春休みの時間の使い方は非常に大切です。
これまで、娘が中学1年、2年の春休みの時も、それなりに有効に利用していました。
というのも、春休みは宿題が基本的にはありません。
だからこそ、いつもできない学習ができるものです。
今年は、娘も中学を卒業して、4月から高校に入学します。
普通なら、高校入学に向けての準備などをやっていて、それらの準備にバタバタしたり、中学の友達と遊んだり、いつの間にか時間が過ぎてしまうってことがあるのかもしれません。
ここは親の私がきちんとコントロールすべきことかなと思い、遊びの予定を許しつつも、やるべきことはしっかりとやってもらう期間にしてもらおうと思っています。
春休みにやるべきことは大きく3つです。
これらをきちんとやってこそ、長期休みを上手く使って、リフレッシュして、高校生活への準備をしてもらおうと思っています。
■数ⅠAを一通り学習
まず1つ目は、何度か記事で取り上げていますが、鉄緑会の春期講習です。
春期講習では、数ⅠAを一気に5日間でサラッと学習してしまうというちょっとスパルタな授業が用意されています。
1日6時間×5日間の計30時間で一気に学習するという流れで、ちょうど3月の最終週に組み込まれています。
通っている娘の感想は、とにかく早い!ってことでした。
そら、30時間で数ⅠAを一通り終わらせるのですから、そら早いでしょうねって感じです。
けれども、このスパルタ塾なので、普通に宿題も出されるかな?って覚悟していたのですが、意外と宿題は無いってことで、娘はラッキーという感じでした。
なので、勉強時間といっても6時間です。
確かに初めて習うことが多いので疲れるとは思いますが、それでも、中学時代に馬渕教室で学習していた内容も含まれているみたいで、馬渕では高校内容も教えてくれていたんだという発見もあったみたいです。
この春期講習での学習内容は完璧に理解しなくても、4月からもう1周やって、さらに高2からでも受験に向けて応用問題に取り組むみたいなので、1回で完璧にしなくても良いというアドバイスがあるのは有難いです。
何周も回すことが大切ということでしょうね。
本格的な授業が4月からの通常授業で、これは4月の第1週から始まります。
高校の入学式前から始まるので、これはこれで、全く配慮していないのも面白いですが、まあ、目標は大学受験ですからね、それに中高一貫組が基本ですから、気にしないというのも当たり前です。
通常授業はまともに宿題が出ますから、ここから本格的な鉄緑会生活が始まります。
■3月末には英検準1級を受験
次に2つ目は、オンライン英会話と英検受験です。
これまで高校受験に備えて、オンライン英会話は土日を1日1コマに減らし、英検受験も恒例の年始は受験しませんでした。
高校受験も終わり、本格的に大学受験に向けての勉強が始まるので、英会話も英検受験も元に戻していきます。
春休みは毎日オンライン英会話を入れています。
鉄緑会の春期講習の日は控えましたが、それ以外は毎日1コマ、土日は2コマ入れています。
英検受験を3月末に予約していたので、それに向けたスピーキング対策を基本として、あとはカランを進めています。
英検受験は、高校受験によって英語長文の読解力が上がったかどうかが分かります。
もし英語力が向上していたら、もしかしたら英検準1級に合格できるかもしれません。
合格できなくても、何度も挑戦はしていくつもりです。
大学受験では、受験日から過去2年分の外部試験の結果しか使えないので、それを配慮すると、1年の秋くらいまでの結果は全く意味がないのですが、それでも、英検準1級に合格できるか否かというのは重要な指標だと思っています。
もし、英検準1級に合格できれば、TOEFLなどにも挑戦させてあげたいなと思っています。
あとは、高校の英語教師の方針にも合わせる必要があるかなと考えています。
最後の3つ目が、高校からの春休み課題です。
これが合格者登校日に出された課題なのですが、娘が受験後のダラダラ感が抜けずに放置していました。
さすが進学校と言えるような、春休みにしては量も多いですし、考えさせる宿題も多いです。
ただ、卒業生の春休みが3週間くらいあることを考えると、それほど多くはなく、真剣にやれば、十分遊ぶ時間も取れると思っています。
一番の問題は、この春休み課題から年度初めに課題テストがあるということです。
ここでしっかりと点数を取らないと、自分自身の周りの生徒との立ち位置の問題があるので、きちんと準備してもらいたいところです。
まあ、宿題だけでも片付けておけば、課題テストの勉強はすきま時間にでもやれるので、友達と遊びにいくのは止めませんが、ダラダラして進めないようなら、遊ぶのは禁止ってことになります。
高校生活そして新学年がスタートするからこそ、節度をもった春休みを過ごしてほしいと思いますね。