な学力にしかなりません。
いかにその上を行く方法を考えるのか、それが大切です。