学年末テストは、本当に早めに準備した方が良さそうです。
1年最後の定期テストの学年末テスト、これで評定が確定しますから、1年生や2年生はとても大切なテストになることは間違いないです。
けれども、この定期テストを今までの定期テストと同じような準備をしていたら、確実に間に合いません。
学年末テストの大変さを認識しておけば、少しでも早く動こうというきっかけになります。
その意識付けが大切で、無意識に勉強していても、時間が過ぎていくだけで、きちんと準備できないままテスト前日になりかねません。
しっかりと意識して準備しましょう。
■9教科を戦略的に勉強する意味
学年末テストが面倒くさいのは、まずは科目数が9教科あるということです。
まあ、これは1学期や2学期の期末テストと変わりませんが、学年末テストということで、緊張もしますし、後述する理由で副教科に時間が取れなくなる可能性も高いです。
なので、9教科の対策をきちんとするためには、早めにテスト勉強を開始するしか方法はありません。
自分が思っているよりも1週間早い勉強開始を推奨します。
さらに作戦も考えた方が良いです。
2学期までの成績表を確認して、確実に近く5が取れるというものは、若干手を抜くというか、準備に時間をかけずに他教科に時間をかけた方が賢明です。
確実に近く5が取れるというのは、1学期と2学期が評定5で、さらに学年末テストで80点以上は確実に取れるということです。
1学期と2学期のどちらかが評定5でなければ、頑張ってテスト勉強をして、90点以上を取れば評定5になるでしょうね。
なので、何の教科に力を入れて、何の教科は適正レベルにするかというのが大切な戦術ということですね。
ちなみに、娘の場合は、2学期でオール5を取りましたが、実は1学期の時は体育が評定4でした。
なので、3学期は評定5をもらえるような対策をしなければなりません。
手を抜くと評定4とされてしまうので、しっかりと5をもらえるように動く必要があるということです。
ペーパーテストは90点以上が必須の気持ちで準備が必要なのです。
■範囲は広いから、されど1点なのです
それから、学年末テストは範囲が広いんですよ。
テスト範囲表をしっかり確認する必要がありますが、3学期なので、1学期や2学期の総まとめという形式で出題される可能性もあります。
なので、それらが出せるかもしれないという準備が必要ということです。
模試テストまでは行きませんが、1年間学習ったところのどこから出るか分からないというのは、結構大変だということが分かると思います。
娘の場合、テスト範囲表にはバッチリと総合問題のことが書かれていました。
総合問題があると、一気にテスト勉強時間が伸びるんですよね。
良く言われるのが、1点の差で不合格になったとして、それをたった1点と見るか、されど1点と見るか、これは非常に難しい課題になります。
実のところ、これはされど1点として考えるべきだと言われています。
それは、1点分といっても、どこから出るか分からないから、結局全範囲を勉強することになるからです。
たった1点ですが、この1点を上げるためには、かなりの勉強量が必要だということですね。
■緊張しやすい人は要注意
最後に、一番の課題は、学年末テストという緊張感です。
この精神的にくるものは、かなり大きいです。
学年末テストということで、これで評定が決まるので、かなり緊張感があります。
自分を追い詰めたらダメだと思いますが、これで成績が確定するとなると、メンタル的にやられる人もいるみたいです。
確かに、もう次がないですから、次のテストで取り返すということができません。
まあ、それがあるから、1学期から頑張っておく必要があり、最後の3学期で取り戻そうとするから大変なのですが、その崖っぷちの人もいると思いますから、しっかりメンタルを保ちましょう。
と言っても、あくまで定期テストレベルですからね、入試が一番緊張しますから、緊張する人はその練習も兼ねてしっかりと準備しなければなりませんね。
学年末テスト週間はもうすぐです。
後悔しないような準備をするためにも、1日でも早くテスト勉強をした方が良いです。
9教科で範囲が広い学年末です。
ここで学年評定が確定するので、高校入試の内申点に影響のある1年生、2年生は精いっぱい頑張りましょう。
どうせ3年生になると緊張する入試勉強しないといけないんですから。