なんでも道しるべ

広義の投資(子育て教育、英語教育、資産形成、NISA、iDeCo)に関する道しるべ!毎日19時に記事更新‼(たまに朝7時にも更新!?)

【中学生だからやるべき!】公立トップ高校を目指す中学生が大学受験に向けて必要なこと

昨日の記事で、高校受験組には4つのパターンがあるという話を書きました。

具体的には下記の4パターンです。

  1. いわゆる超難関私立進学校(灘や開成など)への進学
  2. 大学一貫校や提携校への進学
  3. 地元の公立トップ校への進学
  4. 特に志望校はなく、学力で行けるところに進学

この中で、2を選ぶ人は大学受験を回避できる可能性が高いですから、心配は少ないです。

また、1を選択している人も、高校受験の時にすでにハイレベルな学習をしていますし、進学先で周りの人からの好影響、学習環境も整っていますから、特に問題にはならないでしょう。

一番の問題は3を選んだ人です。

何が問題かというと、地元公立中学ではそこそこ頭が良いので勘違いしてしまうからです。

トップ校に行くくらいですから、中学校のなかでも成績はトップ3以内でしょうし、もしかすると学年トップかもしれません。

けれども、世の中には上には上がいるものですし、そもそも公立トップ校に進学していると、中学時代に内申点を得るための努力をしていますから、5教科の実力というと1の生徒や中学受験組に負ける可能性が高いわけです。

中学受験組の一貫校に進学している人は、授業速度が速いですから、学習速度だけでも負けてしまいます。

我が家の娘も同じ状況になりそうです。

そのために、中学時代から取り組んでおく必要があることがあります。

本日はその内容を書きたいと思います。

■中学でも先取り学習

さて、結論から先に書くと、公立トップ校に進学する人が中学時代にやらなければならないことは、先取り学習だということです。

まあ当たり前といえば当たり前ですが、先取り学習って、かなり自分自身で気合いを入れてコントロールをしないと先取りはできないです。

特に、先取りをしようと試みて始めたものの、継続性が無ければ、すぐに追いつかれてしまうということもあります。

実際、娘の場合も、冬休み前に先取りをしました。

冬休み中や3学期は塾の模試テストや市内の統一テストの勉強などがあり、なかなか先取りを継続できていないです。

中学1年ですが、数学は中学2年に入ったところで止まっています。

学年末テストや塾の模試テストが終わった時点で再開しなければならないなと思っています。

■数学は数ⅠAまで終わらせる

先取りに関して具体的に何をするのか、という話ですが、予備校先生がそのアドバイスをしていました。

その内容を簡単にまとめると下記のとおりです。

数学は数ⅠAまでを高校受験までに終わらせる。
英語は英検準1級合格を達成する。

数学に関してはカリキュラムが体系化されていますので、学習指導要領のスケジュールどおりに先取りで進めていけばよい訳です。

今は動画コンテンツや参考書も充実していますので、自分で勉強しようと意気込む人はいくらでも勉強できる環境にあります。

実際のところ、中学数学と高校数学では量と質に何倍もの差がありますから、中学数学はできれば1年半くらいで終わらせてほしいと言っています。

そして、1年かけて高校数学の数ⅠAを終わらせる感じで先取りし、高校受験に備えると言った方法です。

中学生の間に数ⅠAが終わっていると、高校進学と同時に数ⅡBの先取りができますし、その後、理系であれば数Ⅲの勉強に入れるということですね。

今後は数学のカリキュラムも変更になるので、文系でも数Ⅲを勉強しなければなりませんし、理系は数Cが復活します。

内容が1~2単元程増えるという分析がされていますから、先取り学習がさらに重要になってきます。

■英語は英検準1級に合格する

英語に関しては、どのように勉強を進めるのかが難しいところです。

中高の学校では文法を順番に習いますが、大学受験でまず必要なことは単語・熟語だと言われています。

中学生にとっては非常に勉強が難しいのですが、予備校先生が言うには、英検準1級を合格できるような勉強をしていく方が良いと言っています。

その為には、単語・熟語・文法の勉強が必要になるのですが、体系的に勉強するのではなく、英検に合格できるような勉強を進める方が良いということです。

英語の勉強って数学のように決まった勉強法が無いので、各人で勉強法が異なると思います。

何も分からない人は単語から始めれば良いのですが、私個人の考え方では、単語から始めなくても英語の実力は付くと思っています。

特に幼少期から英語を始めている人に関しては、会話文で徐々に単語を吸収している部分がありますから。

英検の合格法も決まった手法があるわけではないです。

王道に単語・熟語・文法・解釈から始める人もいれば、リスニングやスピーキングから始める人だっているわけです。

とりあえず合格できれば、実力も自信もつきますから、それは良い考えだと思います。

f:id:anyguidepost:20220202170400j:plain

まとめますと、高校進学で公立トップ校を目指す人は、中学時代に先取りを進めなくてはいけないということです。

先取りの内容は、数学は数ⅠAまでを終わらせる、英語は英検準1級に合格するという、言えばシンプルな目標です。

シンプルですが難しいのが実際ですが、これは良い目標だと思います。

ちなみに、今、娘は英検準1級合格を目指して頑張っています。