最近、私の中で急上昇の投信銘柄がジェイリバイブです。
この前の記事で、①ジェイリバイブがひふみ投信を超えるリターンをたたき出していること、②信託報酬が高いことがネックであったがiDeCoを使うと少し安くなる点、について書きました。
積立候補急上昇!iDeCoでジェイリバイブ(DC年金)を積立買付しようと思う - なんでも道しるべ
iDeCoは「セゾン資産形成の達人ファンド」の積立でも利用しようと考えており、現在、書類手続きを開始しております。
「セゾン資産形成の達人ファンド」は、現状、楽天証券のiDeCoのみの取扱いですので、楽天証券に口座を持っている妻にiDeCo口座の開設もお願いしました。
そして、ジェイリバイブ(DC年金)ですが、これはSBI証券のiDeCoが取り扱っていますが、楽天証券は取り扱っていません。
したがって、私がSBI証券にiDeCoを開設することにしました。
楽天証券とSBI証券で取り扱い銘柄が違うのが、判断が難しい点であり、また面白い点でもあります。
私がSBI証券でまとめて、妻が楽天証券でまとめるといった形で、進めています。
■私の「つみたてNISA」を白紙に
ところで、ジェイリバイブをiDeCo経由で積み立てることから、最近悩んでいた、私のSBI証券での「つみたてNISA」を一旦白紙にしようかと考え始めました。
我が家はサラリーマン夫婦であり、子供の教育資金もありますので、1ヶ月に投資へ回せる金額が限られているので、何でもかんでも積立は難しいです。
これまでの投信調査から、下記の投信への積立を考えています。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド
- iFree S&P500インデックス
- ひふみプラス
- セゾン資産形成の達人ファンド
- ラッセル・インベストメント外国株式ファンド
- SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(DC年金)
そこに、「持株会」への積立が入ってきます。
iDeCoは基本的に60歳まで引き出しできない、ジュニアNISAも18歳まで引き出しできないということを考慮する必要があります。
私が「つみたてNISA」をやろうとしていたので、つみたてNISA対象外の「ラッセル・インベストメント外国株式ファンド」をジュニアNISAで積立しようと考えていましたが、再考しています。
■「通常NISA」で米国ETFのロールオーバーを利用する
最近は、私の「つみたてNISA」を止めて、「通常NISA」に戻そうかと考えています。
その理由は、現状、「米国ETF」を通常NISAで保有していますが、つみたてNISAに変更すると、ロールオーバーが使えなくなるからです。
せっかく保有している米国ETFなので、そのまま長く保有しておきたく、できるだけ、NISAの非課税枠を継続したいと考えました。
そうすると、「ラッセル・インベストメント外国株式ファンド」もジュニアNISAで買付する必要なく、私のSBI証券の通常NISAで買付可能となります。
もう一つ、私のつみたてNISAを無くすことで、毎月の積立額が減ってしまうことを鑑みて、妻の「つみたてNISA」額を33,000円/月にアップしてもらおうと考えました。
今のところは、「楽天・全米株式インデックス・ファンド」である「VTI」を13,000円/月にしようかと思います。
これらを考慮すると、毎月の積立は、下記のとおりとなります。
- 楽天・全米株式インデックス・ファンド <楽天証券・つみたてNISA>
- iFree S&P500インデックス <楽天証券・つみたてNISA>
- ひふみプラス <楽天証券・つみたてNISA>
- セゾン資産形成の達人ファンド <楽天証券・iDeCo>
- ラッセル・インベストメント外国株式ファンド <SBI証券・通常NISA>
- SBI中小型割安成長株ファンド ジェイリバイブ(DC年金)<SBI証券・iDeCo>
- 持株会 <勤務先>
■米国ETFをさらに買付したい
通常NISAを継続しようと思った理由がもう一つあります。
それは、直販投信の投資残高の扱いです。
これまでで、セゾン投信の「セゾン・バンガードグローバルバランスファンド」と「セゾン資産形成の達人ファンド」、レオスの「ひふみ投信」の直販の投信残高があります。
NISAをしていなかったので、通常の特定口座で保有しており、課税対象となります。
今後は、iDeCoとつみたてNISAで買付するので、積立休止中となります。
これら3つの投信は分配金が出ていないので、税金支払いはこれまで無いのですが、今後のことを考えると、非課税口座に移した方が良いのでは?と考えています。
今年が急激に上がっているので、利益確定になっていまいますが、一度どこかで売却でして、SBI証券の通常NISAで米国ETFを購入したいと考えています。
「つみたてNISA」は非課税期間が20年あり、非常に良いシステムですが、積立ができる対象が金融庁が認定した投信に限られています。
制度上はETFも対象にできるようですが、2017年11月現在はETFが入っていません。
今後は認定されてくると思いますが、まずは国内株式のETFが主体になるのではないかと思います。
米国ETFの認定は遅くなるような気がしていますので、通常NISAを利用する価値が十分あります。
もう一つは、投資先の口座がかなり増えてくるので、集約していきたいという思いもあります。
■所感
ジェイリバイブを候補に入れたことで、状況が変わってきました。
あと1ヶ月で2018年ですが、このようなポートフォリオと利用口座を考えるのは非常に楽しいものです。
「iDeCo」「通常NISA」「つみたてNISA」のそれぞれに買付可能な銘柄が異なるため、このような悩みが出るのですが、各メリットをうまく活かして運用すると楽しいのでは?と思います。