他人の貯蓄額は気になると思いますが、決して、他人の貯蓄額を知ることはできません。
一つに、お金の話は非常にセンシティブな話なので、親しい間柄でないと会話すら難しいですし、親しい間柄でも正確なお金の話はできていないと思います。
というのは、お金の話をしている方であっても自分の正確な貯蓄額や資産額までを把握しているとは思えないからです。
このようなことを含め、お金に真正面から向き合っている人と、少し逃げている人、無頓着な人、というのはその人を見れば分かるものです。
仕事をしていると、この人はお金を持っていそうだな?とか、この人は自転車操業っぽいな?とか思う人がいます。
お金を持って無さそうと思って、現実が外れているとかなり失礼ですが、それでも、立ち振る舞いなどでお金を持っている、持っていないというのは滲みでるものです。
一番困るのは、雰囲気や服装などがとても簡素なものなのに、意外と資産を持っているという人がいるということです。
派手にしている人の方が持っている印象が強いですが、実は反対のケースが多く、派手じゃない人の方がしっかりとお金を貯めている人が多いです。
とはいえ、これらは見た目の問題。
人が他人を見る時に、見た目だけではなく、行動も判断材料にしていることが多いと思います。
見た目ではなく、行動でお金を持っているかどうか、それはこれから紹介する部分で分かるみたいです。
お金を持っているかどうか、見た目に騙されるケースも多いですが、人間の行動はそう簡単に変わるものではありません。
見た目ではお金をもっているような振る舞いをしていても、行動から推測するとそんなことはなさそうだということです。
どんな部分からそのように見えるでしょうか?
全部で4つあります。
自分に当てはまるかどうか、考えてみましょう。
■時間を守る
最初の1つ目が「時間を守る」です。
なぜ時間とお金が関係あるのか?って話ですが、簡単にいうと、時間にルーズな人はお金の返済なども守らない可能性があり、それにより無駄な費用がかかるためです。
確かに、今の時代は現金だけで生きていくのは難しいです。
何かとクレジットカードが必要な時がありますし、公共料金の支払いや通信費の支払いなども口座引き落としだったりします。
その場合、きちんと口座にお金が入っていないと延滞になり、延滞金が発生しますから、時間をきちんと守れないルーズな人は不要な費用がかかるということです。
手数料は無駄なコストなので、これをきちんと制御できない人はお金が貯まらないでしょうね。
■経費の申請を早めに済ませる
次が「経費の申請を早めに済ませる」です。
まあ、仕事が遅い人、後回しにする人は、総じてお金が貯まらないです。
チャンスを取り逃すので、稼ぐ機会を取り逃すというのもありますが、今回のケースはもっと単純に経費処理が遅い人は、処理を忘れる可能性があるというとても浅はかなケースです。
経費は申請しないとお金は戻ってきません。
忘れてしまうと、自分の身銭を切るだけで、貯蓄が減ります。
会社の経費で身銭を切るほど馬鹿なことはないので、このような処理が遅い人はお金は貯まらないでしょうね。
■飲み会などの誘いは適度に断る
会社の飲み会、最近はコロナ禍で減りましたが、日常が戻ってきて飲み会も復活の兆しです。
会社イベントではない飲み会は基本的に自費ですから、飲み会に参加ばかりしている人は費用ばかりが増えていきます。
もちろん、飲み会というコミュニケーションは必要な事で、同僚や上司、後輩と、たまに飲むのというのは必要経費だと思いますが、その回数が多い人は無駄な経費になっていきます。
お金が貯まる人は、けっしてケチではなく、このような催しも適度に参加しますが、過度に参加せずにきちんと断っています。
回数は人によって違うので何とも言えませんが、1ヶ月に数万円も飲み会に使っている人は、まあ、お金は貯まらないでしょうね。
■おごり癖がない
他人に良いように見られたいという願望から、おごり癖のある人は一定数います。
昔、学生の時に同級生だった人が、社会人になって、毎月、大学の後輩に奢りまくっていたという話を聞いたことがあります。
大学生はお金が無いので、先輩に奢ってもらうのは助かりますし、その人もストレス発散などから奢っていたのだと想像しています。
けれども、最終的にその人は、会社で上手くいかなくなって辞めてしまった、そして、お金がなくなって、自己投資もできずにフラフラしているという過程を過ごしているようです。
結局のところ、奢っていても何も効果がないところに、いくら奢っても仕方ないということです。
さらに、おごり癖のある人は、お金が無くなるので、必要な時に必要なお金を捻出できないということです。
そんな人生だとお金は貯まらないでしょうね。
社会人にありがちな4つの行動をまとめてみました。
自分に当てはまる項目が少ない人は貯蓄が増えない傾向にある人なので要注意です。