短期投資用のS&P500のETFを売却してから、アセットアロケーションの円グラフを作成しようかと思っていたのですが、売却を3/4程度行って、残り1/4のところで中止ました。
最初売却した1/2分は、そもそも、1/2分が地政学による下落で追加投資による価格ダウンを狙った投資だったのです。
価格が上昇してきて、短期投資分全体に利益が乗り始めたときに、その追加分は売却しました。
さらに、1/4分は、早い設定のMACDがクロスしかけた時に、少し早いけれど、売却しました。
最後の1/4分は、MACDが完全にクロスするまで待とうと考えていたのですが、なかなかクロスしないで、今に至っています。
さらに、ドル円が日銀の国債指し値オペで急上昇しているので、S&P500の早い設定MACDがクロスしても売却するかどうか悩む状況まできました。
現状投資しているのは、短期投資分の所詮1/4程度なので、+10%以上の利益が乗っているので、そのまま持っても面白いかもしれないと考えいます。
日米金利差から、ここまでドル円が上昇するとは思ってなかったです。
今年は米国利上げが8回行われると予測されています。(合計で2.0%)
この予測がどこまでドル円に織り込まれているのかが気になりますね。
■日銀の指し値オペをどう捉える?
日銀の指し値オペは金融緩和を明確に示すと言われています。
現状、先進国では日本だけが金融緩和をしていますが、欧米が利上げに向かっているので、日本ももしかすると利上げするのか?とも噂されてきました。
その噂がきっかけか分かりませんが、国債の金利が上がっているのかもしれません。
それを明確に押さえつけるというのを日銀が示したことになります。
さらに、0.25%にへばり付いているという理由から、数日に渡り指し値オペをすると初発動しました。
これも金融緩和をやっているんだという明確な方針を示しているのだと思いますが、これがどれだけの効果を発揮するのかが不明な状況だと思います。
なので、ドル円がどのような動きになるのかも分からないのではないでしょうか。
さらに上がるかもしれないし、下がるかもしれない。
FXをやっている人は、チャンスと捉えるか、リスクと捉えるか、難しいところですね。
私の場合、米国株投資分は利益サイドに行くので嬉しいですが、一喜一憂しないで、見守りたいと思います。
基本スタンスは変わらず、長期投資分はそのまま保有で放置ですし、短期投資分は状況をみて売買をします。
短期に関しては、今は買う時期ではないと判断しています。
どちらかというと売却方向ですが、それほど持っていないので、そのまま放置するのも一つかと考えています。
短期といえども、10%以上の利益がのって、さらに上がる可能性があるのなら、当分持っていても面白いのではないかと感じています。
■アセット比率の現状
現状のアセット比率を円グラフにしています。
前回とあまり変わらないように見えるかもしれませんが、実は大きく変わってきています。
一つは、相場が回復してきているので、時価総額が1~2週間前に比べると回復してきています。
1月上旬までには当分行きませんが、本業のインカムもありますから、徐々に保有資産は増えています。
もう一つは、短期投資用現金の比率が増えました。
短期用の米国ETFを売却したので、短期用の現金が増えました。
先ほども書いていますが、S&P500が回復基調で、ドル円も上がっており、利益が乗ってきたので、3/4は売却しています。
残り1/4は残していますので、これは早い設定MACDとドル円の状況をみながら、売却判断をしたいと思います。
もしかすると、さらに買い増しの動きをするかもしれませんが、それはMACDとの相談です。
現時点では買い増しはかなり低いかと思います。
これだけ上がっていると買いたくなるものですが、ここを我慢するのが良いと私は思っています。
これもMACDの存在により判断できるのが大きいです。
■買い増しの気持ちを抑えて積立投資は継続中
現状、短期投資用の現金が増えているのですが、これを投資分として考えると、投資資産の割合が以前よりも増えてきました。
いまで6割程度でしょうか。
現金はある程度持っておく必要がありますが、現状でもちょっと多いかなと思っています。
ある程度現金で持っているのには少し理由があって、住信SBI銀行が残高300万円以上ないと、手数料無料回数が10回もらえないというのもあります。
それにより、現金比率が高くなってはいるのですが、それでも、NISA口座で徐々に投資額を増やしていきたいという思惑もあるので、様子をみています。
もう一つの理由としては、米国が利上げによる相場の影響がまだ残っているとも考えています。
現状8回の利上げ分がどこまで織り込まれているのかも不明ですから。
焦って投資をすると火傷をしますから、徐々に投資額を増やしていきます。
現状でも、毎日5千円投資と、毎月5万円投資は継続していますので、地政学リスクと利上げリスクの状況でもしっかりと拾っていっています。