なんでも道しるべ

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【勝負は大学受験】中学受験不合格を受けて高校受験の戦略を考える

先日、小学6年の娘が中学受験を受けました。

公立の中高一貫校を受験しましたが、結果は不合格、軽く玉砕されました。

負け惜しみではないですが、6年の夏頃に中学受験をしてみるかという話になり、受験レベルの頭にするためにスタディサプリや過去問などを使って準備してきましたが、やはり半年程度だと簡単には合格しないなと思いました。

けれども、中学受験に挑める程度の学力には成長したと思いますし、勉強する姿勢も一段と強くなりましたし、長時間を机に座っても苦痛は言わないようになりました。

普通の6年生を送っていたら、ここまで勉強はしていなかったと思いますので、これは本当に良い経験をしたと思います。

本当のところをいうと、親としての私の狙いは別にあり、この中学受験で中高一貫に行く気はありませんでした。

本気で勉強している子や親からすると憤りを受けるかもしれませんが、先をみた戦術の一つです。

■大学受験は多様である

実のところ、私の狙いと言いますか、私が悩んでいるのは、大学受験をどのようなスタイルで挑むかという点です。

先日の記事でも書きましたが、大学受験の方法は今や多様に存在します。

いわゆる学力試験の一般入試と、指定校推薦、AO入試、公募推薦などです。

今後は、指定校推薦やAO入試という言い方は無くなって、総合型選抜(以前のAO入試)と学校推薦型選抜(以前の指定校推薦、公募推薦)と言い回しが変わってきます。

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何を悩んでいるのかというと、結局、中堅の私大に行くのであれば、高校受験で推薦コースのある学校に行くべきではないのかということです。

中堅の大学というのは、MARCHや関関同立などの大学です。

どうせ、その程度の大学への進学になるのなら、無理に大学入試で心身ともに疲れなくてもいいのではないかと思っているのです。

けれども、娘の頭の中は違っていて、自分の就職したい企業に行くためには、東大・京大などの国立難関大学に行けなければならないという私の教えを今でも信じています。

まあ、間違いではないので、本当に自分の希望する就職先で仕事をしたいのであれば、東大・京大に行かなければ叶えられないのは事実だと思います。

よって、娘の学力と希望のギャップが、現時点では判断ができないと思っているのです。

■まだまだ決断の時期は先にある

国立難関大学を目指すために公立の進学校に行くべきか、私立中堅大学に指定校推薦をもらうために私立高校に進学するべきか、という二大選択です。

私の調査によると、指定校推薦もコースを限定してしまえば、100%進学保証となります。

したがって、MARCH・関関同立程度の大学であれば、無理に大学入試の勉強をしなくても進学可能と言うことです。

対して、国立大学だとそうはいきません。

特に、東大や京大といった難関大学であれば、一部でAO入試もしていますが、倍率も高いですし、難易度も相当高いです。

したがって、高校3年間は死に物狂いで勉強しなければ、現役はおろか、浪人しても合格は得られない可能性だってあるのです。

この選択は、できれば、高校受験までには決着を付けたいと思っています。

娘自身の学力を客観的に見定め、どちらの進路が本人の為になるかを考えていくべきかと感じています。

■大学受験の時に後悔しないためにも

冒頭で、公立の中高一貫校受験で不合格であったことを書きましたが、これらの理由があって、中高一貫校に進学しなくて実はホッとしている自分がいます。

ギリギリで合格してしまって、学校内で落ちぶれて、成績が下位だとおそらく本人は腐ってしまうでしょう。

その程度の学力だと、大学入試で国立難関大学挑戦なんておろか、中堅の私大だって難しくなり、Fラン大学まで成り下がってしまうと目も当てられません。

その時になって、私大の指定校推薦がある高校だったら良かったのに・・・と後悔しても時すでに遅し、もう入試を頑張る方法しか、手立ては残っていませんから。

我が子を見くびるわけではないですか、冷静になって、実はそんなに賢くないのではないか?と疑問の目をもって見るのは必要だと思います。

誰しも、我が子は賢いと信じたいものですし、世間体を考えると、鼻が高い中学や高校に進学してもらえると嬉しいものです。

けれども、結局はそれによって苦しむのは子ども自身です。

本当の勝負は、中学受験の年ではなく、6年後の大学受験の年なのです。

大学受験の年に、自分にとって最良の選択、そして、決めた進路に向かって最大限の準備ができる環境を整えてあげるのが親の役目だと思います。

私にとっては、3年後に進路選択時に、もう一度考える猶予ができたことが一番嬉しいですし、国立難関大学に進学するための地頭を成長させる機会があったことは良かったです。

結局のところ、大学進学で努力するのは本人であり、17~18歳になると親の言うことには耳を貸さないでしょう。

その時までに、様々な選択肢ができるように、複数のルートを残してあげることは本人にとっても、親にとっても良いことです。

その時になって、後に引けない状態になると、親子共々ストレスは半端ないですからね。