夏休みの宿題の一覧をもらっています。
ハッキリ言って、いつまでこんな夏休みの宿題を続けるのか?と思って仕方ありません。
課題プリントであれば、まあ許せますが、自由研究だの、調理レポートだの、そんなものはもういいです。
今の時代は大学に進む子が増えています。
実験やレポート等というものは、いくらでも大学で学ぶことができますし、ツールも多いので、今の子はクオリティーも高いものが作れます。
調べものも、昔と違って、ネットでいくらでも調べることができますから、疑問に思ったら、ネットの動画を観た方が早いです。
対して、今は勉強のツールが充実しているので、ペーパーテストの問題の質が上がっています。
それは、昔と同じような形式の問題だと、高得点が取れる生徒が連発して、合否が付けにくくなるからです。
ゆえに、勉強もいかに量をやって、効率よく進めていくかが重要で、それに伴って、自学自習の時間もしっかりと確保する必要がありますし、弱点克服もやっていく必要があります。
そんな夏休みの貴重な時間に、どれだけ子どもの時間を奪うのかと、夏休みの宿題の種類と量に愕然とします。
夏休みの宿題を真剣にやっている時間なんて無いんですよ。
■料理レポートなんて無駄
まず、またかよと思ったのが、家庭科の宿題です。
去年も家で調理をしてレポートを書くという宿題が出ていましたが、ハッキリいって時間の無駄でした。
夏休みの宿題も評価に入るので仕方なく力を注ぎましたが、もし娘が全部やっていたら、他のもっと必要なことに時間がかけられなくなっていたと思います。
ある程度は娘にも作業してもらいましたが、基本的には私がレポートのレイアウトなどを作成しましたので。
パソコンで作成しても良いって話になると、私がササっと作ってしまった方が、10倍速いです。
写真を貼って、作り方を書くだけのそんな無意味なレポートは、何のスキルアップにもならないです。
中学生であれば中学生にしかできないことをやるべきで、今の時代、ブログを書くことでも簡単にできる時代なのに、それを夏休みの宿題にして、パソコンをまともに使いこなせない子どもがレポートを作成すると、何時間あっても終わらないです。
手書きなんてするともっと無駄です。
それが今年も同じ課題なのですから、マジでレパートリーが無さすぎて、見てて疲れました。
今回も合格レベルのものをササっと作ってしまわないと駄目ですね。
■中学生の自由研究なんて何も身に付かない
次に、オイオイ!って思ったのが、理科の自由研究。
確かに自分が中学生の頃にもありましたが、中学生の自由研究って本当に無駄です。
たまに、自由研究でカッコいいものをやって、それがニュースに上がっていることがありますが、その子がとても優秀で、勉強も人一倍にできて、時間がたっぷり余っているから興味のあることをやっているのであれば意味がありますが、今の中学生だと、そんな余裕は一切ないはずです。
私の経験上、自由研究よりも勉強して知識を蓄える方が重要であり、子どもの自由研究なんて、単なる遊びの延長で時間の無駄です。
それを整理して、まとめることについても、家でやるのではなく、学校で教えてあげてほしい。
単に、学校でやると時間がかかりすぎるために授業が進まないから、夏休みの宿題にして、無尽蔵に時間を消費させようとしているのが分かります。
レポートのまとめ方なども、中学生レベルのまとめ方だと、全くスキルアップにもなっていません。
そんなことは大学生になってからでも十分にできることですし、中学の頃にやっていても全く知識やスキルが身に付いていないから、結局は大学になってから、一から勉強することになります。
中学生が独学でレポートのまとめ方なんて身に付けれるわけがないのですから。
■成績が悪い生徒の救済処置にすれば良いのに
もうね、夏休みの宿題なんていらないです。
そのような課題もできれば選択制にして欲しいですし、もっというと、ペーパーテストで点が取れない子の救済処置として出してほしいです。
1学期で成績が悪かった子限定で出せばよいと思うのです。
成績が良い生徒は、それなりに夏休みもやるべき勉強があります。
成績が悪い生徒よりも良い生徒の方が自分の課題が分かっているので、勉強の課題もしっかりとスケジュールを立てているのです。
何もしない子は、学校の宿題ですら適当にやるのですから、そんなものに時間をかけるのなんて無駄に思えます。
なぜ、夏休みの宿題にこれだけ嫌悪感があるのかというと、中途半端に手を抜くと、2学期の成績に反映される恐れがあるからです。
配点や寄与率が分からないからゆえに、適当に提出できないというジレンマがあります。
それなりのクオリティーで仕上げる必要もありますし、中学生がやったレベルにする必要もあります。
無駄だからと言って、私がやってしまうと、ちょっと大人色が出てしまうんですよね。
ほんと、難しいところですし、無駄だなと思えるところです。