なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!だいたい毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【新NISAの積立投資】自分のリスク許容度を感じながら積立商品と金額を考えてみる

昨日、自分の資産の値動きを知っておいた方が良いという話を書きました。

リスク許容度を上げるには、自分の資産の日々の増減を感じておくことは重要で、それをやっておかないと、大きな調整や暴落時に正常な精神状態を保てないですし、積立投資をしている場合には資産が増えてきたときにリスクの感じ方が強くなってきます。

私自身、日々の値動きは知っているので、同じ米国株の指数であっても、値幅の動き方が全く異なると感じています。

一番有名なS&P500、ハイテク株中心のナスダック100、ニュースでも取り上げられるNYダウ、これらの主要な3つの指数の値動は全く違います。

この中で一番激しいのはNASDAQ100指数ですし、緩やかだけど金融や原油の値動きに影響を受けやすいのはNYダウです。

人気のS&P500はこの2つの指数の間を取ることが多いですから、最も平穏に投資をしたければ、S&P500を持つのが良いと思います。

その他にも、全米株式のVTIもありますし、当然、この投資信託の商品もあります。

私自身はVTIも結構好きなのですが、指数としてあまりメジャーではないので、メインとしては持っていないです。

何事も現実を知ることは重要で、値動きを知っているから、何か不測の事態になった時にも冷静に対処できるものです。

値動きの荒さを知らずに、ただ皆が持っているからという理由で投資商品を買ってしまうと、暴落時に手放してしまうってことになってしまいます。

数年あればマイナス30%の調整はしばしば来ますから、知識と経験から判断していくことが必要な時が必ずきます。

さて、私自身、このようなことを考えているのは、2024年の新NISAでどの商品をどのような比率で買っていこうかと考えているためです。

しっかり投資したいけれど、毎日の値動きで翻弄されるのもそこそこにしておきたい。

けれども、リターンもちゃんと欲しいという想いがあります。

そのような気持ちから、商品選びは重要だと思っています。

■値動きが荒いNASDAQ100の最適割合は?

いま、考えているのは、S&P500連動商品とNASDAQ100連動商品、そして、全米株式(VTI)の商品を、全て投資信託で積立投資していこうと考えています。

加えて、おまけとして、日本株のアクティブファンド、そして、インドのインデックスファンドも少額のお楽しみ程度で考えています。

問題は比率でして、最初はNASDAQ100指数の商品を50%比率で買おうと思っていました。

それは、NASDAQ100指数が過去の実績では最もリターンが良いからです。

けれども、リスク(値動き)もこれらの指数の中で最も大きいのも事実です。

頭では分かっていたのですが、実際にどの程度の値動きがあるのかを実体験するために、2023年の今年はプレ新NISAとして、積立投資をしていました。

やっていて、本当に感じたのが、NASDAQ100指数の値動きの荒さです。

データでは知っていましたが、実際に身銭で投資して運用すると、この値動きの荒さには驚きがありました。

以前までは50%まで上げても良いかと思っていましたが、今はちょっと躊躇しています。

こんな値動きの荒い商品を50%も持っていたら、ちょっとはそっとの心の強さでは対処できない気分です。

私のメンタル的にはせいぜい40%くらいかなと思ったのです。

もしかしたら40%でも高いかもしれないなと思います。

なので、NASDAQ100指数を40%以下になるように、新NISAの積立比率を考えてみました。

■自分のリスク許容度から考える

投資する商品や指数としては、S&P500、NASDAQ100、全米株式、日本株アクティブ、インド株インデックスの5つになります。

いま考えているのが、毎日積立は、S&P500が4,000円、NASDAQ100が4,000円、全米株式が2,000円、日本株が100円、インド株も100円です。

なので、毎日積立は10,200円になります。

これだけだと、年間は280万円強くらいにしかならないので、加えて、クレカ積立を考えています。

クレカ積立は設定上、月1回の積立で50,000円となります。

これはS&P500を買付するようにして、毎日積立と毎月積立のリターンの差を確認しようかと思っています。

したがって、トータルとしては、月換算で284,600円になります。

年間では、340万円強になるので、年間上限の360万円には少し届かない程度になります。

ちなみに、毎日積立の積立総額の計算は1ヶ月23日で計算しています。

厳密には大型連休などがある月もあるので、23日に届かない月が多いのですが、SBI証券はこれで概算金額を算出しているので、それに準じています。

上のシミュレーションで、月換算で284,600円になりますから、値動きが荒いと感じているNASDAQ100の積立比率は32.3%になります。

これくらいが毎日平穏に生活するにはちょうど良いくらいかもしれないなと感じています。

当然リターンも欲しいですが、それよりも毎日の値動きで翻弄されて、積立を止めることや、最悪、売却なんてしてしまうと投資をやっている意味がありません。

大切なことは、積立投資を継続することなので、自分のリスク許容度に合わせた積立商品と金額にするのが良いと思っています。