夏休みはすでに始まっている。
公立の中学校って年間スケジュールで遅めなんですよね。
この3連休も夏休みに突入ではなく、3連休明けに登校日があり、ようやく夏休みになります。
けれども、先週から三者懇談があり、その際に夏休みの宿題も示されており、さらに授業で宿題の詳細を配布されていることから、夏休みに入る前から夏休みの宿題に取り掛かることも可能なのです。
したがって、夏休みの宿題は夏休みが始まってから始めるのではなく、夏休みに突入する前に始めるべきなのです。
■夏休みは3倍勉強ができる
夏休みの宿題は夏休みにやるべきものという考えはあり得ないです。
三者懇談の期間は午前中で学校が終わりますし、3連休もあり、夏休みに突入する前から十分に時間があります。
けれども、なかなか宿題に手を出そうとする人が少ないのが現実なようで、結局、夏休み前もダラダラと過ごし、夏休み期間もダラダラと過ごし、そして夏休みをダラダラと終えていく。
そんな人が大勢います。
夏休みは通常の3倍勉強ができるはずです。
昼間に学校が無いのですから、学校がある期間だと夕方から夜しか勉強できませんが、夏休みは朝・昼・夜と分けると通常の3倍勉強ができることになります。
しかしながら、3倍も勉強する中1・中2の生徒なんて極めて少数です。
受験生になれば話は別かもしれませんが、受験生であっても夏休みはダラダラと過ごす人が多いかもしれません。
中1・中2でダラダラと過ごしていた生徒が、受験学年の3年生になって急に気合いが入って勉強するようになるなんて考えられませんから、中2までの段階で夏休みの過ごし方を考えておく必要があります。
特に部活動をやっている人は、夏の部活は体力を異常に消費しますから、規則正しい生活を心掛けないと、部活と休憩と睡眠だけで夏休みを終えてしまう可能性があるということです。
■ダラダラ過ごすとすぐに夏休みは終わる
夏休みの宿題に話を戻しますと、夏休みの宿題は5教科の勉強的な宿題に加えて、理科の自由研究や副教科の課題レポートなど、大量に宿題が出されます。
夏休みだからこそ、いつもに勉強できない事や、弱点補強などの勉強をしたいのに、夏休みの宿題に邪魔されることが多いです。
先生にとっては、先ほどのようにダラダラを過ごす生徒のために宿題を出しているのだと思いますが、課題を明確にもって過ごしている生徒からすると迷惑極まりないです。
とはいえ、宿題は宿題として、きちんとこなさないと2学期の成績にも影響してきますから、やるべきことはやって、さっさと終わらせてしまいましょう。
先日の記事でも書きましたが、理科の自由研究を例に挙げると、このような課題に大量の時間を取られていたら本末転倒です。
実験は数十分で終えるものを選ぶことが必須で、数日とか数週間などかかる観察記録なんて避ける方が良いです。
実験はやった時間ではなく、結果から何が考えられるかを考察することが重要です。
どちらかと言うと、レポート作成に時間をかけた方が成績は上がります。
■面倒な課題からスタートさせる
夏休みの宿題は面倒くさいものからドンドン終わらせていくことを意識しましょう。
レポート系の課題は面倒なので後回しにする人が多いですが、夏休みの後半になると、それこそ、夏休み明けのテストのこと等が頭によぎって、余計に集中できないです。
課題ワークやプリントなどよりも、レポートを先に終わらせる意気込みでスタートするくらいで丁度良いです。
というのは、レポートって結構大変なので、どうせ途中で飽きてきます。
その時に課題ワークやプリントをやるようにすれば、結局はレポートよりも課題の方が先に終わっているというケースが多いからです。
副教科から出される課題は時間がかかりますし、創作やレポートなどは数十分で終わるものではないです。
しっかり取り組むと数時間~数日かかるものが多いので、早く取り掛かる方が良いです。
我が家の場合、面倒な課題の上位2点は、「理科の自由研究」と「家庭科の調理レポート」です。
自由研究は先日の記事で書いたように実験は10分程度で終わらせて、今はレポート作成に取り掛かっています。
調理レポートは、とりあえず料理をしなければならないので、中学生ができる献立を考えます。
これも自分で全部やった方がレポートは書きやすいですし、調味料も出来るだけシンプルなものを組み合わせた方が良さそうなので、ちょっとメニューを考えています。
まあ、自由研究よりは気が楽ですけどね。
3連休では、合間に課題プリントも進めており、とりあえず国語と理科と社会の課題は終わったそうです。
英語と数学がまだ課題が渡されていないようなので、夏休み前の授業中に配布されるのでしょうね。
夏休みは親が大変なのが、先生は分かっているのかな・・・。