コロナ禍により、家で過ごす人が増えた、テレワークなどリモートで仕事をする人が増えた、動画鑑賞ややテレビ電話を使う人が増えた、端末が高性能になった等、ここ数ヵ月で一気にネット環境が浸透していったように感じます。
それが理由かと思いますが、一部のプロバイダーでは回線がパンクしかけており、速度低下が課題になっている様子です。
コロナ禍も最初の頃はモバイルルーターでなんとか過ごしていた人も多いかと思いますが、私も同類ですが、モバイルルーターではギガが足りずに光回線に変えました。
プロバイダーにとっては、思いがけないユーザー数アップかと思いますが、インフラ整備が追い付いていないのかなと思います。
光回線もこれまでの接続ではなく、v6プラスという接続方式になり、混雑なく快適な通信を売りにしているプロバイダーも多いですが、設備上の問題や、契約の問題、個々の端末機器の問題などもあり、速度低下が起きているようです。
このネット環境構築の流れはもう少し続きそうです。
モバイルも5Gが始まりましたし、もうIoTの時代ですね。
■ハードディスクレコーダーは終わりに近づいている
私の予想では、数年~十数年後には、テレビと繋ぐハードディスクレコーダーが終わりを迎えるような気がしています。
レコーダーは地上波やBS、CSなどを録画するためのものですが、すでに動画スクリーニングがかなり浸透しており、あまり利用度が激減した人も多いのではないでしょうか。
有料の動画スクリーニングを契約すれば、かなりの数の映画や動画を観ることができます。
わざわざレンタルショップに行って、ブルーレイやDVDを借りる時代では無くなりつつあります。
■TVerを使えば、いつでも、どこでも
また、地上波などで放送しているドラマやバラエティなどについても、これまでは社会人や学生で忙しい人は、レコーダーで録画して後から鑑賞するということをしていたと思います。
しかしながら、今は、TVer(ティーバー)というアプリを使えば、いつでも、どこでも、見逃し動画を鑑賞することができます。
現状は、直近1回分を観ることができ、過去の放送分を観たい場合には、各テレビ局の有料サイトで契約する必要がありますが、一週間もあればどこかで観ることができます。
また、アマゾンのfire TV Stickを使えば、これらのアプリをテレビで観ることができますから、機器には困りません。
(画像をクリックするとアマゾンのページに移動します)
それに個人で楽しみたい人は、スマホやタブレットで観れば良いですから、家族内で争いもありません。
■平日の有効な時間の使い方ができる
これらの動画ストリーミングの環境が、光回線の契約を伸ばしていると思いますし、光回線での通信量もかなり増えているのでしょう。
それにより、最初に書いたプロバイダー回線の速度低下につながっているのだと思われます。
我が家でもFire TV Stickをテレビに繋いで大いに利用していますし、スマホだと寝ながらでも観られるので重宝しています。
少し前まではモバイルルーターでしたので、直近3日間の10ギガ縛りが気になっていましたが、今は全く気にならないので、毎日、いろいろな動画を観ています。
特に良いと思うのが、ドラマの見逃し配信です。
TVerで観ることができますが、これを使うことで、平日にバタバタしなくなりましたし、時間の使い方が有効になりました。
それに、CMも今のところはTVerの方が短いですし、聞き逃したらすぐに戻せるので助かります。
もう生では観られないくらいに、我が家では見逃し配信を利用しまくっています。
■YouTubeもFire TV Stickで
娘はYouTubeが大好きなので、動画も音楽もYouTubeを使い倒しています。
勉強するときに音楽を聴きたいということで、Fire TV StickのYouTubeを使って音楽を聴いています。
テレビ画面だけをOffにしておけば、映像は流さずに、音だけ流れるので、かなり使えるみたいです。
■移動中も新聞や本から動画鑑賞への過渡期
このような状況で過ごしているとハードディスクレコーダーがあっても、ほとんど利用しなくなりました。
今もドラマやマンガなどはキーワード機能で録画していますが、あまり観なくなってきました。
唯一、使えると思うのが、テレビでやっている映画です。
有料でないと観られない映画の場合、お金を払ってまで観るかどうかは悩みますが、テレビでやっていると気にすることなく観られます。
動画配信のTVerは映画番組までは見逃し配信してくれませんので、これだけは重宝します。
けれど、この様子だと、映画の配信までしそうな気がします。
今のところ有料でないと観ることができませんが、テレビ局が放送した映画は、見逃し配信がでてきそうな気がします。
ここまでくると、本当にハードディスクレコーダーが要らない時代になってきそうです。
一週間以上も動画を貯めておく必要がある人は必要かもしれませんが、そんなに忙しい人は、そもそもドラマやバラエティを観ている時間はなさそうです。
見逃し配信が一週間以上になる可能性もゼロではありませんし、アプリで、どの端末で、いつでも観られるようになれば、何も困らないように感じます。
最近は、電車はバスに乗りながら映画を観ている人も多くなってきましたが、その人の気持ちが良く分かります。
一昔前は新聞や本を見る時代でしたが、今は動画を観る時代への過渡期だと思われます。