なんでも道しるべ

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【オール5の景色は?】三者懇談で2学期の通知表が開示された評定を大公開!芸術作品の誕生か?

娘の中学校で三者懇談がありました。

最近の三者懇談、両親が来られないという家庭も多いようで、その場合は二者面談になるみたいです。

先生と1:1で話をするのはちょっと嫌みたいですが、進路指導などでは二者で話す機会もありますから、嫌だとも言っていられないかなと思います。

今回、三者懇談で中2の2学期の評定を提示されました。

2学期の評定は1学期の評定+2学期の評定の総合評定なので、1学期が悪かったら2学期を少し頑張ったくらいだけでは評価は上がりにくいです。

逆に1学期の評価が良ければ、2学期に少しやらかしても、それほど落ちることはないです。

結論的には1学期が重要ってことですが、2学期で挽回できる教科は努力次第ってところだと思います。

そして、3学期の学年末の評価、これが一番重要で、そのまま高校入試の調査票の内申点になるのですが、まあ、3学期だけ頑張ったとことで上がりませんから、ほぼ2学期の成績がスライドします。

1学期から2学期にかけて努力している教科で、まだ評定に反映されてない場合は、3学期の時に上がる可能性が少し残っています。

具体的に言うと、4→4→5という評定がある場合も少し残っています。

けれどもかなり稀なケースです。

基本的には、2学期の評価がそのままスライドするので、この2学期でほぼ決まるといっても過言ではありません。

それで、中2の娘の評定ですが、ようやくやってくれました!

世間でいう芸術作品の出来上がりです。

■保健体育だけが4

1年の時の評定は44で、保健体育だけが4でした。

2年の1学期も同じ成績で、評定は44、保健体育だけが4に留まっていました。

偶然、担任の先生が保健体育担当なので、これが一発言わなければと思い、娘の運動神経について私の方から説明しておきました。

というのは、娘は部活動にも所属しないで、帰宅部で勉強に全振りしています。

そのような生徒は、印象でガリ勉という認定をされてしまい、体育の成績などでは不利に働くみたいなのです。

娘の場合、本来は全くの逆で、実は幼児期から運動神経には自信があり、いつもクラスで足の速さは一番でしたし、小学校の時も運動系の習い事もやっていました。

基本的には負けず嫌いなので、運動をやると、他人に勝ちたいという想いが強く、練習なども休まずに努力します。

一見すると、良さそうに思いますが、スポーツにまい進すると、学業の方が影響を受けて、勉強時間が減ってしまいます。

少ない勉強時間でもきちんと結果を出す生徒はいますが、娘の場合、地頭が良くないので、人一倍努力しなければ結果は出せないと感じたのです。

それが部活動に入らないと決めた理由です。

本人はどちらかというと部活動をしたかったと思いますが、この勉強全振りに納得して帰宅部を選んでいます。

二兎を追う者は一兎をも得ずという考えです。

■先入観で評価は付くものです

部活動はやっていないけれど、運動神経には自信があるので、保健体育の成績が4であることに、かなり不満をもっていました。

本人にとっては、美術の次に保健体育は自信があったみたいで、自信のない音楽や技術家庭で5が取れているのに、なぜ保健体育は5が取れないのか、というのが本音だと思います。

私は、教科担当の先生自身が、娘を先入観で見ているのでは?と思い、部活動に所属していない理由、本人は運動を苦手にしていない事、どちらかというとスポーツは好きで得意な方であるというのを、1学期の懇談で話しました。

コロナ禍が悪く働いたのかもしれませんが、去年は体育祭が無かったりしたので、運動能力を競争する場面で発揮できなかったのも原因だと思います。

実際、今年は体育祭が予定どおり行われ、娘はクラスの女子の中では50mタイムが一番速いのでリレー選手に選ばれています。

このような部分で、少しでも先入観が払拭できれば良いと思っていました。

■新しい景色が観えました!

今回、中2の2学期の評定は45、ようやく全教科で5をもらえました。

いわゆる「オール5」、俗にいう芸術作品の誕生です。

誰でも1くらいは苦手教科があって当然なので、オール5は本当に芸術作品だと思います。

2学期の段階で5をもらっておけば、学年末テストで大きくやらかさない限り5をスライドしてくれます。

気持ちを緩めずにしっかりとテストの点を取ることです。

特に副教科は要注意で、授業の態度や実技もありますし、ペーパーテストも2学期の期末テストで80点を取っている教科もあり、1学期の貯金で5をもらっているものも多いです。

このような教科は文句なしの5をスライドしてもらうために、何としても学年末テストで90点以上を取らなければなりません。

今回、何とか評定5にしてくれた保健体育なんか特にです。

ここで70点台を取るようなものなら、容赦なく評定4に落とされます。

きっちりと最後を決めるためにはテストで90点以上を取って、体育の授業も目立たなくてはいけません。

私が考えている親の仕事は、子どものやる気を出させることです。

そのためには、学校の評価・評定であっても、疑問であれば、先生に気を使わず、バンバン言いますし、質問も指摘もします。

それが親にできる最大のサポートだと思っているからです。

評定はそのまま調査票の内申点に変わります。

都道府県や試験内容によっては、評定1つ分が1点なのか、2点なのか、0.7点なのか、それぞれで違いますが、それでもこの1点で入試の合否を分ける可能性もあるわけです。

そのためには、1つでも良い評価をもらって損はありません。

まあ、そのためには、子ども自身がしっかりと良い成績を残さないと言う資格はありませんけどね。