定期テストの直前や前日って、どうしても緊張してしまいます。
たくさんテスト勉強をして備えた人の方が、何もやっていない人よりも緊張するかもしれません。
それは一生懸命やってきたからゆえに、高得点を取りたいという気持ちが先走るので、緊張するのだと思われます。
逆に勉強をほとんどしていない人の場合は、諦めがあるので、それほど緊張しないでしょう。
ですから、緊張しているということは、自分自身では非常に勉強した証だと思います。
テスト前の緊張に関しては、解消はなかなか難しいです。
平常心を保とうと思っても、そう簡単に緊張しないでおこうと思っても無理なわけです。
こればかりは、テストの機会を多く増やして、自分がどう緊張するかを知っておく必要があると思います。
そして、それに対してどう対処するか、それも重要なことなので、場慣れというのは大切です。
緊張する人こそ、様々なテストを受けて、テストの内容や場所などもいろいろ体験しながら、自分が緊張を和らげることができるような方法を模索した方が良いです。
とはいえ、いくら緊張するからといって、テスト前にしてはいけないことがあります。
本日はそれについて書いていきます。
■睡眠はきちんと取れていますか?
まず、一番大切なのは体調管理です。
やってはいけないトップは徹夜です。
緊張して眠れないとか、やりたい勉強が終わってなくて寝れないとか、様々な理由によって徹夜をする可能性があるかもしれませんが、どんな理由であっても、徹夜は絶対にダメです。
徹夜はその瞬間は寝れないので、身体には何もないのかもしませんが、確実に翌日のパフォーマンスに影響を与えます。
これまで積み重ねてきた勉強成果をしっかり発揮するためにも、前日は必ず睡眠を取りましょう。
それに加えて、寝る時間を変えてしまうのも良くないです。
大多数は、通常よりも寝れない人が多いのかもしれませんが、たとえ寝れなくなったとしても、いつも寝ている時間には布団に入ることをお勧めします。
テストが気になって、なかなか寝付けない可能性も直前や前日になってた出てくるかもしれませんが、それでも、同じ時間に布団に入って、横になることを続ける必要があります。
身体は寝ていなくても、横になっているだけで、疲れが取れるとも聞きますので。
■エナジードリンクを飲んだりしていませんか?
食生活に関してもいつもと同じことを繰り返すようにします。
ご飯に関しては、意識的に同じようにしようと思えばできると思いますが、直前になって焦ってしまい、食事抜きなどをしてしまうと、それも本末転倒です。
当たり前の話ですが、食事をきちんと取らないとパフォーマンスは出ませんので、食事を抜いたり、減らしたり、無駄に多くとったりなど、違うことをしないで、いつも通りの生活をすることです。
意外と注意しなければならないのが、エナジードリンクだと聞きます。
先程の徹夜と話がリンクするのですが、エナジードリンクはカフェインが多く含まれていますので、これを飲むとなかなか寝付けなくなります。
逆に、興奮するので、勉強に力が入るのかもしれませんが、これも要注意の飲み物だと言われています。
また、最も注意しなければならないのが、直前や前日だけにエナジードリンクを飲むということです。
これはやりがちの失敗ではあるのですが、直前になって、気合いをいれるために、エナジードリンクを飲むということをする人が結構いるそうです。
飲みなれていないドリンクを飲むことすらリスクが高いですし、さらに前日などで寝つけなかったら、テスト中のパフォーマンス低下は避けられません。
日頃やらないものほどリスクが高いので、テスト直前や前日だからといって、通常と違うことをやってはいけないです。
■コスパの高い勉強を常に意識する
何よりも大切なことは、余裕をもって、前倒しに、テスト勉強の予定を消化していくことだと思います。
スケジュールを立てても、予定どおり進まないことが多いですが、それは無茶なスケジュールを立てている可能性もありますが、どちらかというと、エンジンがなかなかかからず、スロースターターである可能性の方が高いです。
直前になって、焦って、徹夜をしそうになるくらいなら、1週間前や2週間前から全力でテスト勉強を開始すべきなのです。
意識的に重要なのが、常に、もし明日がテストだったとしたら、どのように勉強するかを考えるということです。
誰しも直前になると、効率的な勉強をするのでコスパが良くなってきます。
しかしながら、1週間以上も前であった場合、時間に余裕があるので、無駄な勉強をしている可能性も十分に考えられます。
もし前日であれば、どのように覚えようとするか、演習をしようとするか、それを意識することで、質の良い効率の高い勉強をするようになるはずです。
まもなく定期テスト直前の人が多くなってきます。
いろいろピリピリしたり、不安で気分が落ちたりする人もいると思いますが、あくまで定期テストです。
入試ではありませんので、最後は開き直って本番を迎えることが重要なのかもしれません。