アプリで古文単語を覚える方法を始めて、一週間が経ちました。
とりあえず、一周は終えており、あとは繰り返し覚えることと、一文の簡単な演習問題もアプリ内にあるので、これらを何度も何度もやっていくことかと思っています。
実は、前回の馬渕教室の公開テストでは、古文の問題は全滅でした。
現代文に時間が取られ過ぎて時間が無かったというのが主要因のようですが、けれども、たとえ時間があったとしても、古文単語をほとんど覚えていない状況であれば、問題は解けないと思います。
東京医科歯科大学に進学したユーチューバーの方が言っていました。
その方が言うには、「古文は別科目にしてよいほど、現代文とは勉強の仕方が異なる。古文は、古文単語と古典文法を覚えて、長文を読んでいく勉強法が必要なので、どちらかと言うと、英語に似ている」という意見です。
これを聞いて、なるほどと思いました。
同じ日本語の分野なので、現代文と同じような考えをもってしまいますが、英語と同じだというと合点がいきます。
そうなると、最初にやるべきことは、古文単語を覚えることです。
難関大学受験向けだと600単語くらいは覚える必要がありますが、高校受験向けなら300程度で十分なようです。
もちろん、難しい単語を覚えておいた方が良いですが、今の娘の実力だと、そこまでは必要ないです。
古文で偏差値65以上になれば、希少な単語を覚えていった方が良いのかもしれませんが。
それでも、300や600単語で良いのであれば、英語に比べると少ないと思えます。
英単語と同じように頭に叩き込むしか方法はありません。
とりあえず、今使っているアプリで272単語を一気に覚えることができました。
ランダム問題だと、まだ8割~9割の正答率ですが、それでも、何も覚えていなかった時に比べると全然マシです。
そこで、一旦、公開テストの過去問を解いてみたのです。
■とりあえず問題解いてみるか
娘は、自分自身が古文の文章を読めないので、古文の過去問を解くのを嫌がっていました。
まあ、いわゆるトラウマって感じですかね。
苦手と思うと、変な勉強ばかりをやってしまって、勇気を出して、アウトプットするのが億劫になります。
その気持ちは分からなくもないですが、やはり勉強の基本はアウトプットです。
アウトプットで間違えるから、インプットしようと意気込めるし、インプットの仕方も工夫しようと改善していくものです。
アウトプットしなければ、何も課題が見えてこないので、良い勉強方法になりません。
なので、無理やりでしたが、やらせてみました。
■全問正解&解答時間5分
ちょっと嫌そうな感じで問題を解いてたのが、解き終わると、とても喜んで、結果を報告してきました。
娘が言うには、「問題は全問正解で、解くのも5分で終わった」とのことです。
今の段階では、問題は4択のものが多いですから、全問正解しても不思議ではないですが、それでも全滅していた前回に比べるとかなりの上達です。
それに、問題を解くのが5分で終わったというのが、さらに驚きます。
公開テストは時間が無いのが有名なのですが、国語は文章題が大問で3つ出題されます。
現代文2つで、説明文と小説ですが、あと1つが古文です。
その他にも漢字や文法問題が出題されるので、1問10~15分で解かないと間に合わない計算になるのですが、古文が5分で解き終わるのであれば、現代文に15分くらいの時間を費やすことができます。
この時間短縮はかなり大きいです。
■正しい進め方と本人にあった手段
古文単語を272単語覚えた効果はかなりあったようで、古文の文章を読んでいても、何となく意味が分かるという感じになったそうです。
現代語訳を完璧にできるわけではないそうですが、英語の長文を読んでいるみたいに、何となく言いたいことが分かるようになった、という感じみたいです。
これまでだと、単語がほとんど頭に入っていないので、何を書いているかさっぱりだったと思います。
いくつかの単語の意味が分かることで、ここまで劇的に正答数も解答時間も変わるのだなと感心しました。
何よりも勉強方法と手段です。
正しい進め方と本人にあったやり方をすることで、たった一週間でここまで変わるとは思いませんでした。
次回の公開テストまで1ヶ月です。
一度、古文が全問正解できたからと言って、慢心することなく、気合いを入れてさらに勉強してほしいですが、気分的に「やれるかもしれない」と思えることは重要だと感じます。
自信を持つことで、さらに勉強効率が上がると思いますし、苦手意識が減ることで、克服の可能性が高まってきます。
まあ、現代文も時には全問正解できたようで、オンライン家庭教師の効果が少しずつ見えてきているみたいなので、ここからさらにスピードアップして上げていきたいと思います。