なんでも道しるべ

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2017年は中小型株投信の年だったが、2018年がどうなるかは誰にも分からない

f:id:anyguidepost:20180209123003j:plainネット記事をみていると、見出しで「ひふみ」が出ていたので興味津々で見てしまいました。

やはり2017年は、ひふみに限らず、中小型株投信は絶好調だったようです。

ひふみは大型株や海外株に投資しているので、中小型株投信には分類されないとのことですが、「ひふみ」のファンドが中小型株投信に分類されたら凄いことになってそうでした。

■2017年は中小型株の年

2017年の株価指数の上昇率は、大型株が17%に対し、中型株が22%、小型株が30%だったようです。

そこに、日銀のETF購入により、TOPIX連動のインデックス買いによって、中小型株が機械的に買い上がったようです。

東証株価指数(TOPIX)の規模別指数を見ると、昨年の年間上昇率は大型株で構成する「TOPIX100」が17%だったのに対し、
中型株の「ミッド400」は22%、小型株の「スモール」は30%と、中小型株優位が鮮明だった。
コモンズ投信の伊井哲朗社長は「株式の需給も中小型株相場を押し上げた」と指摘する。
具体的には、昨年1年間で5兆6000億円に達した日銀のETF(上場投信)購入だ。
TOPIX連動のインデックス買いでは通常、年金運用などでは投資対象から外れる時価総額が300億円に満たない小粒な銘柄も機械的に買い上げる。

需給の支えとなったもう一つの要因は、中小型株投信そのものの残高急増だ。
運用成績の好調さを受けて、中小型株投信には昨年後半から資金流入が加速。
残高は年初の4000億円台から年末には8500億円に膨らんだ。
さらに見逃せないのは、レオス・キャピタルワークスが運用する「ひふみ投信」と「ひふみプラス」(親ファンドは両方同じ)の存在だ。
大型株や海外株にも投資するため中小型株投信には分類されないが、保有銘柄の約6割は中小型の銘柄が占め、中小型株ファンドの色合いが濃い。
知名度の上昇とともに広く資金を集め、両ファンドを合計すると、昨年1年間で残高は約4500億円増加した。

もともと時価総額が小さいのが中小型株だから、大量の資金が市場になだれ込めば、株価もおのずと上がる。
運用成績がいい中小型株ファンドが個人マネーを引き付け、お金が集まるからファンドは中小型株を買い増し、
それが相場とファンドの運用成績をさらに押し上げるという、自己増殖のプロセスとなった。

レオス・キャピタルワークスの藤野英人社長は現在、中小型株を避けて、新規資金は割安感のある大型株に振り向けている。
理由は「東証マザーズやジャスダック市場の時価総額上位銘柄は、昨年末からの大量の資金流入で買い上げられ、株価に行き過ぎ感があるから」という。
藤野氏は「海外株の組み入れは15~20%が上限。投資機会を求めて今後は中国やインドの企業にも投資する。
ひふみは世界の株式にも影響を持つようになる」と意気込む。
ファンドの成長に伴って、両ファンドの性格も変わっていくということだろう。
藤野氏は「大型のいい会社を大きく買っていくとリターン(の軌跡)は滑らかになる」と話すが、中小型株中心だったころのような、爆発的な上昇は期待しにくくなるかもしれない。

国内の中小型株投信は銘柄選びやポートフォリオの管理など、ファンドマネジャーの手腕次第で大きなリターンが期待できる投資対象だ。
ただし、景気など市場の環境次第で価格変動が大きくなる点には注意が必要になる。
「今から中小型株投信を買うなら、全額投資は避け自己資金の余力を残して買う方がいい」。
ある中小型株投信の運用担当者のアドバイスだ。

(引用:中小型株投信の快走いつまで?どうなる「ひふみ」、NIKKEI STYLE、QUICK資産運用研究所 北澤千秋、2018/1/31より抜粋)

 ■投資信託の選択も一つの投資判断となる

日銀のETF購入によって、中小型株が自動的に上昇していくといくというのは非常に危険な感じはしますが、おれは大型株でも同じ現象が起きているようです。

やはり、業績が悪化している企業も一緒に上昇していくのが難しい点だと思います。

それを見極めるのは非常に困難であるので、私のようなド素人は投資信託のプロの眼に頼るしかないです。

中小型株投信の残高が倍以上に膨らんでいるのは、そのような見極めが難しいのがあるのが一つだと思います。

もう一つは、2017年は「つみたてNISA」の準備期間であったことから、投信信託が注目された年であったと思います。

「ひふみ投信」や「ひふみプラス」によって、国内中小型株の投資信託のパフォーマンスが良好であるとの噂が流れ、噂が噂を呼んで、中小型株投信に資金が流れたのかもしれません。

中小型株の怖いところは、記事でも書かれているのに、自らの投資先の株価を吊り上げる可能性があるということです。

資金が集まりすぎると、その懸念を回避するために、大型株や海外などに投資先を替える必要がありますが、目論見書で中小型株と決まっていると方針変更できないですからね。

■レオス・キャピタルワークスは注目されると思う

今回は、レオス・キャピタルワークスの藤野氏のコメントが中心に紹介されています。

自己増殖の懸念よりも、大量の資金流入で買い上げられているとのことで、中小型株の株価が過熱気味である認識はあるようです。

ひふみアカデミーを視聴していると、これらの話は十分に伝わっていますが、海外株の組み入れが15~20%というのは若干引き上がってるような感じがします。

数ヶ月前には10%を限度に海外株を入れるということで、アマゾンとマイクロソフトを買付しましたから。

アナリストが、米国の他に中国などに視察に行っていることは言っています。

どのタイミングで買付するのかは分かりませんが、アマゾンのように超大型株を買うのか、それとも中小型株で挑戦するのかは非常に興味のあるポイントです。

今後は大型株への投資によって、これまでのような爆発的な上昇は期待しにくいとのことですが、私はそれで良いと思っています。

そもそも、レオスが中小型株から大型株や海外株にシフトしているということは、中小型株ファンドを買い付けると非常にリスクが高いということです。

レオス自身が中小型株が過熱気味だと感じているということは、それに合わせて、資産運用していった方が賢明だと思います。

すでに、2017年の大幅上昇によって、株式市場自体に資金が集まっているということがあると思います。

過熱気味なのか、適温相場であるのかは、私には何とも分かりませんけど。

■特化している投信はリスクを承知すれば大きなリターンもあり得るが…

中小型株投信は大型株に比べて、何倍などの大きなリターンを得る可能性もありますが、選択する投信を間違えると右肩下がりのリスクもあるわけです。

同じような話はセクター投信や新興国株投信でもいえると思っています。

シーゲル先生の書籍をみて、私自身は、生活必需品セクター、エネルギーセクター、ヘルスケアセクターをサテライト的に買付しています。

ただ、例えば2017年の株価絶好調の年であったとしても、セクターではエネルギーセクターは比較的難しい年であったと思います。

新興国株投信でも、世界の資金はどこに行くか分からないので、米国はじめ先進国は好調であっても、先進国は不調という時期もあります。

これらの逆もあるわけなので、結局は何かに絞るというのは、リスクを取っているということになります。

中小型株も同様の時期があったと記憶しています。

アベノミクスの開始時は日銀がETFを現在のTOPIXではなく、日経平均を買い付けるということで、日経平均の値がさ株が急騰したことがありました。

このようなときに中小型株投信をもっていたら、おそらく恩恵を受けれなかったと思います。

私の考えとしては、私のような素人が選択リスクをとって、投信を選ぶよりも、プロに銘柄選択させるべきなのかと思っています。

このような自分自身の運用方針を考えてはいるのですが、実際に行動に移すのは意外と難しいものですね。