なんでも道しるべ

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【暴れ馬と大魔王】レバファンはiFreeしかない!レバナスはauの実質コストが安い!

前回の記事で、ドル円低下に対応するため、レバレッジ型の株式指数商品を買っていくことを書きました。

米国金利は2024年に利下げされると予想されています。

日本はマイナス金利解除を目指されています。

この2つだけでも、ドル円は下落要因になりますから、予想としては、ドル円は下がってくると思われるわけです。

とはいえ、日本の低金利は変わりませんし、日銀は緩和をある程度はやっていきそうですし、貿易赤字も続きそうな気配なので、円安になる要素も無くなったわけではありません。

ただ、ドル円のチャート見ると、151円でダブルトップを形成しているので、この抵抗線を抜けるには、相当のパワーが要るのでは?って思いますし、今の日米の政策金利状況を見ていると、これを抜けるだけのネタが無いんですよね。

なので、1年や2年の短期的には、ドル円は下落すると考えた方が自然かなと思っています。

それに対応するために、考えた結果、為替ヘッジが付いているレバレッジ型の株式指数商品を買い付けていくことにしました。

商品としては、「iFreeレバレッジFANG+」と「auAMレバレッジNASDAQ100」の2つです。

為替ヘッジをしながら、米国金利下げの思惑による株価上昇はしっかりと取っていこうという戦略です。

とはいえ、レバレッジ商品なので、これらに全力投入というのはあまりにも危険すぎますし、私はそこまで度胸はありません。(笑)

特に、レバレッジFANG+は大魔王と言われるくらい、チャートの上下は凄いです。

2022年の米国株が下落時には、マグニフィセント7の大幅低下もあり、基準価額は80%以上も下がったというかなりえげつない商品なのです。

このような直近の歴史もありますから、きちんと自制しながら、積立をしていきます。

具体的には、各商品で毎日1,000円の積立です。

年間で最大でも276,000円程度なので、まあ、ポートフォリオの一部としては有りかなと思っています。

■大魔王レバファン

今回の記事では、商品に関して、なぜ、この2商品を選んだのかということを書きたいと思います。

まず、FANG+に関しては、「iFreeレバレッジFANG+」を選びました。

というか、これしかないです。

レバナスの言い回しを使って、レバファンという人も増えてきています。

そもそもレバレッジFANG+は、一部の特殊な投資家にしか使われていませんから、一般人にはあまりウケが悪いです。

まあ、80%マイナスの実績なんて見せられると、普通の人なら尻込みしますからね。

これに全力投入をしようという人は、相当リスク許容度が高いと思います。

私もそこそこリスク許容度は高い方ですが、レバレッジFANG+に多額を投入できるほどの度胸はないので、毎日1,000円で許してもらいます。

通常版のFANG+も、iFreeNEXTの方で商品化されていますが、これは今もNISAで積立していますし、2024年からは新NISAを使って積立していく予定です。

こっちは毎日5,000円でちょっと負荷をかけて行くのですが、レバレッジは1,000円に抑えておきます。

■暴れ馬レバナス

続いて、NASDAQ100ですが、これはレバナスという愛称で呼ばれています。

レバナスはいくつか商品が出ており、iFreeレバレッジNASDAQ100の方が先行しているので、こっちの方が有名だと思いますが、そのあと、楽天やauが商品化しました。

レバナスは、レバファンよりも人気があります。

まあ、NASDAQ100なので、FANG+よりは穏やかですからね。

と言っていますが、もうNASDAQ100が穏やかと感じている時点で、少し麻痺しているなって最近思ってしまいます。

インデックス投資で一番人気のS&P500でも高配当株愛好家からは値動きが荒いって言われていますから、それらの人からすると、NASDAQ100やFANG+なんてあり得ない値動きだと思いますし、さらにレバナスなんて考えられないと思います。

けれども、レバレッジ型ブル相場の破壊力は凄いですからね。

これからは、米国利下げ相場なので、逆業績相場で下がった時は仕込み時期と割り切って、しっかりと買っていきたいと思っています。

話が逸れましたが、なぜ、iFreeではなく、auなのかという話ですが、これは信託報酬と実質コストが全く違うからです。

後からauの方がでて、2022年設定だったので、最初は運用報告書が出るまでは信用できないっていう人も多かったのですが、信託報酬0.433%で、実質コストも0.544%というのが明確に出ました。

対して、iFreeの方は、信託報酬が0.990%で、実質コストが1.072%なので、auの方が半分程度のコストですから、今から積立するならauの方が良さそうです。

今後、iFreeの方も値下げが行われるかもしれませんが、既存ユーザーからの利益を考えると、今の買い付けレベルだとそう簡単に値下げは難しいかもしれませんね。

暴れ馬のレバナスと、大魔王のレバファンを保有することにしました。

毎日株価指数を見るのが楽しみと言いますか、かなりドキドキですが、まあ、まだポートフォリオ上では小さい割合ですからね。

新NISAが始まると、S&P500とNASDAQ100とFANG+の積立をしていきますので、毎日1,000円だとそれほどの割合にはなりません。

けれども、ドル円低下は確実に資産が目減りして悔しいので、為替ヘッジ有りで、リターンもレバレッジでしっかりと取っていきたいと思います。

もちろん、爆下げのマイナス80%もあり得ますからね、要観察です。