なんでも道しるべ

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【まずは勉強時間を確保】娘が友達から「元々、頭の質が違う人は良いよね」と言われたことで

中学1年の娘が、この前、友達から「元々、頭の質が違う人は良いよね」と言われたらしく、久々にイラついていました。

その友達は、自分も努力をしているけど、娘にテストの点数で勝てないから、このような言葉を言ったそうです。

なぜ娘が腹を立てているかというと、自分も努力しているから、テストで良い成果が出るのであって、何もせずに点数を取っているわけではないという言い分です。

まあ、その気持ちは分かります。

でもこればかりは、何とも言いようがありません。

他人の生活は覗けないし、本当に、娘よりもその友達の方が努力しているのかもしれません。

けれども、テストで点数が取れないのかもしれません。

勉強には質と量があるので、こればかりは何とも言えないのですが、私がちょっと気になったのは「頭の質」というのは違うのではないかと思っているのです。

■ある一部の人間を除いては、努力した人に成果が上がるのが勉強

産まれ持って、頭が良い人がいないとは言いません。

日本中では素質的に頭が良い人間は必ずいると思います。

けれども、ほとんどの人が頭の良さは自分の努力で得られたものだと思うのです。

それが、他人からすると、素質的に頭が良いとか、少ない努力でも点数が高くなるとか、親が頭が良いから遺伝しているとか、そのような先天的な要素で見ようとします。

けれども、予備校講師がみんな言っているのは、「ある一部の人間を除いては努力した人が成果を上げることができるのが勉強である」という表現をします。

したがって、先天的に頭が良いのではなく、頭が良い人は、ほとんどの人が努力をしているということです。

■友達には勉強時間は短く申告するもの

今回、娘が友達に言われたことで、腹を立てたのは、「自分も努力をしているからテストの点が良いのであって、別に素質で点が取れたわけではない」という気持ちがあったのでしょう。

その気持ちは分かります。

あえて他人には言わないと思いますが、学校の大多数のメンバーに比べると勉強をしていると思います。

よくテスト前に、どれだけ勉強したのか?という話題が出ると思いますが、そこで本当のことを言う人なんてほとんどいないと思います。

なぜなら、たくさん勉強しているのに点数が悪かったら恥ずかしいので、できるだけ短い時間を言うことになるからです。

また、勉強机に座っている時間が全て勉強している訳ではありません。

机に座っていても、スマホを触ったり、漫画を読んだり、ボーっとしたりなど、100%勉強に費やしているわけではないということです。

それは自分自身で一番わかっていることなので、たとえ2時間勉強していても、2時間は集中していないなということから、周りには短く言って、1時間と言うでしょう。

これらのループが、結局、勉強時間を短く申告するということにつながります。

それを本気でとらえて、あの子は1時間しか勉強していなんだと、自分も1時間しか勉強机に座らなかったら、必ず負けます。

なぜなら、元々、嘘の時間を教えてもらっているうえに、1時間座っても100%勉強しないからです。

結局は他人を過小評価しているだけで、それを基準に考えると、自分を甘やかしているということになります。

■勉強は「量」に軍配が上がっている

よく、勉強には「量」と「質」があり、どちらが重要かという話があります。

特に勉強時間を少なくしたい人は、質にこだわった論理を立てますが、これに関しては、YouTubeなどの予備校先生は、ほぼ「量」の方に軍配を上げています。

結局、質が高かろうが、低かろうが、量が必要だという事です。

勉強量が取れないと、自分の目標には到達しないですし、質の良い勉強ができれば、より成績が上がるということなので、量が重要ということでほぼ一致されています。

私もそう思います。

結局は勉強量なのです。

勉強の質は、いろいろ失敗しながらも身に付けていくものですが、勉強量というのは自分のやる気も問題なので、意気込みが無ければできるものではありません。

勉強量を確保できなければ、自分の到達点はある所で止まってしまうと考えた方がいいでしょう。

したがって、友達同士で会話する勉強時間の話なんて愚問なのです。

■とりあえず勉強時間は長いと思う

娘は中学生です。

中学生の学習内容レベルであれば、やればやるだけ、やっただけ伸びます。

テストの点数が引く人は勉強のやり方や質の問題よりも、まずは勉強机に向かって、座っている時間の問題であり、さらには集中して勉強している時間の問題です。

あの子にはどうしても勝てないというのは、その子よりも確実に勉強時間が短いということです。

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娘はそれほど飛びぬけて賢いわけではありませんが、地域の中学校の中ではトップ層にいることができています。

仮に進学校に通えば、並みの成績になるのかもしれませんが、地域中学であれば十分にトップ層を維持できます。

それは確実に勉強時間が長いからです。

平日も時間が取れる限り勉強していますし、休日もちょっとはダラダラとしながらも平日以上に勉強をしています。

家に居る時は、ご飯や風呂、スマホなどで休憩している以外は、基本的に勉強机に座っています。

そのような生活を送っているので、冒頭の「元々、頭の質が違う人」には全く当てはまらず、単に努力しているだけだと思います。

まあ、友達にはそんな話はしませんけどね。