ソフトバンクの通信障害の影響はいかがでしたでしょうか?
私はプライベートのスマホはドコモですが、会社で使用している端末などがソフトバンクです。
午後になって急に圏外になり、かなり焦りました。
最終的には4時間程度は止まっていたのかな?と思いますが、全国的だったのか、都市部に限られていたのか、詳細等は後日に報告があるでしょう。
この件はかなり深刻だと私は感じており、ソフトバンクやその回線を利用しているユーザーは、ドコモやauに変える人が出てくるのではないかと思っています。
また、私個人的には、この通信障害に対するソフトバンクの初期対応に改善の余地があると思っています。
■今回の不具合を振り返ってみると・・・
ちょうど、午後からも会社の端末を使用して仕事をしていたのですが、急に通信ができなくなりました。
普通、通信ができなくなると、何を考えますか?
- 屋内だから電波が悪くなったのかな?
- この辺りだけ電波障害?
- 利用料金の未払い?
- 一旦、再起動してみるか?
- 端末が壊れた?
このようなことを考えると思います。
私の場合、一旦外に行ったり、再起動を3度くらいしてみたりをしました。
それと同時に、光ネット回線を使って、ソフトバンクのホームページの通信障害情報を確認しました。
でも、ソフトバンクのホームページに通信障害情報は掲載されていなかったので、仕事が出来なくなるからと、わざわざショップまで行きました。
その時に思っていたのは、端末が壊れたとか、会社が未払い(笑)とか、なんて考えていたくらいです。
そしてショップに到着して、店員に話をすると、『いま、通信障害が起きていまして、待ってもらうしかないのです』と言われました。
私が、『この辺りだけですか?それとも全国的にですか?』と聞いたら、『全国的です』と返答されました。
店員とこの会話をしている最中に、私と同じような状況の人が数人入ってきて、皆さん納得して帰っていきました。
■通信障害の初期対応に難あり
急に圏外になると、誰でも焦りますよね?
会社の職員などに話を聞いていると、やはり皆さん「料金の未払い」を考えたそうです。
私がこの件で思ったのは、ソフトバンクは通信障害を認識しているのなら、すぐにホームページやSNSに発信するべきだと思いました。
一番の混乱は初期対応だと思っており、ショップ職員に情報が行っているのに、利用者や国民に発信が非常に遅いと感じました。
地震速報などの災害連絡は数秒・数分で全国に発信されるこの時代に、なぜこんなに遅いのか?と思います。
もしかすると、すぐに復帰するかもしれないという甘えがあったのかなとも推測してしまいます。
情報発信により拡散してしまうと、数分の通信障害でも大きな問題になって、会社にダメージがあります。
もしそんなことを考えて、発信が遅れているのなら、それは利用者軽視になると思います。
今の時代は、通信端末で仕事・生活をし、情報をとっている社会なので、昔のように、持っていると便利なモノのではなく、無くてはならないモノになっています。
現状3つしかない通信網の会社の1つして、その辺りの意識改善はきちんとしてほしいと感じました。
■通信網もリスク分散する時代
スマホなどの通信端末もリスク分散が必要な時代になっているのかもしれません。
大規模地震などの教訓により、BCP(事業継続計画)を言われるようになりました。
社内の業務においても、これら仕事は+α業務として取り組まなければ、ユーザーやお客様に迷惑がかかることになります。
これまでは、地震や防災、感染病、原材料の複数ルート、データのバックアップなどの取り組みが中心でしたが、そこにほぼ確実に「通信網」という課題が組み込まれることが確実でしょう。
業者を1社でまとめると料金の割引があったり、業務が簡素化されたりするので、メリットがありましたが、その反面、今回のような事態では業務継続ができなくなる可能性があります。
費用面などのメリットだけにとらわれず、通信網も複数ルート持つことが必要になるということです。
特に、今回のように昼間に起きると、ある意味、業務続行不可のレベルになりますからね。
■プライベートではどのように対処するか
プライベートで使う回線や端末も、同じ会社で統一するのは危険ですね。
ソフトバンクはこのような問題が多いと言われており、やっぱりドコモやauが安心だとも噂されるようになっています。
とはいえ、いつ、どこで、他の通信会社でも同じことが起きるか分かりません。
でもまあ、プライベートならそのリスクヘッジの費用よりも、同一会社の割引メリットの方が有効なような気もします。
こんなことが頻繁に起きるわけがないですからね。
しかしながら、便利さ故に、連絡手段をスマホや携帯電話に頼り切っている生活をしているのは事実です。
子どもであっても、昔は、自己責任で行動したり、連絡を紙に書いて残したりしていた時代でしたが、今は、いつでもどこでも連絡が取れるという安心感で生活している部分があります。
便利さの裏には、このようなリスクと危険があるわけですから、子育て教育においても、何かが起きた時に、自分自身でしっかりと考えて行動できるように教えていかなければならないと教訓になりました。
今回の問題は、ソフトウエアの不具合などとニュースや発表が出ていましたが、原因解明と今後の対策が発表されると思いますので、まずはそれを注視したいと思います。