なんでも道しるべ

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【みんな大好き】S&P500はeMAXIS Slimが良い?それともニッセイSの新商品に乗り換える?

新NISAに向けて、ポートフォリオのベースとしている4つの商品について、取り上げています。

新NISAの開始まで2ヶ月に迫ってきて、資産形成や投資が大好きな層は盛り上がってきました。

販売会社各社も新NISAに向けて信託報酬の安い商品を打ち出してきています。

証券会社もポイント還元などのサービスを見直すなどでして、顧客獲得や顧客流出の争奪戦を繰り広げています。

受益者の我々としては、良い商品を良い証券会社でやるってことが重要で、新NISAは基本的に非課税期間が無期限なので、長期で持つ商品を買い付けることが大切です。

私が2024年から積立を行おうと考えているのは、下記のとおり。

  1. eMAXIS Slim米国株式(S&P500)
  2. ニッセイNASDAQ100インデックスファンド
  3. iFreeNEXT FANG+インデックス
  4. SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンド

これまでの記事では、2.ニッセイNASDAQ100インデックスファンド、3.iFreeNEXT FANG+インデックス、4.SBI・V・米国増配株式インデックス・ファンドを取り上げました。

本日は最後に、一番のコアファンドである、1.eMAXIS Slim米国株式(S&P500)について書いていきます。

S&P500は日本人にはとても人気なのですが、米国人にはS&P500よりも全米株式(VTI)の方が人気のようです。

どちらが良いのかは非常に悩みますが、S&P500も全米株式もほぼ同じような値動きなので、どちらを買っても大差はないと思います。

以前、テスラがなかなかS&P500に採用されず、やはりVTIの方が良いのではないか?という意見もありました。

確かに、全米株式(VTI)にした方が、漏れがないので良いかもしれません。

一方で、日本人の投資家の中ではS&P500の方が人気なので、S&P500のファンドの方が信託報酬値下げ合戦は起きやすそうです。

つい先日、eMAXIS Slimが全米株式のファンドを設定しましたが、一応、S&P500の方に信託報酬を合わせています。

この辺り、ずっと合わせてくれるなら良いのですが、S&P500だけが競争で下げることになったとしたら、全米株式はちょっと分が悪いかもしれません。

この辺りは悩みどころです。

自分の信じるものを買った方が良さそうです。

■追従姿勢はeMAXIS Slimが一番早い

全米株式にしようか、S&P500にしようか、その辺りは悩みましたが、私の中では一応、S&P500をコアにしようと考えています。

悩むなら、二つとも持てば良いという考え方もありますが、これまで紹介したファンドも持つので、大きく4つのファンドで運用していきます。

さらに全米株式も買うとなると、5つのファンドになり、ちょっと多そうな気もするので、S&P500と全米株式がほぼ同じ動きをするということで一つに絞り、また信託報酬の値下げ合戦が起きそうな気もするので、S&P500を買い付けることにします。

次の問題は、S&P500指数のファンドが乱立しているので、どこを買うかって話です。

2023年は実はSBI・VシリーズのS&P500を買っていました。

その理由は、実質コストを比較すると若干SBIの方が安かったというのと、ベンチマークとのかい離がSBIの方が小さかったということがあります。

けれども、2023年中に起きたことは、他のアセマネから新商品が出た時に、信託報酬の追従をしていたのは、やはりeMAXIS Slimだったということです。

微々たる信託報酬の差ではありますが、やはり追従する姿勢は大切かなと思います。

ファンドって結構シビヤなことをしてきまして、以前から販売しているファンドは信託報酬を下げないところが多いです。

実際、eMAXIS Slimであっても、こっちは信託報酬を下げていますが、昔のeMAXISシリーズはそのまま据え置きしています。

利益が乗っていると、課税口座で課税されるのがもったいないので、そのような人は売却よりもホールドを選択する人も多いです。

なので、既存のファンドの信託報酬を下げないというのは、受益者にとってはマイナスになるってことなので、追従姿勢がとても大切になってきます。

eMAXIS Slimはその追従姿勢が強く出ているので、長期を持つにはこのファンドが良いと考えました。

■年末にかけて信託報酬値下げ合戦になるのか?

上位10銘柄は有名な会社が多くなっていますが、実のところ、NASDAQ100とほぼ同じって感じなんですけどね。

  1. アップル(6.7%)
  2. マイクロソフト(6.3%)
  3. アマゾン(3.1%)
  4. エヌビディア(2.9%)
  5. アルファベットA(2.4%)
  6. テスラ(1.8%)
  7. メタプラットフォーム(1.8%)
  8. バークシャーハサウェイ(1.7%)
  9. アルファベットC(1.5%)
  10. エクソンモービル(1.3%)

カッコ書きで比率を書きましたが、NASDAQ100に比べると500社あるので低くなっています。

けれども、マグニフィセント7は健在なので、結局はこれらの銘柄に左右される値動きってことには変わりないです。

最後に、手数料面を挙げておきます。

信託報酬は0.09372%で、ネット証券の場合、買付手数料と信託財産留保額はありません。

私の場合はSBI証券で買付するので、投信マイレージサービスがあり、0.0326%のポイント還元があrます。

したがって、実質の信託報酬は0.06112%となるわけです。

とはいえ、今の話題は、全世界株式(オルカン)が信託報酬を0.05775%でファンドが動いているということです。

なんで全世界よりもS&P500の方が高いんだ?というツッコミが多いのですが、そこがオルカンに近づくようになると、S&P500もかなりの低信託報酬になり、さらに人気になりそうです。

実は、ニッセイSシリーズで、このS&P500ファンドが、2023年11月13日に信託報酬0.05775%で設定されますので、これに追従してくるのか?って話が話題になっています。

これから年末にかけてのeMAXIS Slimの動きに大注目です。