なんでも道しるべ

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【18歳の後悔】公立中高一貫の最大のデメリットについて語る…

首都圏では約半数の小学生が中学受験を経験すると言います。

地方でも少しずつではありますが、中学受験をする小学生が増えてきました。

先日の記事で、私が勉学に専念できる点において良いと考える進学先は、公立の中高一貫校だと言いました。

けれども、公立中高一貫校の場合、大学受験で想定外のことが起きる可能性があります。

その想定外を念頭において進学しているでしょうか?

おそらくしていないと思いますので、注意ポイントとして紹介したいと思います。

■公立の中高一貫の進学校が最も勉強する環境に適している

中学受験では分けて、公立と私立に分かれます。

中学から受験を経て進学すると、基本的には中高一貫になります。

高校受験を経て進学すると高校3年間だけの在籍となります。

また、私立などで大学の付属校であったり、提携校であったりする場合には、中学から大学までがエスカレーターとなっているケースもあります。

私は、国立難関大学を目指す場合には、勉学面では公立の中高一貫の難関進学校が最も良いと思っています。

その理由は、私立の人集めの無駄なイベントに付き合わなくても良い点、費用が安い面、高校受験が無い点、高校3年で大学受験対策ができることです。

したがって、たとえ公立であっても、授業が前倒しで行われなければメリットはありません。

■公立の中高一貫校のデメリット

続いて、公立の中高一貫校のデメリットについて結論から挙げます。

基本的に、公立の中高一貫を考える親は、あまりデメリット面は考慮していないと思います。

なぜなら、自分の子どもが勉強できると思いこんでいるからです。

実際、公立の中高一貫は倍率が異常に高いので、合格しようと思えば、小学校の授業なんて無視するくらいのレベルに達さないといけません。

そのような頭の我が子を見て、これから私がいうようなデメリットに耳を傾けるわけがないと思うのです。

そのデメリットというのは、「大学受験で指定校推薦が使えない説」です。

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■私大の指定校推薦を使いたいと思っても・・・

意外と軽視されがちなのですが、公立の中高一貫校では私立大学の指定校推薦を使って進学させてもらえません。

「そんなの必要ない、自力で国立難関大学に進学するし、私大の指定校なんてセンター利用などで簡単に合格できるし、どうせ国立の滑り止めだし」なんて考えているのではありませんか。

公立中高一貫校に進学したら、東大や京大などの国立難関大学に進学できると思いこんでいる親は多いと思います。

でも実際に合格実績を見れば分かると思いますが、思いのほか進学者数は少ないです。

あれほどまでの高倍率をくぐり抜け、天才・秀才と言われた子どもたちが集まっても、国立難関大学に進学できるのはほんの一握りなのです。

本当のところは、関東でのMARCHや、関西での関関同立が最も進学者数が多いのが実情です。

これなら、指定校推薦を使って楽に進学したいと思える中高一貫の学生もいるはずです。

中学入学時は超賢い人だったのかもしれませんが、中学・高校と進むにしたがって、凡人になっているということです。

■指定校推薦を使わせてもらえない3つの理由

残念ながら、公立中高一貫の生徒は、基本的には私大の指定校推薦を使わせてもらえないのが現実のようです。

理由はいくつかありますが、第一に、評定平均が基準に到達していないというのが最大の問題です。

評定平均の基準は大学が出しますが、中高一貫校の生徒は全員が賢いので、そのなかで落ちぶれると簡単に評定2が付けられます。

そうなると平均が下がるので、基準に到達しません。

いまは絶対評価ですが(高校の場合は以前から絶対評価でしたが)、絶対評価は個人別絶対評価ではなく、先生別絶対評価なのです。

したがって、先生の基準で、評価を付けられますから、無理して優秀な高校に進学すると、辛くなるのはそれが理由です。

第二に、進学校は学校全体、クラス全体で、国立難関大学の合格に向けて頑張ろうという「空気」と大切にします。

なので、私大を指定校推薦で進学する生徒がいると空気を乱すので、それを嫌がっています。

最後の第三に、うちは進学校の中高一貫校なのでという理由で、私大の指定校推薦の誘いを断っているということです。

事実なのか噂だけなのか本当のところは分かりませんが、実際に指定校で進学しないのであれば、それが実情なのでしょう。

まあ、大学サイドからしても、優秀な人間同士で入試勝負をしてくれて、偏差値が上がればそれに越したことはないですから、放置でしょうね。

したがって、中途半端に進学校の中高一貫校に通うのは、相当なリスクを18歳の時に受ける可能性を考えなければなりません。

■自分の子が優秀だと揺るぎない自信はどこから来る?

小学校の時点で、そのようなリスクは考えないでしょう。

だって、自分の息子や娘は優秀なのですから、中高一貫校に行って、私大の指定校推薦などにお世話になるわけがないと親は思っているのですから。

でも、実際は指定校推薦で大量に進学している大学に落ち着くのが、半数以上なのが現実です。

その点はしっかりと考慮したうえで、中学校受験を考えなくてはいけませんね。

私が最大に危惧しているのは、中学受験で勉強する範囲というのが、中高で習う内容と筋が異なっている点です。

地頭を良くするためには、中学受験の勉強はとても役立つものだと思うのですが、算数も数学とは全く違ってきますし、英語も新たに加わってきます。

その辺りが中学受験を経た優等生が、中高で凡人に成り下がる可能性がある点だと思います。

したがって、下がる子もいれば、下剋上する子もいるのだと思います。

我が子を優秀な子に育てたいと思う親の気持ちはわかりますが、今一度、中学受験で本当にその学校で後悔しないのか、という点は再考すべきことと思います。