なんでも道しるべ

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【意外と当てはまる人続出!?】頭の良い人から学ぶ、効率の悪い勉強法を4つ挙げてみた!

勉強を効率的にするには、勉強できる人から方法を学ぶのが一番早いです。

私は中2に娘に、YouTube配信されている「りり先生」をお勧めしています。

りり先生は、東京医科歯科に通う現役の大学生で、スタサプの中学生物の講師もやってます。

非常に数学が得意な先生で、1年以上のブランクがあっても、共通テストの問題をあっさりと短時間でほぼ満点を取っていました。

偏差値の高い大学に合格している人は数学が得意な人が多いです。(もちろん数学が苦手な人も難関大学に合格している人は知っています)

そのような人たちが、どのような勉強の仕方をしているか?

それを知っているのと、知らないのとでは、対策が全く異なります。

ちょうど、りり先生のYouTube動画を見ていると、役に立ちそうな動画がアップされていたので、紹介と私の見解を書きたいと思います。

■効率の悪い勉強法4選

りり先生の動画のタイトルは「真面目な人ほどやりがちな効率の悪い勉強法4選」というものです。

様々な人が言われていることではありますが、それらを4つにきちんとまとめてくれていました。

さっそく列挙しておきます。

1.最初から全部覚えようとする。
2.全部習得してから問題演習。
3.学習内容をすべて復習する。
4.ひたすら書いて暗記する。

結構、やりがちなミスばかりだと思います。

ミスというよりは、これらの逆が正義だと思って勉強している人が多いです。

特に、4の「書いて暗記する」というのは、私が子どもの頃はそれが全てでした。

書かないと覚えられないと教えられ続けてきたので、それが正義だと思っていました。

けれども、東大生を始めとする難関大学合格者は、みんな、書いていたら時間が足りないから、見て覚える暗記法を取り入れないと成績は伸びないと言っています。

書いているのと、見ている(読んでいる)のではかかる時間が何倍も違ってきます。

さらに、書いていると、手も疲れてくるので、集中力が持たず、長時間の勉強ができないです。

したがって、必ず書かないとどうしようもできない問題以外は、できるだけ読んで、見て。話して、覚えるという方法をとるべきです。

もちろん、アプリなどを使って問題を解くのも一つです。

必ずしも書かないと仕方ない、解法や英文法などは、書かないと採点ができないですが、単純暗記の一問一答などの参考書の場合は、見て、読んで、しゃべって、暗記して行くのが良いということです。

■勉強は間違った問題が正解できること

順番が入れ違いますが、2の「全部習得してから問題演習」というのも、よくやりがちな勉強失敗例かもしれません。

問題を解くのが怖いから、とりあえず全部勉強してからでないと解きたくないという人もいますし、もっと言うと、過去問や模試をいつまでも大切に持っていて、最後の集大成で解くんだという意気込みの人もいます。

非常に効率の悪い勉強法で、勉強の主体はアウトプットです。

もちろんインプットなしにアウトプットは出来ないので、当然、インプットが最初になるのですが、ある程度の内容を学習したら、すぐにアウトプットして自分が理解できていない箇所をあぶり出した方が効率的です。

それと連動するのが、3の「学習内容をすべて復習」ということです。

これでも、自分が解けるようになった問題が気持ちよくなるので、何度も同じ問題を解いているというのがあります。

けれども、りり先生もおっしゃっていましたが、勉強は間違った問題を正解できるプロセスが大切なのであって、正解した問題を何度解いても、それは勉強になっていないです。

問題と解くのは、正解できる問題と間違った問題を区別するためのものなので、復習は間違った問題が正解できるようになっているかと確認していく方が効率的です。

■ゴールを見定めてスタートする

最後が、1の「最初からすべて覚えようとする」ということです。

りり先生が言うには、いきなり最初から暗記に走るのではなく、まずは大雑把でもいいから周りから掴んで、ポイントから覚えていく方が良いという感じでした。

これは暗記物あるあるで、特に歴史などでは、縄文・弥生がやたらと詳しく、現代が薄いという話はよくあることです。

英単語などでも、最初のページに掲載されているものは覚えているけど、後ろの方は記憶が曖昧とか、最後まで終わらずに挫折というのもよくある話です。

こういったものは、ゴールが分からずに走り出しているので、途中で迷子になってしまうケースが多いと思います。

まずは全体像をつかんで、ゴールをある程度明確にしておくことが重要かと思います。

人間誰しもゴールが分からないものは怖いので、どこまで進んだら中間で、どこまで行けばゴールで、とりあえず1周の目標とか、とのようなザックリしたものを掲げておくのが大切なのだと思います。

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今回は、非常によくある失敗例が紹介されていましたので、取り上げてみました。

これらは受験生だけでなく、中高生の日々の定期テストや模試テストでも同じことが言えます。

失敗を知ることで、無駄な行動をせずに、効率の良い学習ができると思いますので、頭に入れておきたい4つの事例でした。