先日の記事では、現状保有している投信の見直しをしたと書きました。
資産配分が変わったので、グラフの比率も変えました。
現実の配分としては投資に回しているお金はかなり低くなりました。
運用額換算にすると、これまで資産の半分以上を投資に回していましたが、見直しに伴い、半分以下になりました。
できればもう少し投資割合を上げたいところですが、これといって魅力的な投資先がないのですよね・・・。
そんな感じで見守っていると、機会損失で資産を増やす可能性をどんどん失っているのですが、ここまで株価が右肩上がりをしていると、ちょっと躊躇してしまいます。
またどこかで、クラッシュする時が来ると思いますから、その時に買い増しできるように備えるのも一つの手なのかもしれません。
■資産配分グラフ
これまで私が保有していた投信は下記の4つでした。
- グローバル3倍3分法ファンド(グロ3)
- 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360)
- eMAXIS Neo自動運転
- eMAXIS Neoバーチャルリアリティ
上の2つは債券レバレッジ型ファンドですが、今後は債券金利が上がり、債券価格が下がるのは明らかです。
また、金利の上昇はハイテク株に大きな影響を及ぼすことは、今回の大調整で明らかになりましたし、レバレッジ型よりもテーマの小型株の方がボラティリティ大きいですから、それならこのバランスファンドにするよりも、一気に稼いだ方が良いと考えました。
よって、2つの債券レバレッジ型の一部を売却して、eMAXIS NeoナノテクノロジーとeMAXIS Neoウェアラブルの2ファンドを購入することにしたのです。
新たな2ファンドは小型株ファンドですから、一気に全力投入は少し躊躇するので、全ては振り替えずに現金で持つことにもしました。
したがって、結果、このような資産配分となりました。
投資割合が約1/3程度でしょうか。
高金利長期預金とは個人年金のことですが、これと現金がありますから、かなり防御された資産配分だと思います。
以前の私なら、もっとフルインベストメントに近い投資をやっていたと思いますが、それは債券レバレッジ型を持っているので、抑えることができています。
■実質運用額の資産配分グラフ
次のグラフは債券レバレッジ型を実際の運用額にした場合の資産配分です。
債券レバレッジ型は3倍とか3.6倍の運用になりますから、グロ3とUSA360が幅を広げます。
その分、投資割合が増えますが、それでも半分にはいきませんでしたね。
以前にグロ3とUSA360を多く持っていた時は半分以上を占めていましたから、かなり抑えていると思います。
でもこれは別に防御型にしようと思ってやっているわけではなく、良い投資先が浮かばないからです。
なので、例えば、今回の調整以上にeMAXIS Neoバーチャルリアリティが下がるようなことがあれば、惜しみなく追加投資をやると思います。
一度、自ら投資してみたので、値動きが肌感覚で分かりました。
金利上昇でナスダック以上の値動きをしますが、やはりバーチャルリアリティの銘柄は注目されているので戻りも素早いです。
投信はタイムラグがあるので、買付のタイミングが難しいですが、下げに下げれば、そこで買い注文を入れたいと思っています。
■eMAXIS Neoの4ファンドで値上がり益を狙う
債券レバレッジ型を買ったときに、何かあれば見直すかもしれないと書きましたが、3ヵ月も立たないうちに見直すことにしました。
けれどもレバレッジをかけているからか、最初にNISA枠で買った分は、それなりに含み益は出ています。
後からの分はトントンか、ちょっと利益が出ている程度ですが、今回の調整でいろいろ分かったので非常に勉強になりました。
eMAXIS Neoシリーズは実質手数料で年1%程度はかかります。
ですから、成長を見込めるテーマに投資しなければ、他の低手数料のインデックスファンドの方がリスク面では有利だったりするわけです。
私が購入した4ファンドは値上がりが大きく、ボラティリティも大きいです。
今回購入したナノテクノロジーとウェアラブルは、今回の金利上昇の調整ではバーチャルリアリティよりは調整額が抑えられていましたが、それでもS&P500指数に比べると大きく下落しています。
底が深い分、上がった時の上昇率は大きいので、高い手数料を払っている分、期待できる小型株で値上がり益を狙いたいと思います。
それにしても、Kensho指数はCNBCのサイトにアクセスして、リアルタイムで見られてしまうので、米国取引中の夜中にアクセスしてしまう自分がいます。
ちょっとこの癖を直さないと寝不足になりそうですわ。(笑)