娘が完全に受験のやる気を無くしました。
私立高校の受験が終わり、私大の付属校の併願合格は貰っています。
いまは、公立高校の第一志望の合否待ちではあるのですが、本来なら、不合格の場合に備えて、公立高校の普通クラスの受験勉強をしなければなりません。
けれども、以前のブログで書いたように、もし今の合否を待っている公立高校の特進クラスが不合格の場合、普通クラスを受験するのではなく、私立の付属校に行く選択肢もあると伝えたところ、娘は完全にその選択肢を取ろうと思っているのか、もう公立高校の受験勉強をしなくなりました。
まあ、仕方ない部分ではあるのですが、合否が出ていない以上、次の受験の可能性を考えておいてほしいものです。
確率的な話を聞くと、公立高校の普通クラスを受験する可能性は10%くらいだそうです。
私からすると、まだ10%も残っていたのか?って感じなのですが、今の状況を見ていると、受験は完全にやる気を無くしているとしか見えないですけどね。
なんか、同級生の受験勉強の手伝いをやり始めたのです。
ちょっと、気になってきたので、次のための勉強を開始してもらおうと手配をかけました。
■特進クラスでも私大付属校でも勉強は継続必須
公立高校の特進クラスが合格していた場合には、そのまま大学受験への勉強が継続になります。
もし不合格だった場合でも、私大の付属校で私大の内部推薦は確保しつつも、他大学のさらに上の大学への指定校を狙うことになります。
どちらにしても、高校内容の勉強は、やり始めることになるわけです。
受験はもうしないとなると、ここから約2ヶ月、高校生活が始まるまで何も勉強しなくなると、今後が困ります。
特に、公立高校の特進クラスに進む場合には、ここでブランクが出来てしまうと、落ちこぼれる可能性だってあるわけですから、少しでも勉強をしていき、頭の活性化は継続しておかなければならないと考えています。
私大の付属校になったとしても、内申点でさらに他大学の指定校を狙えるわけですから、それもまた魅力的です。
そのままエスカレーターで上がったとしても、それなりに有名な私大ではあるのですが、学年で数人だけに与えられる更なる上位校の指定校は、ちょっと驚くほどに魅力的なのです。
なかなか難しい指定校ではあるのですが、公立高校の特進クラスで旧帝大を狙うほどの勉強に比べるとッて思うところもあるので、上位校の指定校も無理ってわけではないと感じています。
何でもやってみないと分からないわけですから、挑戦することは良いことですしね。
そのためには、高校内容の先取りが重要というわけです。
■英数の先取りと英検受験
もう受験勉強をしないのであれば、大学受験に向けた勉強ということで、まずは数英を先取りで仕上げていくというのが王道の受験勉強法です。
中3の今から大学受験?って思われるかもしれませんが、中高一貫校の進学校であれば、これが普通です。
娘の場合は、高校受験があるために、中高一貫校に比べると進度が遅いくらいですから、今から数英の勉強を開始しても早いわけがなく、むしろ遅い方です。
ですから、せっかく時間ができたので、これなら数ⅠAや英語文法の勉強ができると思いました。
まず、数ⅠAに関しては、旺文社の入門問題精講と基礎問題精講を進めていくことですし、英語に関しては、超基礎文法編を始めることになるでしょうね。
これらの参考書が出来ていない以上、大学受験勉強なんて出来ませんし、先取りをやっても、中高一貫校に比べると遅いくらいですから、今からやっていっても良いくらいです。
せっかく時間が取れそうなので、娘には自分で参考書を読んで進められるかをやってみてもらっています。
もし読んでも理解できなければ、スタサプの動画を使って勉強してもらうしかないです。
動画を使えば楽勝ではあるのですが、動画を使うとそれだけ時間を費やすことになるので、できれば参考書だけで進められる方がタイパとしては良い訳です。
ちょうど終業式までの時間と春休みに時間が取れるので、ここで数英の先取りはやってもらおうと思います。
そういえば、数英の先取りだけではなく、実は大切なことを忘れていまして、それが英検のS-CBT試験です。
高校受験中だったので娘には伝えていなかったのですが、3月下旬のS-CBT試験には申し込みを終えています。
いまは準1級合格に向けて取り組んでいますが、受験によってリーディングスピードと解釈が上がっているので、もしかすると、長文問題で点数が上がるかもしれません。
文法問題は厳しいかもしれませんが、少しでもリーディングで点数が稼げれば、合格にかなり近づきます。
今回がおそらく旧形式の最後の試験になるので、ここで準1級を合格して、英語の自信をつけてほしいと思っています。
残念なことは、もし準1級に合格できても、大学受験の2年縛り以前なので、大学受験にはまだ使えないんですけどね。
まずは合格を勝ち取って、自分の立ち位置を知るってことが重要だと思っています。