SBI証券×三井住友カードの改悪によって、詐欺だの、翻弄されただの、いろいろな意見がでており、結構大変だなと俯瞰して見ております。
私自身はですね、クレカポイントなんて正直どうでも良いんですよね。
クレカポイントって、月1回の積立じゃないですか?
それも注文日を決められてしまうという仕組みです。
相場に早く資金を投入した方が良いというデータからは、三井住友カードの場合は毎月1日に注文なので良いのかもしれませんが、私としては実はリスク分散したいので、注文日も分散したい気持ちなんですよね。
というのは、1日に注文して、翌日に約定して、その翌日に暴落したらどうでしょう?
ちょっと気分的に損した気分になりませんか?
まあ、所詮、クレカ積立分なんて、全体の中では極僅かなので、そんなに影響受けないのですが、気分的には気持ちよくはないですよね。
だから、クレカ積立も、できれば毎日積立すべてにクレカ決済を使えるように変更してほしいくらいなんですよね。
■クレカ投資ポイントなんかオマケ
クレカ積立のポイントなんて、おまけ以外の何物でもないと思いますよ。
もらっても、せいぜい1%くらいのポイント還元じゃないですか。
毎日の値動きを見ている人なら分かると思いますが、1%なんてすぐに動きますし、先日の大きな調整が起きた場合なんか、数日は5%くらい調整していましたからね。
なので、ポイントの1%を欲しさに、クレカ積立だけをやっている人は、本当に金融リテラシー弱者だと思いますよ。
基本的に、積立投資をしているなかで、どうせならクレカで決済してポイント貰っておくか、くらいの気持ちでやらないと、ちょっと本末転倒的な動きになっているような気がします。
面白いことに、三井住友カードのクレカ積立の改悪のニュースが出てから、数日で記事を書いたのですが、ものすごいアクセス数がありまして、そこから数日でアクセス数と広告収入が過去最高になっていました。
こんなにクレカ積立に関心がある人が多いんだな?って実感しましたね。
だから尚更、クレカ積立でポイントだけを狙っている人は投資に対して何も考えていないんじゃないか?と心配になるんですよね。
資産形成をしたくて積立しているのか、クレカポイントが欲しくて積立をしているのか、良く分からない状況になっている人はいないのか?と心配になります。
■ポイント欲しさに投資は危険
もし、クレカポイントが欲しくて、クレカ積立をして、数日以内に売却をして、現金化している人がいるとしたら、それは本当に止めた方が良いと思います。
なぜなら、そんなポイント欲しさに積立投資をしたとしても、1%くらいの下落があるので、一瞬で溶かしてしまう可能性があるからです。
特に、今は為替介入で円高に持って行こうとしている日本当局の状況ですからね。
もしかすると、投資をやっていない人は、円高になるとどうなるか分かっていない人もいるかもしれません。
意外と、円高になると、米国株投資ってどっちに動くのか?って分かっていない人も多いんですよね。
まあ、クレカポイントだけの狙いなら、日本株の投資信託にしている可能性もありますけどね。
日本株投信であっても、米国株の影響は大きく受けますので、約定と売却の間に大きな下落は可能性としては全然あり得ます。
だからこそ、腰を据えて投資ってしなければならないので、クレカポイントだけを狙っているなら、即刻そのような投資は止めた方が身のためということです。
ポイ活って、時間給にするとたいしたことないのに、意外とやっている人は多いんですよね。
その時間があれば、別のことに時間を割いた方が良いと思うんですが、ポイ活をやっている人は多いみたいですね。
だからこそ、投資とポイ活が組み合わされるわけです。
皆がやっているから安心ではなく、皆と違うことをしないと、資産形成はできないと思いますけどね。
まあ、投資をやっている人が増えているとはいえ、ポイ活で増えてるなら、日本人の金融リテラシーもなかなか上がってこないですし、それこそ将来の日本は危ないと思いますね。