先日の記事で、インド株インデックスファンドの話を書きました。
2024年から始まる新NISAにiFreeNEXTインド株インデックスファンドが成長投資枠で買えるようになったというニュースがありました。
これを受けて、新NISAでは、「iFreeNEXTインド株インデックス」と「サクっとインド株式(SBI・iシェアーズ・インド株式インデックス・ファンド)」をそれぞれ100円ずつ毎日積立していこうと考えました。
けれども、その後、調べていると、さらに信託報酬が安い商品が12月に出てくるみたいで、この商品がすぐに新NISAの対象になるか分かりませんが、これが出ることで、さらに上記の2つの商品が安くなるかもしれないという考えが出てきました。
これを考慮して、新NISAの積立設定を見直そうと思います。
■ついに信託報酬0.3%台へ
現状、インド株のインデックスに投資するなら、信託報酬が安いので、これまで挙げた2つになると思っています。
インド株のインデックスファンドって信託報酬が高いので、他の米国株ファンドと比べて、無視できないコストとなっています。
とは言いつつ、まだ設定後1年経ってないので、実質コストは分からないので、現状は信託報酬で比較しなければなりません。
私自身はSBI証券で積立することになるので、ポイント還元を考慮しましたが、それでも、iFreeNEXTインド株インデックスとサクっとインド株式はあまり差がありませんでした。
なので、前回の記事では、この2つのファンドを両方とも購入するということで結論を付けたのです。
しかしながら、その後、インド株インデックスを調べていると、12月に新しいファンドが設定されるというのが分かりました。
それが、「SMTAMインド株式インデックス・オープン」という商品で、三井住友トラスト・アセットマネジメントが設定します。
これがまた非常に信託報酬が安いのです。
【SMTAMインド株式インデックス・オープン】
運用会社:三井住友トラスト・アセットマネジメント
設定日:2023年12月15日
ベンチマーク:Nifty50指数
信託報酬:0.308%
SBI証券ポイント還元:不明
ポイント還元差し引き後:不明
実質コスト:不明
そもそも、SBI証券で販売されるのか?って話があるのですが、おそらく、買うことはできると思っています。
今の時代、ノーロードでないってことは無いと思うのですが、一応、確認は必要です。
そして、SBI証券だとポイント還元があると思うのですが、それも何ポイントになるかですね。
ポイント還元が無くても0.308%はかなり安いです。
これまでのiFreeNEXTインド株インデックスが信託報酬0.473%で、サクっとインド株式が信託報酬0.4638%ですから、かなり安い商品が誕生することになります。
■今月中に新NISA対象と発表されるのか?
これからの焦点は、この商品が新NISAの成長投資枠で購入できるようになるのか?って話です。
12月15日に設定ということで、ギリギリなのですが、新NISA対象になると、2024年の初日から積立することができます。
もし、出来なかったら遅れをとることになりますが、おそらく数ヵ月のうちに大丈夫になると思います。
というのも、iFreeNEXTインド株インデックスと同じNifty50指数なので、ダメと言われる要素が無いと思いますから。
それで、積立の戦略なのですが、おそらくこの商品が販売開始されると、iFreeNEXTインド株インデックスが信託報酬値下げになると思っています。
対して、サクっとインド株式はおそらく値下げは難しいでしょう。
その理由は、サクっとインド株式はiシェアーズのETFを買い付けしており、その手数料が0.4%なので、それ以下にはできないからです。
では、私はどうするか?って話ですが、まずは、iFreeNEXTインド株インデックスを積立設定しておこうと思っています。
それで、今回のSMTAMインド株式インデックスが12月中に成長投資枠対象になれば、そちらに変えると思います。
今年中に間に合わなければ、とりあえずは、iFreeNEXTインド株インデックスで進めようと思います。
それで、サクっとインド株式に関してですが、こちらは一旦積立設定は中止します。
というのも、このファンドは値下げが難しそうだからです。
おそらく、iFreeNEXTとSMTAMの一騎打ちという感じがしますからね。
2024年の新NISAが始まることで、かなりアセットマネジメントが慌ただしいですね。
いままで無い商品が一気に設定されますし、急に新NISAの対象ファンドになったりして、こっちは大変です。
というのも、2024年の最初からしっかりと積立したいですし、できれば途中で積立設定を止めたくないですからね。
商品はある程度固定しておきたい気持ちもあります。
だから、S&P500も値下げで追従できそうな、eMAXIS Slimにしているんですけどね。
そのように思っていますが、また2024年になるといろいろありそうな気配がします。