4月の第一週から鉄緑会の通常授業が始まりました。
土曜日に2コマ授業を受けることにしているのですが、最初の授業から帰ってきたのがすでに23時を回っていました。
こんなに毎週遅くなるのか?って思っていたら、ほぼ毎週、こんな感じみたいですね。
今週は面談があって遅くなったようですが、来週からは復習テストが実施されるようで、それに合格できていないと最大22時半まで居残りらしいです。
そもそも、授業の終了時間が21時のところ、21時半になると宣言されているようなので、これだと土曜日はなかなか帰ってこないと覚悟しないといけませんね。
土曜日で良かったです。
平日でここまで遅いと、次の日に学校があるので結構大変だと思うのですが、皆さんどうされているんでしょうかね?
皆がみんな鉄緑会に近いところに住んでいるとは思えないのですが。
こんな感じなので、毎週土曜日は遅くなることが確定で、かといって、平日も宿題や復習やテスト勉強をしないといけないので、毎日とても忙しそうな感じみたいです。
というか、これくらいやってもらって普通ですけどね。
これじゃないと、難関大学への合格者数なんて、あのような実績はできないと思いますし、東大京大医学部受験で有名にならないと思いますから。
このカリキュラムについていけてこそ、大学受験で合格が待っているのでしょうね。
■やっぱり生講義に限る
不思議なのですが、中学生までは生講義で塾に通っていた生徒も、高校になったら結構な人が映像授業や学習管理型の塾に通って、さらに、塾には通わないという人も多いです。
本当の闘いは大学受験なのに、なぜ高校生になったら急に学習は自主性になるのか?って思ってしまいます。
中学生の時よりも、高校生のときの方が、生授業が必要だと思うのですが。
一番の理由は、家の近くに塾の校舎が無いからかな?と思っています。
中学生って結構な人数が塾に通う習慣がありますし、それに、そもそも高校受験の地域性が強いので、地域の生講義というのが重宝されています。
逆に、高校生になると、大学には行かない層がいて、受験する人でも指定校や学校推薦を使う人が増えるので、塾に通う人の絶対数が減ります。
通う人が減るってことは、その分、塾の校舎数も減るってことです。
生講義をしているような予備校は少なく、有名なところでいうと、今では、駿台と河合塾と鉄緑会くらいでしょうかね。
それ以外の場合は、東進を筆頭に映像授業ってところが多いです。
また、今では、武田塾のような勉強管理型の塾が増えており、学習は基本的に参考書って人も多いです。
けれども、蓋を開けてみると、難関大学を目指している人って、結局は生講義を受けているんですよね。
これって、やはり理由があると思っています。
人間ってそんなに強くないってことなんですよね。
■最初から最後まで参考書学習って人いるの?
映像授業ってどこでも勉強できて、いつでも勉強できるって強みがあるのですが、それをきちんとできる人って、やはり受験に向けて火が付いている人に限られると思っています。
受験までまだ2年半以上あるような娘の新高1なんて、映像授業を受けてもそれほど真剣に勉強しないと思っています。
だからこそ、学習管理型の塾が増えてくるのですが、それでも、参考書学習には限度があると思っています。
参考書はあくまで参考書なんですよね。
参考書だけで東大に合格できたら、それだと生講義や塾の存在価値ってどうなんだ?って話なんですよね。
もちろん、地方に住んでいる人は、参考書学習を中心に勉強をしている人は多いですが、それでも、参考書だけではなく、学校の先生のサポートや補習、それこそ予備校の映像授業を使っています。
最初から最後まで参考書だけで、学校の授業や先生を全無視して、補習も受けず、誰にも質問をしないで東大京大医学部などの難関大学に合格できた人って本当にいるのでしょうか?
私が常々思っているのは、参考書中心で勉強している人でも、東大特進だけの授業を受けているとか、過去問解説の授業を受けているとか、学校の先生が手厚いサポートをしてくれているとか、そのようなものを総合的に受けて、合格をつかみ取っていると思っています。
だからこそ、その人それぞれで何が良いのかは違うと思いますが、自学自習だけというのはなかなか難しいということです。
意外と様々なことをやっている人は多いですからね。
そして、受験が近づくと、お尻に火が付くので、かなり自分で勉強できるようになっているということです。
その体験が独り歩きして、自学自習こそが全てみたいな誤解になっていると思っています。
ようやく今週から高校生活がスタートしますが、もう大学受験までのカウントダウンは始まっていると思っています。
最近は効率の良い勉強方法が溢れているので、何を使って、どれだけやるか、それで勝負が決まってくると思います。
やっている人は、何でもやっていますからね。
置いていかれないように、先に行っている人に付いていけるように、それが新高1の娘がやるべきことだと感じています。