新高1の娘ですが、高校入試の合格発表から1ヵ月が経っています。
前の記事でも指摘しましたが、娘が全く勉強しなくなりました。
人間ってここまで切り替わるのかと思うくらい勉強しなくなっていて、非常に困りました。
入試前、あれだけ勉強していたので仕方ないと思う部分はありますが、ここまでスイッチが切り替わると、ちょっと親としては悩みどころです。
大学入試で一般入試の学生が、大学生になると成績が悪くなるという噂は、学力が高いから本当かな?って疑っていたのですが、娘のこのような状況をみると、高校入試よりもさらに大変な大学受験の場合は、そんなことが起きてもおかしくないと感じました。
入試が難し過ぎるのも問題だなと思いますが、しっかりと勉強する人はしますからね、合否を付けるためには入試を難問にしていくというのは仕方ないことなんだと思います。
ところで、娘はどうしたもんかと思いました。
高校生になったら自覚を芽生えさせようと思っていましたが、ちょっとあまりにも目に余るので、久々に怒りました。
怒ったのなんて、数ヵ月ぶりだと思います。
入試直前は、私が何も言わなくても勉強していましたから、注意する必要が無かったんです。
進学校の高校生になるのも大変だなと思います。
■人間はすぐに堕落する
合格直後は遊びばかりをやっていても仕方ないと思っていたのですが、先日に合格者説明会があって、春休み課題が出たのにも関わらず、一向に勉強しなくなりました。
一旦、線が切れてしまったらそうなるのかもしれませんが、遊び、動画、DMばかりになってしまうんですよね。
高校生になるので、新しいスマホも買ってあげました。
欲しがっていたiPhone15を買ってあげたのと、いままでよりもギガを使う機会がふえると思い、契約も見直しました。
それもあってか、常にスマホから手が離せない生活になってしまっています。
そして勉強机に座らない生活です。
合格者説明会で、春休み課題が出たら少しは勉強を開始するかな?って思っていたら、春休みにも関わらず、1日1時間程度しか勉強しないですからね。
それに、スピード感だって、入試前を雲泥の差になっています。
合格者説明会の第1回目は保護者同伴だったのですが、高校の先生からの説明を聞く限り、非常に多い春休みの宿題が出されているようです。
詳細までは聞かないようにしていましたが、おそらく、1日1時間程度の勉強時間で終わるレベルではないと思いますからね。
そんな状況にも関わらず、一向に態度が変化しない娘を見て、私も限界を超えてしまいました。
■進学校を選択した意味
ひさびさに怒ったと思います。
娘の高校進学先は、自分で選択させたので、こんなに勉強しないなら、なぜ私大の付属校にしなかったのか?って話をしました。
また進学校の勉強はそんなに甘くないし、すでに勉強をやって、先取りをしている人は大勢いるという話をしました。
せっかくの春休みだし、中学から高校への切り替えだから遊んでも良いと思っているが、ここまで切替ができずに、1日1時間程度の勉強しかできないなら、友達と遊ぶのは禁止という話をしました。
これはね、親としても難しい話だと思っています。
やはり中学を卒業して、春休みですからね。
高校入試で遊べなかった期間も長かったですし、高校生活が始まるまでに遊びたいと思う娘の気持ちも分かります。
けれども、ここまで勉強しないなら、これは進学校に行った意味がないと思うんですよね。
高校合格がゴールではありません。
あくまで大学受験が受験のゴールであり、ここで気を抜いていたら、何のために中学3年間頑張って勉強してきて、進学校を選択したのか?って話になると思うんです。
だから、ここは親として、心を鬼にして、春休みにも関わらず怒りました。
人間っていうのは、管理されていない場合、自分自身でしっかりと制御できなければ堕落していきます。
それは子どもだけの問題ではなく、大人だって同じだと思うんですよね。
だからこそ、親がしっかりと見てあげなければならないと思っています。
せっかくの春休みではあるのですが、切り替えた勉強ができないのであれば、ここは勉強の方にシフトしてもらわないといけないと思っています。
高校って、行く高校によって、勉強への意欲が全然違いますからね。
何も春休み課題が出ない高校もあれば、しっかりと出される高校もあります。
そして難易度もまちまちですから、自分でしっかりと対応していかなければ、高校生活のスタートで躓いてしまします。
中学の時と同じで、1年の中間テストがその子の3年間を占うことになりますからね。
最初からスタートダッシュをするためにも、息抜きもそこそこに、しっかりと勉強しなければなりません。