なんでも道しるべ

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【難関校の合否の分かれ目】捨て問をいかにスパッと切れるかで勝負が決まる!

高校受験で公立トップ校に合格した中3の娘です。

娘の場合、受験が前期日程で終わってしまったので、実は1ヶ月ほど充電期間がありました。

その間に、友達と遊びに行ったり、友達とお泊りをしたり、友達とお菓子作りをしたりと、これまで受験で何もできなかったことを一気にやっていっています。

先日、全国の都道府県で高校受験の合格発表シーンみたいなものがニュースになっていたので、まだ受験は続いているのだなぁってしみじみとなりました。

娘はようやく高校で合格者説明会が開催さえ、春休み課題も出され、ようやく高校生っぽいことがスタートしています。

とはいえ、後期日程で合格した人って、合格日から間もないうちに合格者説明会があったので、全然息抜きができていないのでは?って思ってしまいます。

ちょっと可哀そうな気もしますが、娘は娘でまったく勉強していないので、ブランクが怖すぎるんですけど。

入学前からチェックテストがあり、入学後には春休み関係の課題テストがあるみたいで、ゴールデンウィーク前には中間試験前の中々間試験があるようなのですが、娘は本当に大丈夫なのかな?ってちょっと心配になります。

あまりにも気合いが入っていないので、たまに大学受験の話をするようにして、進学校に通うための自覚を身に付けさせようと思いますが、これはなかなか難しいですね。

親の私一人の力ではどうしようもできないです。

もう、学校や予備校から宿題や課題を出してもらって、期限や〆切による追い込みをしてもらわないと、全く勉強に気合いが入っていない感じですから。

このような娘の状況を見てると、中学受験組が中だるみで高校受験組から離されると言われるのも分かるような気がします。

受験勉強であんなに勉強していたのに・・・って思ってしまうのですが、気合い入れて勉強している子ほど充電が必要なのかもしれません。

大学生で指定校組よりも一般受験組の方が単位取得率が悪いみたいな話がありますが、それは完全にそうだと思います。

娘を見ていたら、それが嘘だなんて思えないですね。

ちょっと話を戻して、本日書きたい内容は、まだ高校受験の話をするのかい!って感じですが、難関校の合否の分かれ目って何なのか?って話です。

学力ってそれほど大きな差は無いと言いますか、上位層は何をしても合格できると思いますが、中間層は団子状態で、ちょっとした差で合否が分かれてしまいます。

その合否の分かれ目って、実は受験日当日の差なんだと思います。

その受験当日の差というのは、日々の意識の持ち方で変わってくると思うのです。

■捨て問の一瞬の見極め

得点分布が正規分布だとするなら、合否の分かれ目って、大勢の生徒がいることになります。

特に倍率が2倍程度の高校であれば、それが顕著で、1問の差、1点の差で合否が分かれるのは当たり前の話であり、それによって涙をのむ人もいるのが現実です。

学力差というのは、合格した人が賢くて、不合格だった人が劣っているのか?って言われると、私はそんなことは無いと思っています。

娘を見ていたら分かります。

塾でもそれほど上位層では無かったですし、合格判定でもCやDを連発していましたから、合格発表まで本気で落ちた時のことを考えていました。

私大の付属校に行くことを本気で考えていたくらいです。

けれども、半分程度しか合格しない受験で、なぜ娘が合格者の中に入れたのか、これを考えた時に、かなり影響が大きいものがあります。

それは、「捨て問をきちんと捨てられたかどうか」ということです。

合格者でも100点なんか取れる問題ではありません。

公立トップ校の問題は本当に難しく、今回の娘の受験学年の場合、5教科合計で半分くらいの点数を取っていれば合格できていたのでは?って話になっています。

500点で考えると250点取れれば御の字だったということです。

そうなると、いかにやらかさないかって話になるのです。

合格者でも100点どころか、90点や80点すら取れない問題なので、いかに解けない問題を捨てるか、取れる問題を取っていくか、ここが勝負の分かれ目ということです。

■親子シミュレーション

娘の場合、数学がかなり苦手でした。

数学で稼ぐことは絶対に不可能だと思っていました。

対して、英語は稼ぐことができるので、それなりに取りに行ったと思います。

けれども、このような得意、不得意な部分が、実は本番当日では大きな影響を与える可能性があります。

それは、得意教科ほど、難しい問題にこだわってしまうということです。

自分が得意だから挑戦してしまうんですよね。

娘の場合、数学は絶対にそれはできないと思っていたので、パッと見て難しい問題はドンドン切っていったと言います。

そして、半分くらいの点数が取れて、耐えることができたということです。

この切れるか、切れないかによって、合否が分かれるということです。

得意な教科ほどやらかす可能性があるので、入試本番でやらかさないためにはシミュレーションをしっかりしておいた方が良いです。

でもこれは、塾ではやってもらえないですよね。

なせなら、個人個人で得意・不得意の教科が分かれるからです。

シミュレーションは100人いたら100通りありますから、自分でやらないといけないことです。

この辺りのシミュレーションって親の出番だと思いませんか?

私は得点シミュレーションまでして、どの教科で何点取れればOKとか、何点取って耐えるとか、この教科で稼げれば合格がかなり近づくとか、この辺りの話は綿密に何度も娘としました。

実はこのようなシミュレーションが難関校の合否にはかなり意味があると思っています。

シミュレーションって結構難しく、学校によって問題の癖がありますし、子どもとの相性もありますから、情報収集をしっかりとやって、最適なシミュレーションをして欲しいですね。