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「ぬるま湯家計」チェックリスト9項目を“子育て”に当てはめて…思うことは?

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先日の記事では、ぬるま湯家計のチェックリストについて書きました。

「ぬるま湯家計」に陥る9項目・・・当てはまるのは悪いこと?当てはまらないようにすべき? - なんでも道しるべ

驚きだったのが、自分自身が全て当てはまらなかったということです。

当てはまらないということは、我が家はぬるま湯家計になり難いということで、嬉しい事なのかもしれませんが、ではこれを、自分の子どもにも当てはまらないように育てるのか?と言われたら、おそらくやらないでしょうね。

なぜなら、マネーについてはぬるま湯家計にならなかったとしても、それによるデメリットがあると考えているからです。

先日の記事では、選択肢や視野が狭くなるという書き方をしましたが、もう少し具体的に書いてみたいと思います。

■チェックリスト9項目の復習

先に、先日のチェックリストのおさらいということで、参考にした記事に書かれていた、ぬるま湯家計に陥りやすい項目を9つ、再度挙げてみたいと思います。

  1. 豊かな家庭に育ち、お金に苦労した経験がない
  2. 年収が高い
  3. 常に親の援助がある
  4. 学生時代に貧乏をしていない
  5. 一人暮らしの経験がない
  6. 仕事をした経験がない
  7. 結婚をしていない
  8. 子どもがいない
  9. 住宅ローンがない

本日は子育てを前提にこの項目から考えてみたいと思いますが、まずは、1.豊かな家庭ではないので、お金に苦労することはなさそうです。

2.年収に関しては、子どもが自分自身で獲得するものですから、私は分かりません。

7.~9.の結婚、子ども、住宅ローンに関しても。子ども自身の話ですので、私がどうこういう権利もないですけどね。

まあ、できれば、可能であれば、できる限り、結婚はしてほしいですし、子どもも居てほしいと思いっています。

私にとっては孫になりますが、やはり親にとっては、孫を見るのが老後の楽しみでもあるので、私は孫が欲しいですね。

でも、結婚適齢期になって、孫、孫というと嫌われそうなので、そっとするように心がけようと思っていますが。

住宅ローンに関していえば、少しは私にも関係することが残っており、子ども夫婦が全額自分達で賄わなくても良いように、少しは援助してあげたいなとは思っています。

といっても、自分達夫婦の老後資金もありますから、余裕があればの話ではありますが。

私自身は親が貧乏なので、住宅ローン援助なんて夢のまた夢でしたが、私は少しでも援助してあげたい、そのために、今は貯蓄と運用が大切だと思っています。

私の老後に、世界的株価大恐慌時代に突入していたら難しいかもしれませんけどね。(笑)

■子育てに焦点を当ててチェックリストを眺める

本日は子育てに焦点を当てるということで、3.~6.の下記について考えてみたいと思います。

  • 3.常に親から援助がある
  • 4.学生時代に貧乏をしていない
  • 5.一人暮らしの経験がない
  • 6.仕事をした経験がない

特に、3.~5.に関しては、学生時代から社会人初期において、親からの援助や親との関わり合いを示していると思います。

私自身は全く親からの援助が無かったので、貧乏も経験しましたし、一人暮らしも経験しました。

ただ、娘にも同じ経験をさせるかと言われたら、かなりNOに近い回答をします。

理由は、学生時代には学生でないとできないことに集中してほしいからです。

学生はやはり勉学がメインであり、学生のような時間がたっぷりあるときに、自分のやりたいことを見つけたり、スキルをアップさせたり、学生にしかできない経験を積んだり、将来やりたい仕事を考えて生活したり、同じ感覚の友達を作ったり、趣味や特技を伸ばしてほしいのです。

学生時代に貧乏だったり、一人暮らしの生活の方に頭が常にあったりすると、生活のためにお金を稼ぐということに時間がかかりすぎて、本来、学生の時にやるべきことができなくなります。

これは私の経験論からの意見ではありますが、お金がないと稼ぐことに必死で、「やりたいことは働いて余裕ができたら出来るようになるかな?」と信じていましたが、社会人になった方ができなくなりました。

それは、お金は社会人の時の方がありましたが、時間も減りますし、もっというとサラリーマン的な責任が出てきて、良い意味での学生の時の無茶ぶりができなくなったのです。

学生時代はお金が少ないのは確かです。

社会人のように自由に使えるお金は少ないですが、体力と時間のある学生でないとできないこともたくさんあります。

そのようなことにもっと挑戦してもらいたいと思っています。

そのためには、親は子供に苦労ばかりをさせるのではなく、援助してあげることも重要だと思うのです。

例え、マネーに関して、少しゆるくなったとしても、それはバランスを取った教育が必要だと思います。

したがって、私自身は、一人暮らしも、学生の貧乏生活も、必要ないと思っています。

■まとめ

子育てに関して書きたいことが増えてしまったので、2日間に分けて「ぬるま湯家計」のチェックリストについて書かせてもらいました。

お金の苦労をしないで、社会人になると、確かに家計に対する考えからが緩くなるのは間違いないと思います。

ただ、学生時代には学生にしかできないことをできるように、親としては十分な援助とマネー教育をしてあげたいです。