この人、能力なさそうだな?って思う人が、金融関係や保険業をしていたら、距離を取った方が良いと思います。
あくまで、私のこれまでの経験と価値観ですが、これらの業種に関する人は、友達であっても、親族であっても、とりあえず勧誘するという傾向が強いです。
何分、私も、若い時にその勧誘に乗ってしまい、今は個人年金に入っています。
令和の現在に比べたら、金利は全く違い、それなりに戻される金額は大きいですが、40年積立なので、その期間の積立額から年金で支払われる総額を考えると、年利ってとても低いんですよね。
まあ、老後資金ですし、現金を貯金している分から考えると、それなりに金利はついていますし、もう今の時点で解約しても元本割れしないので、元本保証の金利だと考えると、そこそこあります。
とはいえ、その時に、運用の知識やNISAの制度などがあれば、絶対にやっていなかったと思いますね。
運用はリスクがありますが、40年という長期運用を考えると、歴史がそんな低利回りではないことを証明しています。
これからの未来はわかりませんが、過去の約20年分は確実に運用していた方が儲かっています。
当たり前だと思うんですよね、金融業は手数料で儲けていますし、利ザヤで稼いでいるところがありますから、私から毎月拠出金を貰い、それを運用や貸付により稼ぎ、私には普通預金からすると高いですか決して高金利ではない利子をつけて、さらに老後までの長期間は引き出されないわけですから。
そのような職場で勤めている人というのは、そのような商品を売ることで必死です。
■能力のない営業は必ず声をかけてくる
当たり前ですが、会社のサービス業なので、ノルマが必ずあります
ノルマを達成するには、それなりに声をかける母数が必要で、その中で、その商品を欲している人であったり、ちょっとした営業トークで騙される人であったり、何も考えていない人であったり、そのような人達は大勢いた方が良いわけです。
けれども、毎日仕事をしていると、一定の人達ばかりに営業するわけにはいかないので、新たな顧客候補を獲得したくなります。
その時、能力のない人はどうするか?
手っ取り早いのが、友人や親戚に声をかけるというものです。
私は、金融商品は、9割以上が検討に値しないものだと思っています。
さらに、店舗型や営業がいるようなところで販売している商品は、さらに99%が検討に値しないものだと考えます。
手数料なんてあり得ないほど取っていますし、顧客に感づかれないところで手数料をとる商品が山ほどあります。
もし、このような商品を必要としているのであれば、今だとネットで営業しているところに見積りを頼めばよいですし、もっというと、保険関係なんて本当に必要なのかという検証の方が大事です。
老後資金に関しても、iDeCoやNISAで運用した方が良い訳で、日本人って元本保証が大好きですが、元本保証って何が元本なのか?って話なんですよ。
このブログを読んでいただいている人には分かると思いますが、現金の額面が補償されたって、現金の価値が目減りしたら、それって元本保証じゃないです。
インフレやデフレに合わせて増減してくれるなら、それは元本保証なのかもしれませんがね。(笑)
■騙すつもりがない低能力の人が逆に厄介
保険関係の商品って、時代に合わせた商品とドンドン構築されていきます。
そして、その中身を良く分かっていない人が営業に回っているんですよ。
一応、社内で商品説明会をやって、営業トークや注意事項などの説明を受けていると思いますが、本当に本質を理解して営業に回っている人なんて、ほんの一握りと言いますか、ひとつまみだと思います。
逆に言うと、顧客を騙すつもりはなく、本気で営業していると思いますけどね。
あるいみ、善意で人を騙している可能性だってあるわけです。
手数料を全て説明できる営業なんて、ほとんどいないと思いますよ。
なんで、資料のどこかに書いていますから、読んでいない顧客が悪いってことになると思いますし、そもそも手数料という表現ではなく、レートなど言葉を変えて表現していて、そこにはスプレッドが掛かっている可能性だってあるわけです。
日本人はカタカナに弱いですからね。
英語をカタカナで書いておけば、同じ意味の日本語だと引っ掛かりますが、英語だとスルーしてしまう人も大勢いるので、そのような人は何もしらずに契約してしまいます。
そして、実際に受け取るときに、なんで?ってなる訳です。
現金の残高を目の前にしないと、頭が働かないものなんです。
結局のところ、そのような業種で勤めている友人や知人、親戚の人がいたら、その人とは要注意で距離を取った方が良いでしょうね。
本当に賢い人は、何も営業してこないと思いますが、そのような人は、その業界でもエリートだと思いますし、末端の営業職には就いていないでしょう。
この人、能力なさそうだな?って人ほど要注意ってことです。