なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【連載/第2回/公立トップ校体験記】塾選びは通いやすさではなく地域ナンバーワン塾を選べ

中学3年の娘、受験生としての闘いは終了しました。

結果としては、私立高校も公立高校も第一志望校に合格でき、来年4月から地域の公立トップ校に通学することになります。

私自身、親として、この高校に合格するために中学3年間で出来ることはやったと思います。

全国には公立の地域トップ高校を目指している親子が多いと思います。

地域の公立中学に通いながら、高校でトップ校を目指し、そのまま旧帝大を目指していきたいという受験ルートを考えている方も多いと思います。

そのためには、まずは高校受験で公立トップ校の進学校を勝ち取らないといけません。

入試は同日勝負という考えもありますが、公立高校の入試はいくら当日点のウエートが高くても、少なからず内申点の影響があります。

したがって、中3の受験日だけの闘いではないので、3年間を通した戦略が必要となります。

このブログでは受験生応援ということで、本人だけでなく、親にも有益な情報を発信しようと思っていますので、ブログ記事10連載で、地域公立トップ校に合格するための実際に意識した秘訣を記していきます。

何かの参考になれば幸いですので、是非とも10連載をご覧ください。

そして、興味のあるところから、実践していただければと考えています。

■合格実績からの地域ナンバーワン塾

本日は地域公立トップ校合格の秘訣、10連載の第2回目となります。

第2回目の今日は、「塾選び」について書きたいと思います。

塾って、地域によっても数が違いますし、通える範囲で選択しなければなりません。

都会と地方では環境が全く異なるので、何ともアドバイスが難しいところではありますが、我が家は都会ではないですが、都心部近郊という感じの場所なので、それを前提に書いていきます。

まず、塾は、地域ナンバーワンを選ぶべきです。

大学入試では合格者数を盛っているとか、特待生がいるとか、そのような話は春ごろに必ずありますが、高校入試や中学入試、ましては小学校入試であっても同じことがあります。

とはいえ、今は情報化社会なので、そのような合格者数に関してはすぐに指摘が入りますし、きちんとした数値を出すようにしようという風潮がありますから、ここ数年はそんなに変な数値は見なくなってきました。

なので、塾が出している合格者数はそれなりに信用しても大丈夫ですし、不安であれば、面談などで確認すればきちんと教えてくれます。

私がお勧めするのは、地域ナンバーワンの塾に通うことです。

何をもってナンバーワンなのかという話ですが、公立や私立のトップ校、いわゆる偏差値上位の高校に何人合格させているかという話です。

高校受験って、大学受験と違って地域性なので、地域の情報が必要になってきます。

ゆえに、地域ナンバーワンということは、それなりに強い情報と方針があるということです。

実際、我が家の自転車で通える範囲に4つくらいの候補の塾がありましたが(個別塾を合わせるともっとありますが)、地域ナンバーワン塾がありましたので、少し遠かったですが、通うようにしました。

実際、同じ中学校で、男子は数人いましたが、女子は娘1人だったと思います。

■少し遠くてもトップ校に行きたいなら通う

娘が通っていた塾は学校の校区内では無かったので、同級生は校区内の塾に通っていました。

けれども、私は地域ナンバーワンにこだわって、少し離れた場所にありましたが、自転車で十分通える範囲内だったので、3年間通わせました。

塾の終わる時間は22時ですし、中学生なので、毎回私が迎えに行っていました。

通塾バスもあったので、雨の日はバスで行ってもらって、帰りはバス停まで迎えに行っていました。

一番辛かったのは、やはり夜なので、寒い季節ですね。

12月や1月というのは気温も低いですし、22時なので、本当に寒かったのを覚えています。

中3になると、週5で通いますから、親としても結構大変です。

そのようなことがあるから、普通なら校区内の塾にするのでしょうが、やはり地域ナンバーワンの塾はカリキュラムとマインドが違います。

何としてもナンバーワンを死守するという強い気持ちが先生にあるので、子どもを鼓舞するのが上手ですし、やはり同じように合格実績から集まってくる生徒が多いですから、環境面でも切磋琢磨する感じになっています。

もちろん、勉強量はあり得ないほど多いですし、最後、入試までに全部やり切れずに本番という感じでしたけどね。

良い塾というのは、子ども本人が自ら勉強する姿勢を作り出してくれる部分です。

どの塾でもカリキュラムはありますが、カリキュラムだけをやっていても、公立トップの進学校には合格しません。

その塾に通っている人であれば、同じカリキュラムで同じ授業、同じ宿題をやっているので、当然といえば当然です。

他塾との争い、そして、同じ塾内での争いになるわけですから、あとは本人が奮闘してやるしかないのです。

そのモチベーションを上げてくれる塾が本当に良い塾だと思います。

それが表面にはなかなか現れてこないので、地域ナンバーワン塾にとりあえず入るってことが良いと考えています。